https://www.fnn.jp/articles/-/16006
政府は20日、各国との外交に関する国民意識を把握するため毎年行っている「外交に関する世論調査」の結果を発表した。そこで浮かび上がってきたのは、国民意識においても日韓関係が過去最悪の状態であることだ。
韓国への印象は過去最悪に
まず現下の日韓関係について良好だと思うか思わないかという設問で、「良好だと思う」と答えた人は去年(30.4%)より22.9ポイント減り、7.5%と調査開始以来、過去最低となった。
同様に「良好だと思わない」と回答した人は87.9%と9割近い結果となった。
また、韓国に親しみを感じるか感じないかという問いでは、「親しみを感じる」と答えた人が、去年(39.4%)より12.7ポイント減って、26.7%と過去最低となり、「韓国に親しみを感じない」と答えた人は7割を超え(71.5%)、過去最多となった。
ちょうど10年前の2009年の調査では、韓国に親しみを感じる人が63.1%、親しみを感じない人が34.2%だった。それがこの10年間で韓国への親しみの有無はすっかり逆転し、それ以上の不信を招いている格好で、まさに異常な事態と言えるだろう。
また日韓関係の発展が「重要だと思わない」と答えた人が去年の25.8%から37.7%へと大幅に増えたのも事実だ。
与党内には、関係悪化の中でも韓国との交流自体は維持すべきだという意見の一方で、もう韓国のことは戦略的に無視すべきだという「韓国スルー」とも言える主張もある。
政府は20日、各国との外交に関する国民意識を把握するため毎年行っている「外交に関する世論調査」の結果を発表した。そこで浮かび上がってきたのは、国民意識においても日韓関係が過去最悪の状態であることだ。
韓国への印象は過去最悪に
まず現下の日韓関係について良好だと思うか思わないかという設問で、「良好だと思う」と答えた人は去年(30.4%)より22.9ポイント減り、7.5%と調査開始以来、過去最低となった。
同様に「良好だと思わない」と回答した人は87.9%と9割近い結果となった。
また、韓国に親しみを感じるか感じないかという問いでは、「親しみを感じる」と答えた人が、去年(39.4%)より12.7ポイント減って、26.7%と過去最低となり、「韓国に親しみを感じない」と答えた人は7割を超え(71.5%)、過去最多となった。
ちょうど10年前の2009年の調査では、韓国に親しみを感じる人が63.1%、親しみを感じない人が34.2%だった。それがこの10年間で韓国への親しみの有無はすっかり逆転し、それ以上の不信を招いている格好で、まさに異常な事態と言えるだろう。
また日韓関係の発展が「重要だと思わない」と答えた人が去年の25.8%から37.7%へと大幅に増えたのも事実だ。
与党内には、関係悪化の中でも韓国との交流自体は維持すべきだという意見の一方で、もう韓国のことは戦略的に無視すべきだという「韓国スルー」とも言える主張もある。