愛ゆえの執着なのかもしれないが、ゲームをこよなく愛するゲーマーの中には、「正式な表記」や「正しい概念」などに異様にこだわる人間が存在する。
今回はそんなゲームファンたちの厄介なこだわりポイントを、ランキング形式で紹介していこう。
<3位>「ファイヤーエンブレム」を許せない
まずは『ファイアーエムブレム』シリーズをうっかり「ファイアーエ“ン”ブレム」と言ってしまうと、厄介な古参ファンから袋叩きにあってしまう問題。
英語の「Emblem」は「エンブレム」と表記されるのが一般的だが、「ファイアーエムブレム」に関しては「エムブレム」ではないといけないのだ。
また「ファイアー」の部分を「ファイヤー」と表記してもやっぱり怒られる。
ちなみに『星のカービィ』シリーズや『スマブラ』シリーズなどを生み出した桜井政博氏も、『Nintendo Direct』の中でエムブレム問題について言及したことがあった。
「エムブレム」という表記に関して、「非常に言いにくいですよね。プロデューサー曰く『ファイヤーエンブレム』と言っても良いそうです別に」としながらも、「だけど書いていく時には『ファイアーエムブレム』と書かないとですね、エムブレム警察がやってきますからね」と冗談交じりに言及。
実際に桜井氏本人も、この配信の中で何度も「エンブレム」と発音している。
<2位>「テイルズシリーズ」は間違い?
『テイルズ オブ ファンタジア』から始まる一連のRPGシリーズを、以前は「テイルズシリーズ」と呼称することが多かった。
しかしいつしか「テイルズシリーズ」ではなく、「テイルズ オブ シリーズ」と表記されることが一般的に。
今や「テイルズシリーズ」と呼称すると、一部のファンから怒られてしまうほどだ。
なお公式サイトを見てみると、2000年の『テイルズ オブ エターニア』までは「テイルズシリーズ」と表記されていた。
また2002年にリリースされた外伝的な作品の『テイルズ オブ ファンダム Vol.1』も「テイルズシリーズ」。
しかし同年の『テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2』と『テイルズ オブ デスティニー2』から、公式サイトなどで「『テイルズ オブ』 シリーズ」と表記されるようになった。
シリーズの公式ポータルサイトの名前が『テイルズチャンネル+』なのだから、今でも「テイルズシリーズ」と言っても良いように思えるが…。
<1位>オープンワールド警察
ここ数年ゲーム業界のトレンドとなっている「オープンワールドゲーム」だが、数々の話題作がリリースされることに伴い、「オープンワールドの定義」をめぐる議論が白熱するようになった。
なんとなく広大なフィールドが用意されているだけでは、「オープンワールド」とは言えないのだという。
たとえば「オープンワールド」の定義の1つに、攻略の進行順をプレイヤーが任意で決められるというものがある。
そしてこれに照らし合わせると、あの『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ですらも、「オープンワールドではない」とする見方もあるようだ。
たとえば「マスターソード」の入手方法にはゲーム内で決められた前提条件をクリアする必要があるので、「攻略の順番をプレイヤーが決められない」ということである。
また「移動制限がない」や「マップ移動がシームレス」といった定義によると、『エルデンリング』も非オープンワールドゲームということに。
ちなみに各メディアなどでは同ゲームを「オープンワールド」と呼称しているところもあるが、公式サイトでは「オープンなフィールド」といった独自の表現が使われている。厄介な“オープンワールド警察”に対する保険なのだろうか。
“こだわり”があること自体は悪いことではないが、それを他人にまで押し付けると息苦しい界隈になってしまう。
「ストファイ」シリーズも「ファイファン」シリーズも各々が呼びたいように呼べばいいし、なんとなくマップが自動生成されていればそれは「ローグライク」…でいいのではないだろうか。
https://myjitsu.jp/enta/archives/115661
今回はそんなゲームファンたちの厄介なこだわりポイントを、ランキング形式で紹介していこう。
<3位>「ファイヤーエンブレム」を許せない
まずは『ファイアーエムブレム』シリーズをうっかり「ファイアーエ“ン”ブレム」と言ってしまうと、厄介な古参ファンから袋叩きにあってしまう問題。
英語の「Emblem」は「エンブレム」と表記されるのが一般的だが、「ファイアーエムブレム」に関しては「エムブレム」ではないといけないのだ。
また「ファイアー」の部分を「ファイヤー」と表記してもやっぱり怒られる。
ちなみに『星のカービィ』シリーズや『スマブラ』シリーズなどを生み出した桜井政博氏も、『Nintendo Direct』の中でエムブレム問題について言及したことがあった。
「エムブレム」という表記に関して、「非常に言いにくいですよね。プロデューサー曰く『ファイヤーエンブレム』と言っても良いそうです別に」としながらも、「だけど書いていく時には『ファイアーエムブレム』と書かないとですね、エムブレム警察がやってきますからね」と冗談交じりに言及。
実際に桜井氏本人も、この配信の中で何度も「エンブレム」と発音している。
<2位>「テイルズシリーズ」は間違い?
『テイルズ オブ ファンタジア』から始まる一連のRPGシリーズを、以前は「テイルズシリーズ」と呼称することが多かった。
しかしいつしか「テイルズシリーズ」ではなく、「テイルズ オブ シリーズ」と表記されることが一般的に。
今や「テイルズシリーズ」と呼称すると、一部のファンから怒られてしまうほどだ。
なお公式サイトを見てみると、2000年の『テイルズ オブ エターニア』までは「テイルズシリーズ」と表記されていた。
また2002年にリリースされた外伝的な作品の『テイルズ オブ ファンダム Vol.1』も「テイルズシリーズ」。
しかし同年の『テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2』と『テイルズ オブ デスティニー2』から、公式サイトなどで「『テイルズ オブ』 シリーズ」と表記されるようになった。
シリーズの公式ポータルサイトの名前が『テイルズチャンネル+』なのだから、今でも「テイルズシリーズ」と言っても良いように思えるが…。
<1位>オープンワールド警察
ここ数年ゲーム業界のトレンドとなっている「オープンワールドゲーム」だが、数々の話題作がリリースされることに伴い、「オープンワールドの定義」をめぐる議論が白熱するようになった。
なんとなく広大なフィールドが用意されているだけでは、「オープンワールド」とは言えないのだという。
たとえば「オープンワールド」の定義の1つに、攻略の進行順をプレイヤーが任意で決められるというものがある。
そしてこれに照らし合わせると、あの『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ですらも、「オープンワールドではない」とする見方もあるようだ。
たとえば「マスターソード」の入手方法にはゲーム内で決められた前提条件をクリアする必要があるので、「攻略の順番をプレイヤーが決められない」ということである。
また「移動制限がない」や「マップ移動がシームレス」といった定義によると、『エルデンリング』も非オープンワールドゲームということに。
ちなみに各メディアなどでは同ゲームを「オープンワールド」と呼称しているところもあるが、公式サイトでは「オープンなフィールド」といった独自の表現が使われている。厄介な“オープンワールド警察”に対する保険なのだろうか。
“こだわり”があること自体は悪いことではないが、それを他人にまで押し付けると息苦しい界隈になってしまう。
「ストファイ」シリーズも「ファイファン」シリーズも各々が呼びたいように呼べばいいし、なんとなくマップが自動生成されていればそれは「ローグライク」…でいいのではないだろうか。
https://myjitsu.jp/enta/archives/115661