1都6県で構成される関東地方をヒエラルキーで考えるとどうなるだろうか。大都市・東京の存在感が強く、トップ争いは何となく予想がつくが、最下位となるとわからない。
地域ブランド研究所が発表した「地域ブランド調査2018」によれば、47都道府県の魅力度ランキングで群馬(42位)、埼玉(43位)、栃木(44位)、茨城(47位)と関東地方の7都県のうち、4県がワースト争いをするという事態だ。
ちなみに、上位には東京(3位)、神奈川(5位)、千葉(16位)が食い込んでいる。
明暗がくっきり分かれた関東各県。いったい最下位はどこなのだろう。Jタウンネット編集部は2019年4月21日から8月6日の期間、「関東のヒエラルキーで最下位はどこ?」という質問で読者アンケートを実施してきた(総得票数:2365票)。
はたして、気になる結果は――。
4割弱の人があの県と回答
アンケート結果をまとめると、上の図表のようになった。
ご覧の通り、茨城県が全体の37.6%を占める890票を獲得し、「地域ブランド調査2018」の結果と同様に最下位となってしまった。「グンマー」などとネット上でいじられる群馬県は586票(24.8%)で2位。次いで、栃木が387票(16.3%)、埼玉が212票(9%)と続いている。
意外なことに、今回のアンケートではもっとも票数が集まらなさそうな東京に全体の7.9%を占める186票も集まっている。
人口が多いことのほか、家賃や物価の高さ、自然環境の有無など大都市ならではの特徴にマイナスなイメージを抱いている人が多いというこの表れなのだろうか。ちなみに、千葉、神奈川の2県は全体的に票数も少なく、安定感を見せている。
それにしても、関東のヒエラルキーにおいてもワースト1位の座についてしまった茨城。先の魅力度ランキングでも6年連続で最下位を獲得しており、もはや不動の地位を築いているとも言える。ネット上でも、
「観光スポットらしきものはないし、美味しい特産も特にないし、ないない尽くしで、魅力度ランキング最下位の茨城!!」「もはや最下位の魅力しかない茨城県」
などと自虐的な声が上がっている。しかし、本当に茨城には何もないのだろうか。
本当に茨城には何もないのか
青銅製大仏で世界一の高さを誇る牛久大仏(牛久市)
地域ブランド研究所が発表した「地域ブランド調査2018」によれば、47都道府県の魅力度ランキングで群馬(42位)、埼玉(43位)、栃木(44位)、茨城(47位)と関東地方の7都県のうち、4県がワースト争いをするという事態だ。
ちなみに、上位には東京(3位)、神奈川(5位)、千葉(16位)が食い込んでいる。
明暗がくっきり分かれた関東各県。いったい最下位はどこなのだろう。Jタウンネット編集部は2019年4月21日から8月6日の期間、「関東のヒエラルキーで最下位はどこ?」という質問で読者アンケートを実施してきた(総得票数:2365票)。
はたして、気になる結果は――。
4割弱の人があの県と回答
アンケート結果をまとめると、上の図表のようになった。
ご覧の通り、茨城県が全体の37.6%を占める890票を獲得し、「地域ブランド調査2018」の結果と同様に最下位となってしまった。「グンマー」などとネット上でいじられる群馬県は586票(24.8%)で2位。次いで、栃木が387票(16.3%)、埼玉が212票(9%)と続いている。
意外なことに、今回のアンケートではもっとも票数が集まらなさそうな東京に全体の7.9%を占める186票も集まっている。
人口が多いことのほか、家賃や物価の高さ、自然環境の有無など大都市ならではの特徴にマイナスなイメージを抱いている人が多いというこの表れなのだろうか。ちなみに、千葉、神奈川の2県は全体的に票数も少なく、安定感を見せている。
それにしても、関東のヒエラルキーにおいてもワースト1位の座についてしまった茨城。先の魅力度ランキングでも6年連続で最下位を獲得しており、もはや不動の地位を築いているとも言える。ネット上でも、
「観光スポットらしきものはないし、美味しい特産も特にないし、ないない尽くしで、魅力度ランキング最下位の茨城!!」「もはや最下位の魅力しかない茨城県」
などと自虐的な声が上がっている。しかし、本当に茨城には何もないのだろうか。
本当に茨城には何もないのか
青銅製大仏で世界一の高さを誇る牛久大仏(牛久市)