立ってなかったので立てました
不備がありましたら申し訳ありません
スレ立て乙です
前スレの年頃の男女を同居させる話でちょっとマイナーだけど
佐々木丸美の花嫁人形
末っ子が色々な意味で危うくなってきてるのにおろおろ心配するだけで
動かない両親どうなの
あとヒーロー総モテだけどあれ結構ひどい男だった気が
ヒロインに優しくするのは誰も見てないときだけで
皆がいるときはイジメの輪に入っている男だぞ
スレタイとは少しズレるけど
リアルタイムで読まなかった名作を後になって読んで作品の良さがわからなかった時
読むべき年齢というか時期がありますね
1おつです
南ちゃんの親はぞわっとする気持ち悪さだよなあ
あだち漫画の親は息子(相手の男)に都合いいように動いているように見える
娘側からするとなんとも気持ち悪い
タッチの子供部屋は他の友達が訪ねてきたりたまり場になったりしなかったんだろうか?
3人で完結しすぎて友達少なかったとかありそうな気がしてきた
>>15
ああ、なんかわかる
>>16
あだち漫画も当人比で、男にだけ都合よく話が進む気持ち悪さが減っているんだね
と、気持ち悪さ最高潮のみゆきを読んで感じた
パンチラ等のサービスシーン多すぎ、学歴ないがしろにしすぎ、あと主人公少しは家事やれや 思った思った
主人公は野球も何もしてないんだから()どう考えても妹と同じ生活時間のはずなのに
家のことやってる場面はほぼ無かったよね
ただ今思うと、妹は再会前から義兄を異性として好いてたなら新婚ごっこをこっそり楽しんでたかもしれない
>>15
そうだね
名作なのは知ってたけど「ポーの一族」、何故か読んでなくて
大人になってから読んだけど、フーンって感じだった >>20
私は大人で読んだけど、「おおっ!」となったなあ
文庫だったから発表順ではなくて、これリアルタイムで発表順に読んでたらもっと面白かっただろうなと残念だった
あと、どうしても「誰が殺したクックロビン」はパタリロを連想してしまった 子供の頃に途中の断片的な部分を読んで
絵の怖さや不気味さでウメズさんの漂流教室はホラーだと思ってた
大人になってから思い立って漂流教室を全巻購入して読んだ
最後の最後で主役の少年の母親と彼等の覚悟の部分で号泣してしまった
無茶苦茶いい話だった
>>22
漂流教室は伏線って言うか風呂敷畳んだ話で
最後は物凄い感動巨編だけど
途中というか、それぞれのエピソード間違いなくホラーだよ
オカルトじゃなくってネタバレ?辻褄が有るから
SFホラーかな? >>23
子供の頃は洗礼とか滅茶苦茶怖いのを描く漫画家のイメージでさ
洗礼はもう怖いしグロいし
それでウメズさんを避けてたんだよね
でも大人になってむしろホラーやミステリーに耐性ついたら読んでみたくなって
洗礼も漂流教室も滅茶苦茶面白かったわ
天才だなと思ったよ みゆきもタッチの南ちゃんも、少女でありながら母親的役割も担ってるよね
少女で母親、相反する要素を備えた女というのは男の永遠のドリームなのかもしれない
パヤオの描くヒロインもそういう所ある
>>15
前スレで話題に上ったホットロードなんて
典型だよね >>15
長期連載だと、リアルタイムでも途中で感覚がそぐわなくなる事もある
連載当初はワクワクドキドキ、素敵な久住君と可愛い香澄ちゃんを応援してたはずなのに
途中からこの主人公カップルを受け付けなくなってしまった「星の瞳のシルエット」 >>29
同じく後半主人公カップル受け付けなくなったけど、あれは年齢というよりクズカスがうじうじしているせいで、周囲に迷惑かけまくったからだわ。
さっさとくっついてれば被害者少なかったのに 序盤で香澄が真理子に「えー私も久住くん狙ってんだけど!」って伝えてたらってことか
真理子ってどこか、成績とかいろいろ香澄には敵わないなって思ってそうだから、本気で好きになる前なら身を引いたかもしれないね
でも心の中ではこっそりと(あたしのほうが、香澄ちゃんより可愛いもん)って思ってそう
あの厭らしい感じは、どんなにつらそうに悩んでみせた所で
それもこれも全てクズカスの恋を盛り上げるための好ましい舞台装置なわけで
ある意味優越感と自己愛ダダ漏れだからだわ
まぁどんな漫画もそうなんだけど、途中からそれが強くなりすぎた
なんというか、作者の自己投影感みたいなものが醸されてくると鼻につくようになる
あれに陶酔できる女の子は怖い
昼メロとか韓ドラマとか大映ドラマとかを
ツッコミながら楽しむのはわかるけど
恋に恋する(本来の読者層)なら、香澄に陶酔もありだと思う
漂流教室、昔はお母さんのファインプレーすごいなって思ってたけど
今読むと「自分は我が子のためにここまでできるだろうか…」と覚悟を試されてしまう
お母さんに課されるミッション、難易度高すぎ
>>20
私もポーの一族はそんな感じだわ、いまだに
トーマの心臓を18の時に読んでよくわからなくて
その5年後くらいに読み直したら凄く良くて、なんでわからなかったんだろう?と不思議だったわ
その数年の間に何があったというわけではないけどw物語に感動できる経験値みたいなものってある気がする
その逆で、岩井俊二作品は十代の頃に見るべきだったんだろうなと思う
大人になってから観ようとしてこっぱずかしくて挫折したのよね…
バトロワ映画も今見ると演出臭くてウワーってなるんだけど
十代の時に観た時良かったから、その思い出込みで観られるって感じ 漂流教室は当時は普通の少年誌掲載だっただろうから
基本的には子供の冒険とホラーなんだけど
作者の親とは命をかけて子供を守りどこまでも我が子を信じるって理想が裏テーマかなと
それとは別に母親と娘パターンだと
やっぱり白雪姫的に、愛情と若く美しい娘に嫉妬する苦悩みたいのが描かれてるよね
洗礼とか子供の頃はひたすら怖かった
大人になってから読むと母親の複雑な心理が興味深い
漂流教室のあの母親の行動は
母親以外の人が見たら「ヒエッ気が狂ってる」としか思えないし
事情を知ってる読者からしたら「すげえ…」と感動するいいシーン
>>35
だんだん難易度が上がってくるんだよね、お母さんに課せられるミッション
最初はホテルの壁に穴をぶちあけてナイフ埋め込むぐらいだったのが
献体用の遺体をかっさばいて盗んだ薬を埋めこむわ
テレビジャックするわ
最後にはもう周囲を巻き込んで、あの最大の贈りものを用意して 天ぷら鍋素手キャッチとか、割れたガラスの上にスライディングとかはもうやらなしゃーないなーと思う
そういえば中国でエスカレーターから降りたら床が崩壊、
母親が必死に子供だけ放り投げて子供は無事、
母親は床もろとも落下して死亡、ってニュースがあったね
エコエコアザラクの作家さんお亡くなりになったんだってー!
とっくに完結してから読んだけど古臭くはあるけど面白かった
もう81歳だったそうな、お亡くなりになってもおかしくない年齢とはけっこう年とってたのね
>>42
うわあ古賀先生もか…
悲しい
近年は貞子VSミサVS富江とか脳内で遊んでた 春にして君を離れ
初読(高校生)
嫌な女のヒロインがバッドエンドでひゃっほう
やーいやーい
再読(結婚2年目)
ヒロイン同情の余地なしだけど旦那もひどくない…?
夫婦ならぶつかり合えよ!じゃなきゃ離婚しろ!
再再読(結婚14年目アラフォー子梨)
旦那ここまで冷めきるまでに小さい絶望とか虚無感がいくつもあったんだろうな…
農家転身を言い出すまでに弁護士も5年やったしそれも意気揚々と勤め始めたわけじゃないだろうし
日本では妻が夫に無視されがちな小さなサインというやつをこの旦那はおそらく沢山出してたんだろう…
本人の欠点を旦那とはいえ人に向かって気づかせろよ!と思う時点で私もジョーンなんだろうか…
怖い…
新たに目についたのはヒロインの両親が毒だったこと
母親のだらしなさを娘を責めることで衝突回避する父
自分が理由で娘たちが叱り飛ばされてるのに気にしてないっぽい母
これは歪みますわ
もし自分に子供がいたら
また10年以上経って読み返したら
きっとまた感想が変わるんだろうなという気がした
アガサ・クリスティの小説、残虐性は低いけど(性的暴行の末惨殺とかはない)
犯行動機がえげつないものが多いイメージ。
人の心の悪意によく通じていたんだろうの
シャーロックホームズシリーズ
主人公の天才でカッコイイホームズと脇役で冴えないワトソン
みたいなイメージで読んでたけど
今思うとエキセントリック過ぎるホームズより
お医者様で人格的に安定したワトソンのほうがずっといい男
良く考えたらインテリエリートであの当時の社会的地位も相当高いわ
エキセントリックな人は、実際付き合うのはキツいよね
アガサドラマまたやるのね、見るわ
アガサ 横溝正史とか物語の内容わかってても面白いのよね
横溝正史も何回も映像化されてるけどつい見てしまう
ホームズは大人になって冷静に読むとヤバい人過ぎる
180オーバーのいかつい中年男が女装してバレないわけないよなあ…
それが外国にはどう見てもおっさんな女の人いるから
ヒゲはえてるでっかい太ったババアとかマジでいるから
外国のドレスの通販って180cm以上のサイズも売っているものね。
でも海外のドレスは胸の無いアジア人体型には厳しいよ〜。
子供の頃は理解出来なかった鳩胸ってこういうことかーって分かる。
>>50
ホームズの女装ってマザリンの宝石で老婆に化けた時だっけ?
スカーフ巻いて皺々メイクして腰曲げれば余裕で誤魔化せたんじゃないかな
ホームズ痩せてるし
自分は割と原作に忠実な子供向け翻訳(薬とかはカット)を読んでホームズにはまり
次にグラナダ版ドラマを見てずっとこれぞホームズ!って思ってたから
大人になって初めてホームズ=紳士、ワトソン=お馬鹿さんなイメージが一般的と知り
すごいカルチャーショック受けたわ 暇だって言って壁に拳銃でぶっ放してるしね
ホームズ=紳士、ワトソン=お馬鹿ってたぶん犬のホームズの影響が大きいんじゃないかな
ちゃんとしたホームズを読んでない人にその傾向が多いと思う
個人的にはアイリーン・アドラーの一般イメージの方がカルチャーショックだけど
アメドラのエレメンタリーホームズ&ワトソンでのアイリーンの世間イメージのホームズの愛した唯一の女性って部分と、
原作での油断のならない好敵手な女って部分を融合させた設定に
そう来たか!ってうなっちゃったわw
情報収集の為に対象の屋敷のメイドさんを口説いてうんざりしてる場面があったのを思い出した
ホームズは女嫌いだしそりゃそうだねと流してたけど結構ひどいことしてるね
80年代半ば、LaLaが成田美名子をすごく押してたこともあって
子供心にエイリアン通りやサイファってすごい名作だと思ってた。
今になって読むと、登場人物がどいつもこいつも日本人的思考だし
作者の考え方の幼さみたいなのを垣間見て、しょっぱい気持ちになった。
>>61
当たり前っちゃ当たり前だし文句ではないけど、中身は日本人よね >>60
結構、階級で見下してるシーンあるよね
当時のイギリスでは普通の事だったんだろうけど
労働者階級とそれ以外では、対等に付き合う事はまずないという感じ 成田さんは全盛期にヲタが一杯いたから言い難なったけど
エイリアンに出て来た僕っ子も苦手だったし
全体的に私の知識を見て!みたいな海外に詳しい私みたいな内容で苦手だった
海外映画に影響受けただろうな作家でも、吉田秋生のカリフォルニア物語は好きだったわ
表立った差別があるかは分からないけど、根付いているそう(話し言葉で階級が分かるとか何処かで読んだ)
ブリジットジョーンズでも明言はされてないけどアクセントとかからブリジットは中の下くらいの階級で相手は中の上でちょっと不釣り合い…とかあるらしいわね
イギリスの話は自分には深いところまでは永久に理解できないんだろうなと思うわ
シャールと翼が日本に行ったときどうやって翼のパスポート再発行したのか
再発行とかになったら絶対翼の親に連絡行くよね
翼は、自分とシャールが並ぶと「弟」だって凹んでたけど、
だったらまずその一人称から直せよ…と思ったわ
主言語が英語だから、今思えば全部「I」なんだけどさ
>>61
高校生でデビューして高校中退、
エイリアンを連載し始めた頃は20歳そこそこだから
いろいろと知識が間違っているし、
登場人物が幼いのも仕方がないかなぁ…
本人の萌がダイレクトに作品に反映されるところは
今も昔も変わらないと思う
あと、恋愛を描くのはやめて欲しい
向いていないと思うからさwww 日本人で15歳で思春期らしい悩みも色々あって…と読者に親近感持たせる為のキャラ付けなのかとは思うけど逆に翼には共感出来なかったな。
リアルタイム当時でも何か違う感じがしていて、翼の人物像の掘り下げと私の年齢が上がるのとが重なるとますます共感出来なくなる一方だった。
あと翼が僕っ娘である必然性も感じられなくて苦手になる一方だったな
>>62
あと高校生でデビューしてるからエイリアン〜の頃で20歳位かな?
作者の当時の年齢追い越したら青臭くて読めなくなった >>67
日本でも不釣り合いは〜みたいな話はあるじゃん
金持ってればパチンコでも風俗でもセレブ扱いの日本ですらそうなんだから
イギリスはさぞかし大変だろうと思うわ 正直、少女漫画に出て来る僕っ子キャラは昔から全体的に痛かった気がするわ
僕っ子ではないけどうる星やつらの竜之介は痛いとは思わなかったけどさw
女装趣味のあるストップひばりくんとかは特に痛さは感じないんだけど
女々しい癖に一人称だけ僕なキャラは特に苦手だったな
都合よく女出したりするし
エイリアンは3巻まで
後は蛇足
初期のライトでコミカルな中にちょこっとシリアスが良かったのよ
少年漫画だけどコナンに出てくる世良も僕っ子だ
元々ゲストキャラに使わせたら凄い人気が出たのに気を良くして
重要キャラの妹にその設定をスライドさせたらしい
でもゲストは私服で男子フィクで登場した後でセーラー服の美少女として現れたギャップと
同情を誘う結末で退場した悲劇性がよかったからで、
周囲も当人も貧乳連呼で散々男に間違われて、まぁ女々しい湿っぽさがないのはいいんだけど
見た通りそのまんま過ぎて意外性がないのも、どこに萌えればいいのか個人的によくわからない
>>73
ひばりは女装男子でメンタルは男、竜之介は毒親に無理矢理男として育てられて本人は女らしくなりたいと願っている。
どちらもある意味イレギュラーな存在でメンタルが完全に女になりきれないキャラだから一人称が僕や俺でも違和感がない。
逆に女々しいのに口先だけ俺や僕の子は見ててキツい。
翼は小学生時代の回想シーンでもボーイッシュな服装で一人称僕なんだけど違和感たっぷりだったな。
一人称僕なら素手で魚を掴めるぐらいでないと >>67
ブリジットジョーンズってもともとジェーン・オースティンの何かの小説を元にしてるんだっけ?
オースティンの小説を読んでると、ジェントリの自分たちは労働者階級とは違うのよって見下してるし
でも貴族からは同じように見下されてるし、イギリスメンドクセって思う お貴族様とジェントリばかりのアッパークラスと
肉体労働者しかいないワーキングクラスはいいとして
ミドルクラスの細かい分け方は本当面倒臭いよね
日本でいわれるセレブがアッパーミドルクラスで
ホワイトカラーかつ年収はそこそこがミドルミドルで
ホワイトだけど年収は大したことないのがロウアーミドルだっけ?
ブリジット・ジョーンズはミドルミドル出身者が
アッパーミドルと恋愛する話だけど、元ネタの高慢と偏見は
ジェントリ同士の上澄みと底辺みたいな話だったはず
エイリアン通り、懐かしいなー
なんだかんだいって、毎月lalaの表紙だったよね
「あらいぐまラスカル」こっちで再放送してて
毎週見てるけど、今見るとスターリングが
自我が強いしわがままだしビックリしてしまう
やだ、あんな子
ラスカルは今見ると
「放し飼いで近所の畑を荒らしまくるんじゃ、そりゃ嫌がられるよね」
としか思えない。
オスカーがすごくいい友達なんだよね、あの子が優しい子過ぎてせつなくなる時がある
ラスカルがヤンチャな個体かと思っていたら、アライグマ自体が凶暴だということを知った時も驚いたよ
>>77
イギリスは階級社会だから仕方ないね
クリスティの自伝なんかも読むと作者本人の実家どんどん経済状況が悪くなって〜と書いてて
本人的に本当に裕福な上流階級の家の人たちにたいして引け目を感じてるというか全然格が違うとわかってる感じだけど
それでも格下の労働者階級より上だという無意識の自覚みたいのも感じられるし、傍目から見たら十分恵まれた生活はしてるあたり生粋のイギリス人なんだなあとわかる >>83
ガチガチに固定されたものではなく流動性
があるんだろうけどね、イギリスの階級って >>74
言われてみればわかる気がする
どうせ設定が無茶苦茶なんだから
1巻のトタバタみたいなコミカルでいけば良かったんだね
成田美名子は、絵はすごくキレイだけど
中身はなんだかもにょる感じ
それも、シリアスになればなるほど 白線ってそのパターン多いよね
最初は軽いラブコメ→人気出てくると「実は暗い過去が!」
「実は可哀相で!」と作者の鼻息荒くシリアスになる作品
>>86
彼氏彼女の事情がまさにそれでつまらなくなったなあ ギャグ漫画だとネタが無くなってくるからなあ
シリアス展開ならテーマが一つでも何ページも引っ張れるとか
大きいコマ使って表現したりできるしwそういう事情がありそう
せめて初期に闇を感じさせる要素でも
入れてあればいいけどね
自分も真っ先にカレカノが浮かんだwww
ただでさえ有馬の闇()だったのに、初期は両親ともクズ揃いと言われてたのが
有馬似の父親がやたらageられ、母親だけが悪みたいな扱いで
それも白けた展開になおさら拍車かけたんだよなぁ
連載引き延ばしには少年漫画はバトルモードになって少女漫画はトラウマ発覚になるよね
そういう意味ではグリーンウッドで光流先輩の実親に関して
全く触れずにいたのは今考えるとすごいな
>>92
光流先輩の場合は捨て子だから実親のことを誰も知らないし、義弟の言う通り生後間もなく別れた赤ん坊が高校生になった姿を見ても実親は気づかないってのもあるだろうしね。
イケメンのトラウマと言えば光流先輩の方が絵になるんだろうけど、すかちゃんの不幸のデパート状態もすかちゃんの恋愛の部分にしか触れなかったのもすごい。
蓮川兄弟がなぜ両親の死後頼れる親戚もいなかったのか?という部分は編集部が連載引き延ばしの為に書かせたがりそうなのに その割に忍先輩の兄と元婚約者の話は結構がっつりやってたような記憶
あのエピソード暗い上に誰にも共感できなかったけど今思うと妙にリアルだ
>蓮川兄弟がなぜ両親の死後頼れる親戚もいなかったのか?
あそこの兄弟は親が天涯孤独設定ぽいし親戚いたとしてもいきなり親を亡くした兄弟の面倒見るとか普通は内心迷惑がられるのがオチだからなあ
それに母親亡き後、金銭的な面では保険金とか加害者の見舞金があったから下手に親戚いたらかすめ取られてたかもしれないし
兄弟二人で生きてきて結果お互いに強度のブラコンになってしまったというのがあの兄弟の特徴なんだからいいんじゃないかな
>>46
湊かなえや角田光代あたり十八番のイヤミス元祖なのね > クリスティ クリスティの某小説で犯行動機が莫大な遺産争いと見せかけて金持ちにとってはたいしたことない額に過ぎない金銭が動機だったのにはびっくりしたな
でもあの犯人にとってみたら自分のささやかな夢が叶えられる額だし、なにより頭からっぽな女主人にへりくだって生きていく生活から解放されるのが救いだったんだろう
若い頃より中年以降に読んだら犯人の気持ちがいたいほどわかるようになるからクリスティ作品は奥が深い
>>97
ドラマ版しか見てないけど、昔見た時は愚かで無様な犯人と思ったけど
最近見たら、犯人の気持ちが解り過ぎて切なくなった
他人に遣われるのではない自分の意志を表現できる場が欲しかったのもだけど
ポワロや殺した女主人の夫への態度からして、恋する事にも憧れていたんだろうなと
賢さには自信をもっていたであろう犯人、
「なんでこんな馬鹿でつまらない女が男性から愛されてロマンスを味わって、私には何もないの」
と思ってたんだろうな >>98
原作と2000年代のドラマ化しか、知らないけど、被害者の夫が登場するんだ?
原作は被害者はバツイチ、ドラマは存在をスルーされていたはず
クリスティ原作のイギリスドラマ、面白いけど妙な改変があるのが嫌だ
原作に忠実な正統派の映像化は過去にやってしまっているからなんだろうけど
ポアロモノで、女主人を尊敬している、女主人の小さいむ 続き
幼い娘の家庭教師がいた設定で、
原作では、しっかり者で賢い女主人を尊敬しているだけだったのに
ドラマでは、百合百合しくて何だかイヤだった
女優が両方とも上品で芸達者だったのも残念
>>99
ポアロ作品の映像化は英国が制作していたときはよかったんだけど、
アメリカの製作会社に変わってからは原作の無意味な改変と、
小道具のチープさが目立ってきてなぁ…
そして意味もないのに同性愛者を出すんじゃない!!!
あとミス・マープルの独身理由が「恋人が戦死したから」は許すが、
「恋人が既婚者」は本当に蛇足で無意味だろ?
専スレが阿鼻叫喚だったからなぁ… ポワロは、制作会社が転々としてて
初期作品は殺人事件といえど、家族で安心してみられる作品だったのに
後期、いきなり生々しいシーンから始まった作品があって
リビングが凍りついた
誰もそんなの望んでないわ
そういえばホームズもイギリス制作のは良かったな
神経質そうなインテリっぽくて
ポアロはどのシリーズの話か忘れたけど、話の流れで雑貨屋のディスプレイが出てきて
最後の謎解きでそのとき一緒に写ってた別アイテムが実は重要な凶器だった、って演出に気付いて
おお、こういうことか!って感心したわ
その後、金田一少年のドラマを見たら、美雪の「へ〜、あの人が」って意味深なセリフに被せて
まだ「この中に犯人がいる」段階なのに、犯人女性の左薬指の指輪をアップで映しちゃって既婚バレ
過去の被害者が夫=復讐殺人があっけなく連想されて、つくづくこういうミステリーの演出がヤボだよなぁ
とガッカリした
>>98
逆にドラマのほうは知らんけどドラマの犯人はロマンスに憧れてるような設定だったんだ?
原作は女主人があまりにも薄っぺらい人生なのにエセ芸術家ぶって実家の富豪ぷりも自慢するしで
内心プライド高かった犯人がどれだけストレス溜め込んでたってのが最後の吐露場面だけでも十分わかる感じになってる
日本でいったらそれなりに勉強できて育ちもまあまあよかったのに実家が破産したりして進学できず
本人には落ち度が無いものの不幸が重なって中年になった今ではしがない会社のパート事務員でなんとか食べていってる
そこの会社には社長の親戚のハイミスお嬢がいて形だけの社員みたいなもんだから面倒な仕事は全部彼女に押しつけて自分はしょっちゅう休みとって海外旅行
ハイミスお嬢は勉強できなかったので高い学費のお嬢様大学卒でそれでも彼女より高い給料もらっていて、しょっちゅう自分の家の自慢とか、やれ高価なブランド品もってる文化活動もしていてその筋の著名人と知り合いだ
その気になったら医者や弁護士などと結婚する機会がたくさんあったけどあえて独身選んだとかくだらない自慢話を延々として
それでも彼女はハイミスお嬢の自慢話に媚びうるしかない惨めな境遇でとうとうある日積もり積もった鬱憤で犯行を決意するて感じの話になるかな クリスティものの改変といえば、レンタルで観た昔の映画そして誰もいなくなったが
犯人が目的を果たして満足してるところに死んだはずの2人の人物が現れて
「あんたの計画に気づいて死んだふりしたんだよ〜ん」という落ちに変えられてた
アガサドラマまたやるけど一応見るわ
前にやった野村萬斎のポワロは酷かったなあ
野村萬斎さんも気の毒だったよ変な演出されてて
>>107
森進一が「おふくろさん」で勝手に歌詞の一部を変えたと作詞家と揉めてたけど、
作品のオチを変えるって、権利的に大丈夫なんだろうか。 小学生の頃初めてポワロ(子供向けの)読んだ時は恥ずかしながら
「なにこの自意識過剰で偉そうなオッサン。灰色の脳細胞って何よ」と思ってしまった
ああいう性格の魅力がわかるには人生経験が足りなかったわ
>>111
わかる
しかも私、ナイル殺人事件を初めて読んだ時
この偉そうなオッサン(ポアロ)が犯人だろうと途中まで本気で思ってたw
何しろ登場人物の中で一番偉そうで嫌いだったからw >>108
萬斎の時点で負け戦だったと思う
有名キャラとかけ離れてた >>111
ホームズも似たような性格だと思うのだけど 子供向けのホームズは(今は違うのかも知れないけど)
優しくてかっこうよくて強くて紳士でって感じの
スーパーヒーローホームズが多かった気がする
>>81
いい子だよね…
ハリウッドのオスカー像を見るたび
あの子を思い出すのよ