麻生副総理兼財務大臣が「いくら動機が正しくとも、ヒトラーはだめだ」などと述べ、その後、発言を撤回したことについて、
共産党の志位委員長は記者会見で、閣僚の資格は無いとして麻生副総理の罷免を求めていく考えを示しました。
麻生副総理兼財務大臣は29日の派閥の研修会で「いくら動機が正しくとも、ヒトラーはだめだ」などと述べ、
その後、「ヒトラーを例示としてあげたことは不適切であり撤回したい」とするコメントを発表し、発言を撤回しました。
これについて共産党の志位委員長は31日の記者会見で「大変重大な発言で、撤回したからといって決して済ませられる問題ではない」と批判しました。
そのうえで志位氏は「麻生氏がヒトラーに対しシンパシーを抱いているということを否定しがたい形で明らかにしたと思う。
国際政治に参加する資格や、閣僚の資格が無いことは明らかで、安倍総理大臣に麻生氏の罷免を強く求めたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170831/k10011120931000.html