「党員からパワハラ」 共産の岐阜市議が離党 | 岐阜新聞Web
共産党の原菜穂子岐阜市議(38)=2期目=は5日、党内でパワーハラスメントを受けたとして離党したと発表した。
来年4月の市議選には無所属で出馬する意向を示した。
原市議は「パワハラに対する党の対応にも不信感があった」と述べた。
原市議と党岐阜市議団(堀田信夫団長)によると、原市議が2014年の補欠選で初当選して以降、岐阜地区で活動する年配党員2人から嫌がらせを受けていた。
党岐阜地区委員会などに相談したが、改善されなかった。
7月の原市議の離党届提出を受け、党岐阜地区委員会幹部らが調査。
2人はパワハラを認めたという。
反省文の提出を求めるなどしたが、処分はしない方針。
堀田団長は「パワハラに気が付けなかったことは申し訳なく反省している」と述べた。
原市議は5日、市議会の共産会派を離脱。
共産会派は2人となり、議員3人以上が要件の「交渉団体」でなくなるため、一般質問での代表質問などができなくなる。