SNSを通じて知り合った北海道札幌市内の小学生にわいせつな動画を送らせたとして愛知県名古屋市のアルバイト従業員の29歳の男が逮捕されました。
児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕されたのは、名古屋市のアルバイト従業員の29歳の男です。
男は2019年1月27日、SNSを通じて知り合った札幌市東区の小学校高学年の女子児童に、スマートフォンで裸の映像などを撮影させてパソコンに送信させ、保存した疑いが持たれています。
警察によりますと男はSNS上で自分を小学6年生の男子児童だと身分を偽り、2018年から2019年の冬にかけて女子児童と接触していたとみられています。
自分を紹介する画像「アイコン」にはネット上に掲載されている中学生くらいの少年の画像をそのまま使用し、偽っていたとみられています。
女子児童が男に動画を送った数日後にスマートフォンを確認した母親が気付き、事件が発覚しました。
調べに対し男は、「わいせつな動画をSNSを使ってパソコンに送らせた」と容疑を認めているということです。
さらに男は「40〜50人ほどの小中学生の裸の画像を送らせた」との趣旨の話もしていて、押収された男のパソコンからは多数の児童などのわいせつな画像などが見つかっているということで、警察が余罪を追及する方針です。
警察によりますと自分で裸などの画像を撮影し送るいわゆる「自画撮り」被害は、北海道内では2019年1月から5月までに12件摘発されています。
https://sp.uhb.jp/news/8705/