世界の核兵器は1万4525基、9カ国が保有、その内訳は
アメリカ科学者連盟(FAS)によると、1980年代末の冷戦末期には、核兵器の数は7万基以上に達した。
FASや他の機関は、核兵器の保有数を記録し、定期的に発表している。
現在、世界の核保有数は劇的に減った。だがその規模、拡がり、破壊力は憂慮すべきレベルにある。
科学者は、広島型原爆の100倍の破壊力を持つ核兵器は、それだけで「核の冬」を引き起こし、世界的な飢饉をもたらすと予測している。
「現在の保有数と1950年代の保有数の比較は無意味。現在の核兵器の破壊力は極めて大きい」と兵器専門家のハンス・クリステンセン(Hans Kristensen)氏とロバート・ノリス(Robert Norris)氏は6月、FASが発表した報告書に記した。
「核軍縮のスピードは著しく低下している。核保有国は核軍縮を計画するのではなく、強力な核兵器を保持し続けようとしているように思える」
以下の地図には、世界の核保有国9カ国ごとの保有数をまとめた。
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