任期満了に伴う静岡市議選は28日、投票が行われ、即日開票の結果、新市議48人が決まった。投票率は市全体で40・13%と前回選を1・03ポイント下回り、過去最低だった。新型コロナウイルスの影響で、多くの候補者が集会を自粛するなどして論戦が深まらず、有権者の関心は高まらなかった。
当選者の現元新の別は現職35人、元職2人、新人11人。政党別では自民18人、公明6人、共産4人、立憲民主2人、諸派1人、無所属17人。自民は公認候補が20人中18人当選し、新人の推薦候補は6人中4人が当選した。公明と共産は公認候補が全員当選。立憲民主は初めて議席を獲得した。1人を擁立した維新は議席を得られず、現新2人に推薦を出した国民民主は現職のみ当選した。
トップ当選は葵区が自民現職の繁田和三(68)、駿河区が自民現職の池谷大輔氏(40)、清水区は公明現職の山梨渉氏(44)。
区別の投票率は葵39・48%(前回40・58%)、駿河37・82%(同37・96)、清水42・85%(同44・52%)。3区とも過去最低だった2017年の前回選を下回った。
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