
立民 衆院選総括発表 異論噴出の素案から野党共闘部分の記述を修正
立憲民主党はきょう、去年の衆議院選挙をめぐり反省点や今後の対応などをまとめた「総括」を発表しました。異論が噴出していた野党共闘に関する記述については素案から否定的な箇所が一部削除されています。
立憲民主党が発表した衆院選の総括では、小選挙区での野党共闘について「一定の成果はあったものの、想定していた結果は伴わなかった」と評価。比例代表での議席も大きく減らしたことから「選挙戦における全体的な戦略の見直しを図る必要がある」とまとめました。
総括の案をめぐって、執行部は25日に党の常任幹事会で了承を得たい考えでしたが、野党共闘に関する否定的な記述に対して、夏に選挙を控える参議院側などから異論が噴出し、了承が見送られていました。執行部は25日に示した案から野党共闘について評価する文言を追加する一方、共産党との連携で投票先を立憲民主党から他の党に変更したとする分析や「一定層の離反への影響が読み取れる」と指摘した文言を削除。総括案は、きのう行われた持ち回りの常任幹事会で全会一致で了承されました。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4457072.html