
NECは2022年2月10日、新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませているかどうかを顔認証技術で迅速に確認するシステムを開発し、
22年3月中にクラウドサービスとして提供すると発表した。観光施設やイベント会場などでの利用を想定し、24年3月末までに1000カ所での導入を目指す。
観光施設やイベント会場に設置された顔認証システムで来場者が本人確認を受けるときに、
ワクチンの接種が完了しているかどうかを一緒に確認できるようにする。
政府の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ(ワクチンパスポート電子版)」と連携し、来場者の顔情報と証明書情報をひも付けることによって実現する。
顔認証などの生体認証と、IDの連携機能を一体化したクラウド「NEC I:Delight(アイディライト) Services」の機能の1つとして提供する。
初期費用は個別に見積もる。クラウドサービスの月額料金は登録するID数によって変わる。1000IDまでの場合で月額約40万円(税別)を予定する。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/12218/