高校生の制服 流行する着こなし予測アプリ 高専生が開発 三重
スカート丈や靴下の長さなど、過去の高校生の制服の着こなし方を分析して、今後、流行する着こなしを予測するアプリを、三重県鳥羽市の高等専門学校生が開発しました。
アプリは、鳥羽商船高専情報機械システム工学科の永井玖愛さんたちのチームが開発しました。
女子高校生などのファッションをめぐっては、1990年代後半ごろに流行したルーズソックスが最近注目されるなど、過去の着こなしが再流行「リバイバル」することがしばしばあります。
永井さんたちは、この点に注目し、過去にはやった靴下の長さやスカート丈を分析して作ったアルゴリズムを使い、今後、流行する着こなしを予測するアプリを開発しました。
アプリは「りばるん」と名付けられ、身長や骨格のタイプなどを入力したうえで、全身の写真を撮ると、今後、流行し、利用者に似合う着こなし方がAR=拡張現実の技術で表示されます。
アプリは、去年11月に福島県で開かれた「パソコン甲子園」のモバイル部門でグランプリに次ぐ、ベストアイデア賞を受賞したということです。
永井さんは「機種によってレイアウトがうまく表示されず苦労しましたが、みんなで話し合いながら楽しく開発できました」と話していました。
現在、このアプリは一般には利用できませんが、永井さんたちは今後、修正を加えて公開することも検討しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230118/k10013953141000.html