5月9日投開票の韓国大統領選で、進歩(革新)系の最大野党「共に民主党」は3日、予備選で文在寅(ムンジェイン)・前代表(64)を党の候補に選出した。朴槿恵(パククネ)前大統領の罷免(ひめん)・逮捕で保守系勢力が退潮するなか、文氏は世論調査で支持率トップを独走し、進歩系として9年ぶりの政権奪還を目指す。
調査会社リアルメーターが3日に発表した世論調査結果によると、文氏の支持率は34・9%。4日に第2野党「国民の党」の候補に決まる見通しの安哲秀(アンチョルス)・元常任共同代表(55)は18・7%で、保守系の2候補はともに支持率10%に満たない。文氏以外が「非文在寅」で候補者を一本化できるかどうかが焦点だ。
文氏は対外政策を朴政権から大きく変える姿勢をとっている。慰安婦問題の日韓合意を見直す考えを早くから表明するなど、日本に対して厳しい発言が目立つ。(ソウル=武田肇)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170403-00000065-asahi-int
調査会社リアルメーターが3日に発表した世論調査結果によると、文氏の支持率は34・9%。4日に第2野党「国民の党」の候補に決まる見通しの安哲秀(アンチョルス)・元常任共同代表(55)は18・7%で、保守系の2候補はともに支持率10%に満たない。文氏以外が「非文在寅」で候補者を一本化できるかどうかが焦点だ。
文氏は対外政策を朴政権から大きく変える姿勢をとっている。慰安婦問題の日韓合意を見直す考えを早くから表明するなど、日本に対して厳しい発言が目立つ。(ソウル=武田肇)
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