.308 Winchester《テストバレル: 24インチ》
185 gr (12 g) Lapua Mega JSP 2,510 ft/s (770 m/s) 2,588 ft·lbf (3,509 J)
.460 S&W Magnum《テストバレル: 8.3インチ》
200 gr (13 g) DPX Cor-Bon 2,300 ft/s (700 m/s) 2,350 ft·lbf (3,190 J)
300 gr (19 g) JFN Buffalo Bore 2,060 ft/s (630 m/s) 2,826 ft·lbf (3,832 J)
.500 S&W Magnum《テストバレル: 8.3インチ》
300 gr (19 g) FTX Hornady 2,075 ft/s (632 m/s) 2,868 ft·lbf (3,888 J)
近似した数値の.308と.460マグナム、.500マグナムのデータを並べてみた。
.460XVRは高速ライフル弾と大口径マグナムの両方の側面を併せ持つ弾薬である事が伺える。
.460をタンデム構造にして先端はタングステンAP、後部をEFMJ構造にすれば、
NIJクラスVの防弾プレートを抜き、ストッピングパワーも両立させられる事になる。
距離15mからの.30-06AP(初活力ME:2,820 ft·lbf )を1回だけ防ぐNIJクラスWは.338ラプアの狙撃(初活力ME:4840 ft-lbs 1000ヤード先のKE:1365 ft-lbs)をも防ぐだろう。
銃身長8インチは拳銃としては長大だが、至近銃撃専用と考えればNIJクラスWは無理でも、クラスVまでは通用するアーマーピアス拳銃足り得る事になる。
(因みにNIJクラスVは7.62mmNATO通常弾、5.56mmAPを15mの距離で防ぐ防弾基準)
NIJクラスVは7.62mm×51APには抜かれるので、.308準拠の.460APには抜かれてしまう理屈。
14インチバレルなら通常弾でも十分狙撃できるレベル。