医療向け人工知能(AI)の競争が熱を帯びてきた。富士フイルムやオリンパスなどの医療機器メーカーに加え、NECや富士通などのシステム会社も開発に力を入れる。医療情報サイトのエムスリーも参入した。医療機器の分野ではメーカーの再編・集約が進んでいるが、医療AIは有望な市場になると判断。文字通り「戦国時代」の様相を強めている。
大腸内視鏡の検査中、アラーム音が鳴り響く。がんやがんになる前のポリープと疑われる部分をAIが検出したためだ。内視鏡の...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ155FS0V10C21A3000000/