東京メトロは、8月27日からダイヤを改正する。対象路線は、銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線の4路線。同社広報担当者は「コロナ禍でのテレワークの定着などにより、利用者は減少傾向にある。最近やや回復基調ではあるがコロナ前の水準には達していない」といい、全体的に減便を基本とした改正となった。初電の繰下げ、終電の繰上げは実施しない。
【画像】東京メトロのダイヤ改正、主な変更点は?
銀座線(浅草駅〜渋谷駅間)では、平日午前10時〜午後4時・土休日午前8時〜午後8時の1時間あたり18本から12本に減便。通勤ラッシュの平日午前7〜10時ではそれぞれ1時間当たり4本の減便、帰宅ラッシュの平日午後5〜7時ではそれぞれ1時間当たり2本の減便となる。
丸の内線では、平日午前6〜10時の時間帯において、池袋駅〜新宿駅間ではそれぞれ1時間当たり1〜3本の減便、新宿駅〜中野坂上駅間ではそれぞれ1時間当たり1〜2本の減便と3本の増便、中野坂上駅〜荻窪駅間ではそれぞれ1時間当たり1〜2本の減便、中野坂上駅〜方南町駅間ではそれぞれ1時間当たり2〜6本の減便。その他、平日午前10時〜午後3時、平日午後5〜9時、土休日午前6時〜午後11時の時間帯でも減便を実施する。
また、中野坂上駅〜方南町駅間で3両編成による運転を取りやめ、丸ノ内線全区間の列車を6両編成に統一。平日8時台の新宿駅行きと新宿駅始発列車を中野坂上駅方面へ運転区間を延長する。
東西線では、平日午前7〜11時の時間帯において、浦安駅〜中野駅間(午前7時台)、西船橋駅〜中野駅間(午前9時台)、中野駅〜西船橋駅間(8時台)、中野駅〜東陽町駅間(10時台)で1本減便する。
千代田線では、平日午前7〜9時の時間帯において、北綾瀬駅〜綾瀬駅間で1本、綾瀬駅〜代々木上原駅間ではそれぞれ1時間当たり1〜2本の減便する。
同社広報担当者によると、コロナの影響によるダイヤ改正の1回目は2021年3月。以降、主な改正は今回で4回目となる。
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