2017.3.23 09:00
松井一郎大阪府知事
大阪市を廃止して「特別区」に再編する大阪都構想をめぐり、大阪府の松井一郎知事は22日、来年秋の実施を目指している都構想の住民投票で反対多数となった場合、
「きれいさっぱり諦める」と述べた。2月定例府議会の総務常任委員会で、公明党の八重樫善幸府議の質問に答えた。
同委員会で、八重樫府議は松井知事が目指す都構想再挑戦について、「『勝つまで何度でも住民投票するつもりか』という市民の声もある」と指摘。
これに対し、松井知事は「来年秋の住民投票の結果を厳粛に受け止め、従うのは当然のこと。いつまでもずっと引きずるということはない」と述べた。
さらに、「僅差で負けたとしても、3度目の住民投票はないか」と尋ねた八重樫府議に対し、
松井知事は「私の任期中に2度できるなんてことはあり得ない」と応じ、3度目はないとの認識を示した。
http://www.sankei.com/smp/west/news/170323/wst1703230016-s1.html