ベネッセ個人情報の流出で会見
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025867751.html?t=1404941848023 教育事業などを手がける「ベネッセコーポレーション」は、通信教育のサービスなどを利用している子どもや保護者の
名前や住所、電話番号などの個人情報あわせて760万件が外部に流出したことを確認したと発表しました。
会社側は流出した個人情報は最大で2070万件にのぼる可能性があるとしています。
これは9日夕方、ベネッセコーポレーションが記者会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、6月下旬以降ベネッセの通信教育サービスなどを利用している顧客から、
「別の会社からダイレクトメールやセールスの電話があった」という問い合わせが相次ぎ、会社側が調査したところ
名簿を販売する別の会社がベネッセの顧客情報を含んだ名簿を扱っていたことが分かりました。
これをさらに調査した結果、ベネッセが手がける「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」など26の通信教育サービスなどの
顧客情報のうち、子どもや保護者の名前や住所、生年月日、電話番号などおよそ760万件の流出が確認されたと
いうことです。
流出した個人情報の元となるベネッセのデータベースには、2070万件の個人情報が保管されていることから
会社側は流出した個人情報は最大でおよそ2070万件にのぼる可能性があるとしています。
一方、顧客のクレジットカード番号や金融機関の口座番号のほか、個人の成績に関する情報の流出はいまのところ
確認されていないということです。
またベネッセは、流出した個人情報は、社員による持ち出しや、不正アクセスによるものではないとしており、
警察が捜査を開始しているということです。
親会社のベネッセホールディングスの原田泳幸社長は会見で「多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわびします。
全精力を傾けて解決に向けてリーダーシップを図っていきたい」と陳謝しました。07月09日 18時34分