エマ「エマ・シャーロット・デューレ・ワトソンデス」
エマ「ニホンゴ、マダマダデスガ、ヨロシクデス」
カオチッチャーイ
チョーカワイー
千歌「内浦にエマは二人もいらないのだ…」ボソボソ
というか名前長いなぁ…、ワトソンが苗字ってことでいいのかな?
それなら……
千歌「はじめまして! 私『たかみ、ちか』だよ。 よろしくね『ワトソン』さん!」
エマ「ハイ、ヨロシクデス、タカミサン」
くっくっくっ、エマ感ゼロ作戦スタートなのだ!
エマチャンナンデコッチニキタノー
エマチャンスキナジョシノタイプハー
ゼロ作戦失敗なのだ…
ぐぬぬ、ちょっと人気ありすぎでしょ…
うーーーーーん、そうだ!
千歌「ねぇ、みんなだめだよ。 まだ日本語慣れていないんだから疲れちゃうよ?」
ソウダヨネゴメンネー
マタアトデユックリハナソウネー
ふっふっふっ、追い払い作戦大成功!
この調子で……
エマ「アノ…」
千歌「うん?」
エマ「タカミサン、エート…アリガトウ」ニコッ
……別に気を使ったわけじゃないのに
なんか私、嫌な子だなぁ
ぐちゃぐちゃしたこの気持ちと、あの娘の甘い匂いが寝るまで消えなかった…
……なんてポエムってみたけど起きても消えないのだ…
エマ「タカミサーンオハヨー!」オテテフリフリ
なつかれたのだ…
千歌「ワトソンちゃんおはよ!」
やっぱりいい匂いする……
エマ・ワトソンの性格とか知らない
ハーマイオニーのイメージしかない
エマ「タカミサン、アーン」
千歌「えっ、ど、どうしたの?」
エマ「ニッポンノジョシコウ、コレヤルキイタデス」
聞いたことないよ!?
千歌「多分それは聞き間違いだと思うよ?」
エマ「タカミサンハ、シテクレナイデスカ…」ウルウル
千歌「し、します」アーン
エマ「フフ、ヨカッタデス」ニコッ
こんな可愛い娘の頼みを断れるわけがないじゃん
ま、千歌の次にだけどね!
私は後悔真っ盛り中だ、なぜならば…
エマチャンオハヨー
エマ「ヨウ、おはよう。 きょうもげんきよくデス」
エマチャンニホンゴウマクナッタネー
エマ「リコ、みんなやさしいからデス!」
千歌「……ワトソンちゃんおっはよ!」
エマ「タカミサン、おはよ」ニコッ
ああああああああああああああああ
何この関係! もう三ヶ月経ってるんだよ!?
仲良くなってるのに仲良くなってない
どういうこと? どうすればいいの!???
でもエマワトソンって正直そこまで可愛いくないよな?
エマ「タカミサン、きょうのかお、くらいよ?」アーン
千歌「あーん、、、ちょっと考え事しててね…」モグモグ
エマ「……ワタシはなしきくよ?」
千歌「んー、ごめんね。 全然大したことないから大丈夫だよ!」
エマ「そう…」シュン
本当にごめんね…、私がくだらない意地を張っちゃったせいで
別に今でもあの時と同じ気持ちなわけではない
でもなんか今更言い出せなくなっちゃって……
あーあ、そっちからひょろっと呼び始めてくれればいいのにね
そしたら私は喜んで呼ぶのに
でも結局そのままの関係でついに卒業しましたとさ
おわり
はっ、夢! うぅ…こんなの嫌だよぉ
なにかきっかけを作らないと……
そうだなぁ…
千歌「ワトソンちゃんは次の日曜日に用事あったりする?」
エマ「いいえ、ないデスよ」
千歌「そっか、もしも良ければさ…んーと」
エマ「?」
千歌「あ、遊びに行かない?」
エマ「いきますいきます!」
千歌「即答!? 良かった…。あのね一緒に行きたいところがあって」
エマ「えへへ、タカミサンとデートうれしいデス!」
千歌「デ、デート!? 少しお出かけするだけだよ///」
エマ「つぎのにちようびがたのしみデス」
ど、どうしようなんかドキドキしてきちゃった
作戦、うまくいかないかも……
日曜日
千歌「とうちゃ〜く!」
エマ「ニッポンのジンジャ! すごいデス」
千歌「えへ、ここは見晴らしが良くていい所なんだよ」
エマ「うみがみえてきれいデス」
千歌「それだけじゃないんだぁ。 ここには伝説があってね」
エマ「デンセツ?」
千歌「そう、ここで買う木の板に」
お互いの名前をお互いが書きあって、あの大きな木に吊るすと
ずっと仲良くいられるんだって
エマ「おたがいの、ワタシとの…なまえを?」
千歌「うん。 だからね、その…」
ドキドキする…、まるで告白みたいなのだ
千歌「私のね……」
もし拒絶されると思うと、怖い
でも、でも!
千歌「千歌の名前を、エマちゃんに書いてもらいたいの」
エマ「エマが……、チカの?」
エマ「そしてチカがエマの……?」
千歌「そう、千歌がエマって書くの!」
言ってしまった、反応は……
ええっ!? 笑い泣き!???
エマ「うぅ…、チィカァ」ニコニコ
千歌「笑ってるの? 泣いてるの!?」
エマ「どっちもデスゥ、だってうれしいんデス」
ずっとこわかったから
エマ「ずっと、このままかなっておもってたんデス」
千歌「ごめんね、ごめんね…」
エマ「いいんデスよチカ。チカわるくないです。チカいいこ、チカだいすき、チカチカ」
千歌「えへへ、エマちゃん千歌のこと呼び過ぎだよ」
エマ「チカ、はやくかきにいくデス」オテテヒッパリ
千歌「あ、エマちゃん。 そんなに急がなくても…」
エマ「チカ、おはようデス」
千歌「エマちゃんおはよー」
名前を呼び合う、たったそれだけのことなのに
とっても…
エマ「今度はエマがチカをデートにさそうデス」
千歌「だからあれはデートのつもりじゃ///」
千歌がちょろいだって?
いえいえ、最初から千歌は言ってたよ
内浦にエマは二人もいらないって
う、嘘は言っていないのだ
なんちゃってね
おわり
やっぱりエマちかなんだよウィンガーディアムレビオーサなぁ
エマワトソンって
バリバリの意識高い系フェミニストだぞ
>>50 つまり千歌ちゃんが髪伸ばしてウェーブにしたり
ハーマイオニーの髪型のカツラを被ればエマ・ワトソンになるということか
>>48 エマ・ワトソンはガチフェミで意識高い系ニワカフェミに疎まれてるんだよなあ
千歌(よく分からないけどエマちゃんは千歌を好きってことかな)ドキドキ
>>24 うそ……私よくエマワトソンに似てるって言われるけど誉められてなかったんだ…orz
>>54 エマワトソンより内浦のエマワトソンの方がかわいいよ!
>>52 なんか偉い場所のスピーチで女性の権利主張に偏りすぎたフェミニストdisってたよね