1名無し募集中。。。2018/06/11(月) 09:09:19.710
昨年6月12日、さいたまスーパーアリーナでのラストコンサートをもって惜しまれつつも解散した
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ、℃-ute。そのメンバーだった鈴木愛理が一年の期間を経て、
ソロシンガーとして再デビューを果たした。6月6日に発売された彼女のデビューソロアルバム『Do me a favor』は、
ハロプロを卒業したメンバーとしては極めて異例の好待遇でのリリースとなっている。
ハロプロの全グループが所属する事務所・アップフロントグループでは、ソロシンガーとしての再デビュー
となると、過去にほとんど前例がない。安倍なつみ、後藤真希らモーニング娘。の全盛期を牽引した
エース級のメンバーがソロ楽曲をヒットさせた過去もあるものの、それはグループ卒業後もソロとして
ハロプロに在籍した期間中のことだった。また、今は女優をメインに活躍する真野恵里菜は
ソロアイドルとしてハロプロからデビューしているが、彼女もハロプロ卒業後の音楽活動は
ファン向けの小規模なイベントのみに留まり、楽曲のリリースやツアー等は一切行っていない。
近年のハロプロ卒業生で、楽曲リリース、ツアー開催など、積極的に音楽活動を行っているメンバーとしては、
田中れいな(元モーニング娘。)や夏焼雅(元Berryz工房)らが挙げられる。ただ、彼女達もソロではなく、
ガールズバンド・LoVendoЯ、ガールズグループ・PINK CRES.として新しいグループを組んで活動。
ハロプロ卒業後のキャリアにソロシンガーとしての再デビューを選んだ鈴木愛理は、その事実だけでも
十分に異例の存在であり、それだけアップフロントグループの期待を背負っていると言える。
実際、ハロプロ卒業後にソロシンガーへ転向という、ほぼ前例のない選択を成功に導けるのは鈴木愛理しか
いないというのが、多くのハロプロファンの総意だろう。彼女がもともと在籍していた℃-uteは、2005年の結成から
12年の活動期間で培った高次元のスキルで、アイドル界最高のパフォーマンス集団とも言われていた。
その中でも、鈴木愛理はデビュー時から一貫して、中心的存在としてグループを牽引。
彼女はパフォーマンス集団=ハロプロ内においても突出したスキルを誇る絶対的エースだった。
ブレのない伸びやかな歌声、すらりとした体躯を活かしたしなやかなダンスと、滑舌の悪さやコミカルな挙動など、
ステージの外で見せるギャップとアイドル性を持つ。そんな彼女の名前を憧れの存在として挙げるアイドルや
女性ファンも多く、2015年から女性ファッション誌『Ray』の専属モデルも務めている。
(略)
アルバムの内容が力作になっているのはもちろんのこと、ライブ面やリリース形態においても鈴木愛理の
ソロデビューは異例の体制が取られている。まず、7月9日には、ソロとして早くも日本武道館公演を開催予定。
チケットはアルバムデビュー前に発売されたが、全席即完売となった。また、この『Do me a favor』は、
CDやデータ販売と並行してサブスクリプション型のストリーミングサービス・Apple Musicでも配信が開始されている。
アップフロント系列でストリーミング配信が解禁されたのは史上初めて。鈴木愛理の作品は、アップフロントグループに
とってもストリーミングサービスへの参加の可否を決める試金石と見られているのだろう。これが成功を収めれば、
近いうちにハロプロやアップフロント所属アーティストの楽曲もストリーミング解禁ということになっていくはずだ。
様々な点で異例尽くめとなっている鈴木愛理のソロデビューだが、最も重要なのは、彼女の成功が後進のアイドルに
新たな可能性を示すことができるか否かという点だろう。ハロプロでは、来年春にアンジュルムを卒業することを
発表している和田彩花が卒業後も歌やダンスで表現を続ける“アイドル”でいたいと未来の展望を語っている。
復帰の目途は未定ではあるが、鈴木愛理と並ぶ2010年代ハロプロの絶対的エースだった元モーニング娘。の
鞘師里保もソロデビューを待望される存在だ。さらに視野を広げて言えば、グループ卒業後のキャリアをどうするかは、
ハロプロに限らず全アイドルが直面する悩ましい問題だろう。鈴木愛理のソロデビューは、全てのアイドルに
新しい未来を指し示す、希望の光なのである。
鈴木愛理がアイドルの新たな未来を照らす “異例”のソロデビュー作『Do me a favor』を考察
http://realsound.jp/2018/06/post-204823.html
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ、℃-ute。そのメンバーだった鈴木愛理が一年の期間を経て、
ソロシンガーとして再デビューを果たした。6月6日に発売された彼女のデビューソロアルバム『Do me a favor』は、
ハロプロを卒業したメンバーとしては極めて異例の好待遇でのリリースとなっている。
ハロプロの全グループが所属する事務所・アップフロントグループでは、ソロシンガーとしての再デビュー
となると、過去にほとんど前例がない。安倍なつみ、後藤真希らモーニング娘。の全盛期を牽引した
エース級のメンバーがソロ楽曲をヒットさせた過去もあるものの、それはグループ卒業後もソロとして
ハロプロに在籍した期間中のことだった。また、今は女優をメインに活躍する真野恵里菜は
ソロアイドルとしてハロプロからデビューしているが、彼女もハロプロ卒業後の音楽活動は
ファン向けの小規模なイベントのみに留まり、楽曲のリリースやツアー等は一切行っていない。
近年のハロプロ卒業生で、楽曲リリース、ツアー開催など、積極的に音楽活動を行っているメンバーとしては、
田中れいな(元モーニング娘。)や夏焼雅(元Berryz工房)らが挙げられる。ただ、彼女達もソロではなく、
ガールズバンド・LoVendoЯ、ガールズグループ・PINK CRES.として新しいグループを組んで活動。
ハロプロ卒業後のキャリアにソロシンガーとしての再デビューを選んだ鈴木愛理は、その事実だけでも
十分に異例の存在であり、それだけアップフロントグループの期待を背負っていると言える。
実際、ハロプロ卒業後にソロシンガーへ転向という、ほぼ前例のない選択を成功に導けるのは鈴木愛理しか
いないというのが、多くのハロプロファンの総意だろう。彼女がもともと在籍していた℃-uteは、2005年の結成から
12年の活動期間で培った高次元のスキルで、アイドル界最高のパフォーマンス集団とも言われていた。
その中でも、鈴木愛理はデビュー時から一貫して、中心的存在としてグループを牽引。
彼女はパフォーマンス集団=ハロプロ内においても突出したスキルを誇る絶対的エースだった。
ブレのない伸びやかな歌声、すらりとした体躯を活かしたしなやかなダンスと、滑舌の悪さやコミカルな挙動など、
ステージの外で見せるギャップとアイドル性を持つ。そんな彼女の名前を憧れの存在として挙げるアイドルや
女性ファンも多く、2015年から女性ファッション誌『Ray』の専属モデルも務めている。
(略)
アルバムの内容が力作になっているのはもちろんのこと、ライブ面やリリース形態においても鈴木愛理の
ソロデビューは異例の体制が取られている。まず、7月9日には、ソロとして早くも日本武道館公演を開催予定。
チケットはアルバムデビュー前に発売されたが、全席即完売となった。また、この『Do me a favor』は、
CDやデータ販売と並行してサブスクリプション型のストリーミングサービス・Apple Musicでも配信が開始されている。
アップフロント系列でストリーミング配信が解禁されたのは史上初めて。鈴木愛理の作品は、アップフロントグループに
とってもストリーミングサービスへの参加の可否を決める試金石と見られているのだろう。これが成功を収めれば、
近いうちにハロプロやアップフロント所属アーティストの楽曲もストリーミング解禁ということになっていくはずだ。
様々な点で異例尽くめとなっている鈴木愛理のソロデビューだが、最も重要なのは、彼女の成功が後進のアイドルに
新たな可能性を示すことができるか否かという点だろう。ハロプロでは、来年春にアンジュルムを卒業することを
発表している和田彩花が卒業後も歌やダンスで表現を続ける“アイドル”でいたいと未来の展望を語っている。
復帰の目途は未定ではあるが、鈴木愛理と並ぶ2010年代ハロプロの絶対的エースだった元モーニング娘。の
鞘師里保もソロデビューを待望される存在だ。さらに視野を広げて言えば、グループ卒業後のキャリアをどうするかは、
ハロプロに限らず全アイドルが直面する悩ましい問題だろう。鈴木愛理のソロデビューは、全てのアイドルに
新しい未来を指し示す、希望の光なのである。
鈴木愛理がアイドルの新たな未来を照らす “異例”のソロデビュー作『Do me a favor』を考察
http://realsound.jp/2018/06/post-204823.html