https://note.com/tkc887/n/nee42e15d25d6 K氏
時期を数年遡って、Juice=Juiceが「LIVE MISSION 220」に明け暮れていた頃。その約2年の期間をほぼ丸々メンバーと共にしていたのがK氏である。「ギャルマネ」と言った方が通りは良いか。なお、K氏はチーフではないのかもしれない。
Juice=Juiceメンバーとは最終的にはまるで友達のような間柄になり、良好な人間関係は築けていた。ただ、220の濃密な時間を共に過ごしたことでヲタとの距離感も曖昧になり、「移動中の駅や空港などで付け回すような半ストーカーのおまいつ(いわゆる常連。おまえいつもいるなの略)を優遇している」との声が聞かれることもあった。
そんなK氏は、2017年3月末でJuiceからこぶしファクトリーの担当に異動することになった。担当する最後のライブの際にはメンバーの何人かは泣いてしまった。
さて、異動先のこぶしファクトリーでは、というと。
この頃、藤井梨央が大学に進学。仕事との調整が発端となり、着任早々から藤井との関係は急速に悪化。5月上旬には「学業に専念する為」として9月での卒業を発表。
しかしその後も事態は収まらず、苛立ちを抑えきれない藤井が“マネキンの腕で握手”をするなどトチ狂った挙句、ハロコンリハのボイコットという暴挙に出て7月で契約解除。
加えて、小川麗奈が「心身の不調」であるとして休業。そしてK氏は7月半ばから、こぶしの現場から姿を消した。言わば、喧嘩両成敗。
わずか百十数日の、なんともスピード感に溢れた悲劇。風の噂では、ファンクラブ業務担当に異動したとか。
この事をきっかけとしたこぶしファクトリーのパワーダウンは、5年で解散という結末を迎えた最後まで尾を引いた感がある。
Juiceメンは皆大人でいられたからこそ“友達のような関係”が成立していたが、子供にはある程度の厳しさも必要だ。しかし、厳しさを取り違え、私的感情を剥き出しにするのは「責任あるマネジメント」ではない。