◎正当な理由による書き込みの削除について: 生島英之とみられる方へ:
【金字塔】横溝正史 第参章 [無断転載禁止]©2ch.net YouTube動画>15本 ->画像>13枚
動画、画像抽出 ||
この掲示板へ
類似スレ
掲示板一覧 人気スレ 動画人気順
このスレへの固定リンク: http://5chb.net/r/mystery/1486393913/
ヒント:5chスレのurlに http://xxxx.5chb.net/xxxx のようにbを入れるだけでここでスレ保存、閲覧できます。
1000人の金田一耕助ってイベント本当に楽しそうね!岡山までは遠いな〜!って思ってたらニューヨークまで行ってるしどんだけアクティブなのよ
イベント参加した事ある人いるかな?
金田一関係のイベントまで開催されてるんだ。
自分は横溝正史は金田一しか読んだことない。
『蝶々殺人事件』って有名だけど面白いの?
2017年に至って尚、横溝正史を語るというのは
さすがに無理があるだろう
悪魔が来たりてさ、何も風神だか雷神の彫刻に火炎太鼓のスタンプ作る必要なくね?
身体検査でもするなら別だけどさ、コンパクトにスタンプだけ作ればレコードスイッチ入る
仕掛けしてる訳だしそのどさくさの間に処分出来るし、停電の暗い中彫刻取りに席立って
押して又戻すとかSUPER無駄で危険な行為だと思うけども、しかも火炎太鼓の印で何で
皆おののくのかいまいち説得力が無いわ、火炎太鼓が暗示めいたモノなら同じ年頃奴が
身近にいるんだからバレバレじゃんね
>>火炎太鼓のスタンプ作る必要なくね?
死仮面の強引さの足元にも及びませんが・・・・・
>>10 >彫刻に火炎太鼓のスタンプ作る必要なくね?
>身体検査でもするなら別だけどさ
されたら誰にも復讐できないまま終わるから、用心するのは大事
>火炎太鼓の印で何で皆おののくのかいまいち説得力が無いわ
印の本当の意味もそうだが、「子爵の生死を占う場で、子爵が自殺前に手帳にわざわざ書き残した紋章」が突如出てきてら怖いよ
ふと思うた、蝶々は本格ミステリとしては面白いが、由利先生が正攻法な名探偵キャラな
せいもあって、理詰めで堅苦しいとの印象を持たれぬかと。
>>10 色々細かいこと言いたかったが
SUPERで噴いてしまい割と全てどうでも良くなった
SUPER無駄で危険な行為を楽しむジャンルだよ
ちょうど笛読み終わった。映画版テレビ版とごっちゃになってあれ?と思いつつも引き込まれる展開で一気に読んでしまった
自分もあの風神雷神はリスク大と思った。暗闇の中でデカいの持って移動も大変だしもともと殺す予定無かったんだし判子で十分かと
電気ついたら皆あわてて二階に行くから隠すゆとりはありそうだし芋に彫っていざとなったら食っちまうとか
というか砂占いの装置がいまいちイメージできないけど錐つけた円盤の下に像を差し込めるのかとも思う
ええと初めて書き込んだけどこのスレはネタバレOKなの?
あと火焔太鼓が現れたのは錐つけた円盤の下とは限らなかったな。差し込む必要はないか
つうか木彫り彫れてブラインドタッチで独語タイプ打ててあれもこれもやれて、
フルートまで吹けて犯人のスペックスゴくね?
金田一もいつのまにかスタンプ作れてるし
まー、1万年に一人という大天才の 精神的奇形児ですからぁ(棒
>>17 そんな大したネタでもないし動機部分に触れなきゃ別にいいんじゃね?
じゃないと何も話せないぞ、ネタバレ駄目とかなると又発行順とか表紙の話題ばかりでツマンネ
てかネタバレされて困るようならこんなスレ来てないでさっさと読めって感じ
>>16 同じく昨夜笛読了。今は笛がアツいのか…?
kindle合本、もうちょっと安くなるのを待ってますわ
>>18 毎度犯人はすざましい能力や目撃されない強運の持ち主ですからなあ
特に笛での犯人はあれですからそんなに器用に素早くあれこれできるのか疑問に思う
>>20 ありがと。確かにネタバレ無しだと会話にならんね。そか表紙や発行順中心の時代もあったのか
先人の労苦に敬意を表しつつネタバレは基本気にせずそれなり配慮でのぞむことにします
>>21 悪魔の笛はなぜ流行る?奇遇ですなあ。時間があれば感想など書いてください
まぁヒロインがブサなのは評価出来るなヒロインって美少女にしがちだから
>>16 >暗闇の中でデカいの持って移動も大変だしもともと殺す予定無かったんだし判子で十分かと
その疑問については作品中で触れてたよ
「最初から判子でよかったじゃない」と菊江のセリフがあり金田一が説明してる
>芋に彫っていざとなったら食っちまうとか
芋判かw
時代が時代だから、犯人が使用する前に誰かに食われるかもしれんリスクがありそうだw
ドラマの影響で脳内で駆け回ってくれたヒロイン役の檀ふみさんと、指輪を食べさせられたウツボカズラが読んでいてなんか愛おしく思えてしまった。 >笛
別荘でのチョメチョメは、想像すると…(´・ω・`)
>>24 芋は持ち歩くのも変だし置いておいたら食べられる危険性があるけど風神雷神像なら置いてても食べられる事はないからな
笛は近日中にNHKプレでオンエアーされるかもしれぬゆえ、
再読=予習にはグッドタイミングかもなー。
キャスティングの公表が待たれるところだ。
最大の注目点は、やはりヒロイン美禰子を原作準拠でいけるか否か。
>>24 あの金田一の説明を読んだ上での疑問。殺害が突発的かどうかと像にするか判子にするかは直接関係無いのでは?
脅すだけの予定でも、芋を厚さ二センチにスライスし火焔太鼓を彫ってポケットに忍ばせておく方が様々なリスクを回避できると思う
戦場で死線くぐり抜けてきたようだし生でも食える、問題は食っちまう時にボリボリ音がしそうなことだ
風神雷神像なら犯人にとっては無料だけど、当時の東京なら芋はまだまだ貴重だから勿体なかったのかもねw
というのはさておき、そんな難しく考える事ではなく、単純に芋判なんて頭に浮かばなかっただけで「掘って作るといえば木、像の底なら部屋に置いておけるし材料費もタダ、お〜俺ってすげ〜天才かも」ってその程度の理由じゃないの?
俺もこのスレ読むまで芋判なんて思いつかなかったぞ
芋なんか持ち歩いてたら、菊江が「あらまたおじゃが!」と騒ぐじゃないか
子爵も死んで他も殺しまくって消費量激減するんだから芋の2cm位何でもないだろ
>>32 一日中買い出しに奔走して帰ってきても夜ご飯はお茶漬けだよ、芋2センチだって貴重だよ
笛は詰め込みすぎだなタイプライターの下りも要らなかったと思うわ
それよりもA=X、B=Xだから、滅多に見つかるはずのない替え玉探しも案外簡単とか推理しておいて、
結局犯人が飯尾と椿子爵、両方と知己を得たのは偶然だったのがちょっと引っかかった。
芋は加熱しないと食えません!人間には十分消化できないんです。サルやイノシシじゃないんです。
トロロ芋なら良いが。でも子の場合は砂だらけになってこれまた食えません。じゃりじゃりですわ
芋判ネタはワロタ。
事件は凄惨なものばかりにもかかわらず、本陣の密室トリック、
獄門や手毬唄の見立て殺人等、読み方によっては笑えるもの多し。
ただし、兄妹による近親相姦が招いた悲劇とテーマがあまりに深刻過ぎて、
笛は笑いどころが皆無と言い得る。
勿論、横溝御大はどの作でも、金田一のキャラ以外にはユーモアを意図はしていないで
あろうが。
僕思うんてつ
文庫本はもっと変色しにくい紙にしないとって
敢えて紙の本を選んてゆ人って、製品として大切に保管したい人たと思うんてつ
そしていつか誰かに、コレクソンを褒めて貰いたい、凄いと思われたいって、皆心の中て思ってまつよね
ても本棚に保管してまつてもヤケてたやカッカリ…
紙質上けて紙の本の価値を高めた方か良いと思うんてつ
何と言っても場所を取やない劣化しない電子書籍は強いてつよ
十年後は電子書籍圧倒的になってゆんさないてつか?
今の紙質さ、勝てないてつよ
てもても、売れないかや、在庫抱えて倉庫代とか、かさむんさない?たかや高くなってゆんさない?
紙なんて変色しにくい紙に変えてもそんな高くなりまてん
高くなゆ原因はそこさないんてつ
昔も今も、紙の価格はさ程変わってないんてつ
ここ20年、配送費や人件費も同して、物価上昇率に対して文庫本は異常に高いんてつ
漫画のコミックスはここまて価格変わってないかや、文庫本を上手く捌けない出版社の問題なんてつ
売れないと普通の企業は内容量をわかやないように減らしたり、値上けすゆのにも相当に覚悟しまつ
ても出版社は、売れないかや値上けしてんたよ、という開き直りの傲慢さかありまつ、たかやこんなにポンポン値上けてきゆ
売れないのは時代とか作品の問題とか、電子書籍のせいにしてゆ
本の品質は最重要てそ
今の時代、わさわさ紙の本を選んてゆ消費者のニースに応えてない
一度倉庫に戻ってきまつた本のヤケをカットして再利用、違う本屋に並へてゆ
あれに当たりまつた時の怒りは物凄いてつよ
消費者をナメてゆ
あと、シャケットのセンスもとうにかして欲しいし、新潮は講談社や文春のようにピカピカの表紙を導入すへきてつし、逆に他は新潮の紐栞を見習って欲しい
ハートカハーの紙は上質て変色しにくいてつよね
小さい文庫本は安価たかや、すく変色すゆ
ミトユスペックの文庫本か、僕は買いたいてつ…
紙ヤケといえば、ペーパーバックなど日本の文庫とは比較にならないほどひどい
ところが、最近、ペーパーバックにも紙質改善の大きな動きがあって、現在、小説以外の
専門的な本 (ノンフィクション、歴史、科学解説書など) は、中性紙 (acid-free paper) を
使った出版物が急速に増えている
ここ数年、文庫では岩波の紙質が良くなったように思う、また、角川の藁半紙みたいな紙
は、意外なことに紙ヤケしにくかったりする
うちの本棚で一番紙ヤケがひどいのは中公文庫、ただし、最近は改善の兆しが見られる
文庫で紙質が一番良いのは講談社文庫じゃね?
創刊時はセールスポイントだった。
残念ながら横溝作品の収録は無い。
中公文庫、凄くわかゆ(^_^;)
新品は綺麗てつけと汚くヤケゆ
岩波は紙質は良いかもしれまてんけと、上部の汚さか異常
あれ、ホント意味わかんない
講談社って、紙質良かったんてつね
実感てきないてつ…
角川は、岩波程さないてつけと、上部かキサキサて汚い、と思ってたんてつか、あれのお陰て上部ヤケか目立ち難いという利点かありまつ
>>39は、特に犯人の死に様に顕著か。
本陣は「それ」がトリックそのものなわけだが。
サンデー毎日最新号の下記の記事は、一応要チェックかもなー
昭和のテレビ「横溝正史シリーズ−西岡善信が明かす古谷一行の金田一秘話」
ペリー荻野 毎日放送「横溝正史シリーズ」、工藤栄一監督
通貨ペア
ユーロドル
先ほど見事なロスカットを頂きました
1247万円
本日、開店前にホームセンターに並んで
ロープを買って
自宅で逝きます
ありがとうございました
オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越してきた人達だった。
そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。
それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時の官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権へ引き込んだ。
ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。
すみません、
横溝正史は戦時中は小説で軍靴の音を嫌っていますが
戦後の犬神家の一族では佐清を指して戦前の男は皆こうだったのだと
謹厳実直な性格を回顧しています
戦前戦中戦後、良い面も悪い面もあったということでしょうか?
>>55 最近は右翼とか左翼とか分断する傾向があって
でも横溝氏でも戦時は感じてた嫌な部分と
戦後の自由主義に嫌気が指したところがあって
それで戦後に戦前戦時の良い部分も再評価する事もあった、って事なんでしょうかねー
反戦の橋田壽賀子ですら、
おしんで戦後は何でも自由自由、
自由だから女付き合いも自由って事なんですかね、って
男の性にふしだらな所を批判してるんです
難しいですよね
水木しげるも反戦の人ですが作品に東條英機の霊が出たら敬服してますから
やっぱり、日本男子、軍人の気骨は褒めてるって事でしょうね
なんでもかんでも反戦9条があれば大丈夫中国が攻めてきても反撃するな
というのと
この前の戦争は日本にとってよくなかった戦争をできるだけしないで日本を良くしたい
というのはイコールじゃないからね
まあ一番今のネトウヨを作ったのが
戦後の反戦派作家なんでしょうねえ
山崎豊子だって反戦唱えながら遺作では自衛隊に焦点を当ててるじゃないですか
反戦を訴えるにはそれと同時に戦争と向き合い
その向き合う過程で高揚した部分に毒されているのではないかとも思うんです
しかし、戦前の日本を否定ではないかもしれないが、
作家横溝御大の場合は、やはり戦後〉戦前〉戦中でしょ。
何しろ自由にミステリの創作が可能になったのだから。
この辺の歓喜の様はエッセイからも明らか。
創造は制約から生まれるというし
統制政治が横溝の想像力を多いに醸成させたのは否定できないよね
乱歩は戦後にしぼんだようだけど(´・ω・`)
いかに横溝御大とはいえ、本陣や蝶々クラスの作品構想が、
そう短期間に成立したとは思えぬゆえ、戦時中に練りに練ったはず。
この辺の創作過程も興味深いものがあるが、
創作ノートの類は刊行されていないんだな。
清張作品の「黒い手帖」のような簡略なものでもあればと思うた。
手塚治先生とか、明かりの灯ゆ大阪の街を見て戦争か終わった!これかやは漫画書き放題たって嬉しかったそうてつか、鬼畜米兵の統治下てまともに夢を追えゆと思ってたんてそうか
結果的に成功しまつたわけてつか、敗戦に絶望しない神経かわかりまてん
普通不安て不安て仕方ないと思うのてつか
>>63 芋助です。その説はワロていただき光栄です。
横溝御大(この響き好きなので使わせてもらいます)の創作ノートはあるのですか?
ググると存在しなさそうですが…
刊行物どころか、横溝御大の創作過程は大乱歩や清張先生と比較しても
詳らかになっていないでしょ。
横溝正史読本見たら大分思想は分かるだろ
新聞エッセイ集もあった
読本やエッセイからわかるのは、御大のおおまかな創作姿勢や考え方かと思う。
(特に本格ミステリに関するもの)
個別作品に関する記述は少ない。
楽屋裏は見せない主義なのか、そんなものは読者は面白くないと思ったのか?
取材エッセイなどは確かに知らないが
本人があんまりそういうネタの切り売りで売りたくなかったんだろうね
今で言うと芸能人のプライベートの切り売り、炎上商法みたいなもので
これは言い過ぎだけど自分からセルフプロデュースするよりかは作品書いてた方がマシだと
それに清張ブームで随分長い間、意気消沈してたようだし
とても自分の作品の舞台裏なんて言える雰囲気では無いでしょう
「斜陽」に感銘を受け新作を構想し、ほとんどの人間関係やプロットは出来上がって、
太宰に対抗して「落陽」ってタイトルで予告までしたのに、
何かが脳内でストップかけて筆が止まり、行き詰まって近所を散歩していたら、
植村泰一少年がフルートの練習をしていたのに出くわして、
「ゆ!び!・・・だぁ!!!」
と猛然と「悪魔が来りて笛を吹く」を書き出したという話が大好きだ
ウケゆ!
推理小説好きのサガには勝てない横溝先生カワイイ(^^)
>>71 落陽なんてちょっともじった便乗パクリだろって批判で注目されようと思ったけど
そこはタイトルにもこだわる先生だからね、
やっぱりそういう商法はあかんだろうと思い止まったのだろうね
でも定期的に火がつく太宰と違って
横溝先生はたまにメディアが特集しても全然火がつかないな
というか、代表作(金田一シリーズのみなのが残念だが)は角川文庫でロングセラー
として完全に定着。今更、PRの要無しかと。
最近でもBSでのドラマ化はあるし、CSでの再放送は盛んだが、
横溝原作ドラマを地上波で見かけなくなったのは単に規制強化の関係でしょ。
>>73 「落陽」じゃ安直過ぎて、カストリ雑誌の連載みたいだもんなw
構想時は、メインは没落貴族の乱れた性関係だったろうからな。それに流行りの帝銀事件を加味すれば充分面白い。
だが80点では発進できないのが当時の横溝。「指」で100点の感触を得るまで神憑り的な何かがブレーキかけてたのか。
凄いよなー。
悪魔の寵児の三太記者が好きなんだけどニッチな作品なので知名度低くて残念
早苗?さんだったっけ、相手役も妖艶な幼さがあって良かったねー
悪魔の寵児は、あのえげつないトリック(ザーメンねた)では映像化出来ないしなあ(w
かと言うて、あのくだりをカットするのも難しい。
映像化の機会に恵まれない作は、それなりに読み継がれても知名度が低くなり、
おのずから話題になることも少なくなるのは致し方あるまい。
>>80 書斎魔神さん、悪魔の寵児に興味あります?
自分も中古書店で買ったんですけど買って最後まで読まない横溝作品もある中で
あれだけは1日と読み離れる事もなくちゃんと読了したんですよ
横溝氏も評価されないのが残念と仰っていたようですが
あれは風間氏が女性実業家が好きと言ってる面でも
女性は昔から活躍してた証左の第一級の資料ですよ
色々と個性的なキャラクターと謎が謎を呼ぶストーリー展開に振り回されるんですよねぇ
>>83 その表現っていいの?
書き換えられてる?
角川文庫も昭和の何年代かのは変色してなくて真っ白っけのがあるよね
この作家のどこが好きかって聞かれると
他所者を受け付けない田舎の因習などの世界観
だからという訳ではないが都会が舞台の作品は好きになれない
>>87のような「東京もの」否定という者は、横溝作品読者にも結構多いかと思う。
確かにあの濃厚な横溝テーストは封建的な田舎を舞台にしてこそ、より活きて来る
という感はあり、代表作・傑作とされるものは殆ど「田舎もの」(w
さて「悪魔の寵児」は春陽文庫収録作品と被らず角川文庫でしか読めない。
その意味では貴重な「東京もの」、
作品数が絞られた後の金田一耕助ファイルシリーズにもセレクトされてはいる。
俺の手元には杉本画伯が表紙カバーを担当した緑背旧版があるが、
表紙からエロ全開(w
久々に再読してから、評価してみたく思う。
金田一東京もの中でも、特にえげつない感が強く、今までは再読を拒むものがあった。
幽霊男、吸血蛾、白と黒、支那扇の女等々は再読もしたのだが。
「悪魔が来りて笛を吹く」って
金田一さんが調査のために神戸へ行ったりするけど、
殺人の舞台は東京よね
東京を舞台にした作品もけっこう好きだな。
金田一1巻目の『本陣殺人事件』でも、別に「黒猫亭事件」が収録されているからこそ
金田一がどんなふうに生活しているのかが分かるし、戦後、焼け跡で復興を遂げつつ
ある東京と人々の熱気なども伝わってくる点がいい。
金田一が活躍した戦後は、日本が世界にも類を見ない高度経済成長を遂げた時代。
このことはホームズが活躍した英国の絶頂期ビクトリア時代と同様、大きな特徴を持つ
時代背景として作品の中にも刻印されている。
黒猫亭は獄門島のすぐ後(昭和22年)の話で、このころ金田一は彼のパトロンでもある
風間俊六の世話になり、大森の松月という割烹旅館の離れ座敷に居候している。
翌年には八つ墓村の後、金田一は銀座三角ビルの最上階に事務所を構え『死仮面』の
事件調査にあたっている。
死仮面の舞台は川島女子学園という学校で、金田一があの風体で女子高に出入りする
様を想像するだけでも何となく可笑しい。
『女王蜂』は月琴島と東京という、島の因習と都会のモダンをミックスした興味深い舞台を
用意している。このころ(昭和26年)になると、戦後の荒廃ぶりはすっかり影を潜め都会の
華やかさが描かれるとともに、金田一は新聞社の宇津木慎介に人物調査を依頼するなど、
自身の情報網を拡大していることも分かる。
昭和30年前後になると、金田一は世田谷区緑ヶ丘のアパートに事務所を兼ねた住居住い。
このころの事件には、『扉の影の女』、「トランプ台上の首」(『幽霊座』に収録)、『三つ首塔』
など、けっこう面白い作品がある。
夜の風俗やエロ・グロ世界を描くことの多い都会編の中でも、「扉の影...」や「トランプ台..」は、
カタギの生活圏を舞台にしているため、ゴテゴテした風俗描写がなく、これはこれでスッキリと
読みやすい作品になっている。
昭和35年『白と黒』の時代になると、冒頭、日本シリーズをTV観戦する話で始まり、事件現場
は団地という、もはや戦後ではない現代社会に突入している。
一時は社会派推理小説に押され、苦汁を嘗めた横溝作品ではあるものの、そこには期せずし
て、戦後日本の社会復興の様が刻まれているのだった。
さらに、もうひとこと加えておくと――
田舎を舞台にした作品だけを評価した場合、金田一登場以前、戦前から終戦直後まで書かれ
た由利麟太郎シリーズの作品が無視されることになってしまう。
女怪盗との対決を描いた『幻の女』、謎の美少年を養子にしたことで次々と怪事件がひき起こ
される『仮面劇場』、刑務所を脱走した怪人白蝋三郎が活躍する「白蝋変化」(『花髑髏』収録)
など、戦前の横溝作品には、戦後の金田一シリーズとはひと味もふた味も違う、別の面白さを
備えたスリラー小説が色々と控えている。
(金田一スレでない)横溝正史スレとしては、できるだけそうした由利先生シリーズや、初期の
幻想風味が強い横溝作品なども、積極的に取り上げていくようにしたい。
TV版金田一シリーズなど、由利先生シリーズの話を無理やり金田一に交代させ、由利作品の
存在を塗り潰すようなことまでしているため、私たちがこうした場所で積極的に由利麟太郎の
名前を取り上げ、忘れないようにしないと、横溝ファンからもどんどん由利先生の名前が消えて
いってしまうという事態にもなりかねない。
白髪のダンディーな中年紳士、由利麟太郎の勇姿をTVで拝める日は、果たして来るのだろうか…
>>93 由利先生物の映像化って
見たことがない映画の「蝶々失踪事件」と
石坂浩二の土曜ワイド劇場「蝶々殺人事件」くらいかな
東京メインの作品は数多いのに、代表作・傑作にまで名を連ねるのは笛ぐらい。
病院坂は晩年における渾身の力作なのはわかるが、冗長に過ぎた。
全盛期に完成させておけば、もっとコンパクトに纏まった佳作足り得たのでは
ないかと惜しまれるものあり。
>>95 芋助です。病院坂いいですよね。数年前に読みましたが、どこでか忘れましたが落涙しました。
映画の記憶はもっとおぼろげですが、うまく処理したなあと読了後に思いました。
ただまあ冗長なのは確かです。どうコンパクトにできるか考えながら読み直したいと思いつつ、長さに怖気づいて手が出せません。
今月中に悪魔の寵児を読もうと思っています。またご高見を賜りたいです。
>>92 含蓄ありすぎて言葉が出ません。落ち着いて考えて愚見を申し上げ、あらためてお教えいただきたいです。
良く、「老いの繰り言」などとも言うが、晩年作は冗長でまいったw
仮面舞踏会などは長すぎて途中で放逐してしまい、10数年後にふと思い出して
結末を読んだくらいだが、しかも大して面白くなかったな(笑)
>>94 > 石坂浩二の土曜ワイド劇場「蝶々殺人事件」
この作品なども、金田一を演じている石坂浩二が由利先生役をやっているため、
これまた由利麟太郎の影が薄くなる原因に一役買っているんだよね
金田一の蓬髪にお釜帽のトレードマーク同様、由利先生の特徴である若い白髪
の容姿は、ぜひ映像化でも実現して欲しいと思う
病院坂は自分も好きな作品で、早く読み終えてしまうのが惜しくて読むペースをセーブ
しながら読了した記憶がある。
戦前の家父長制の中で生きてきた著者と、私たちのように戦後の核家族化の世代では
家や一族というものに対する理解や頭脳に大きな隔たりがあるためか、本書冒頭の血縁
関係の複雑さはパズルさながら。
こんな奇妙な人間関係をサラリと描いてしまう横溝先生スゲーと唸るところから、自分は
この作品に魅了されたような気がする。
前半の舞台となる昭和28年といえば、金田一はまだ松月に居候し八面六臂の活躍をして
いた時期にあたる。
当時の映画を観ていると、戦後派を意味するアプレゲールやアプレということばが流行し
盛んに口にされていたことが分かる。
この物語の犯罪が起きるのも、こうしたアプレの若者たちジャズバンドで、世間の大人達
からすれば、無軌道な若者たちが起こした猟奇犯罪ということになるのだろうと思う。
前半は、ことばにも古い言いまわしが多用されており、それが当時のまだ薄暗い場所が
多く残されていた東京の風景と相まって時間の隔たりを感じさせられる。
後半は一転、高度経済成長を遂げビルが林立する昭和48年の明るい風景に一転する。
時は春、桜が満開の時期というのだから前半とのコントラストも鮮やか。
そうした現代(作品発表当時)の風景の中で、金田一と等々力探偵のコンビも戦友といった
渋い関係に変り、双方とも第一線で活躍していたころにはないある種の倦怠がうかがえる。
個人的には、こうした金田一の晩年の姿を作品として残してくれたことに感謝したい。
それもこれも、1970年代の横溝正史復活という奇跡的できごとがあったからこそ成立した。
本書後半、金田一はあるトラブルに見舞われるのだが、一説によれば、横溝正史はそこで
金田一を死亡させるつもりではなかったのか、という話も囁かれている。
あるいは、作者の中では死んでいて、読者に死を知らせていないだけなのではないか。
横溝正史ほどの作家になると、豊富な人生体験や知識が作品にも反映されており一筋縄で
いかないようなところがあると思う。
>>97 仮面舞踏会は笛などの没落華族に対し繁栄華族を描いた面白さ、横溝御大らしからぬ犯人は良かったと思います。
ですがむしろ、飛鳥公爵のけっこう食べてるように思えるたったこれだけの朝食とか、忠僕?の旺盛な食欲とか、食べ物が印象に残ってます。
>>98 びっくり箱殺人事件はどう思われますか?
30年前に読んだ時はわりと面白かった気がします。
(´・ω・`)社員のヌードをホームページに掲載しているリコーの子会社が
あるがな
https://goo.gl/5ekT6a (超100キロ級デブ女子社員ヌード)
https://goo.gl/UJ2PTh (20代のイケメン社員ヌード)
https://goo.gl/srwC3j (50代のおばさん社員ヌード)
わしはリコーの弱みを握っとるからこんなものばらまけるがなw
リコーがもみ消しを図る不祥事
https://goo.gl/z897ya >>100 > びっくり箱殺人事件はどう思われますか?
好きですよ。
以下、前スレで書いた自分の発言を編集し採録。
--------
いま 「びっくり箱殺人事件」 を読んでいるところで、徳川夢声をモデルにした一座の
ドタバタ劇で、始めから終わりまでコミカルな文体で突き進むも、結末はまだ不明。
短編かと思い読み始めたら、けっこう長編だね。
ちょうど読了したので感想を書くと、予想以上にトリックがしっかりしていたのと話の
辻褄もきっちりと噛み合っており、ミステリーと物語が予想外に上手くできていること
に感心した。 (ただし、先生の作品らしく相変わらず動機は弱い)
ヒッチコックの映画 『ハリーの災難』 みたいに、さまざまな偶然が折り重なり犯罪が
遂行されていくのに加え、文体がふざけた調子なので、トリックも犯人も見極め難い。
脂ののった作家が軽く流したような作品ではあるものの、あの当時(昭和23年) この
作品を書けたミステリー作家は、やはり国内には横溝正史しかいなかったと思う。
18章あるタイトルのほとんどが有名な映画から借りたもので、そうした点もオシャレ。
おっと、あと、びっくり箱の方には金田一は出てきませんね。
「びっくり箱殺人事件」自分も面白かったです
「呪いの塔」などの戦前作品に出て来る魔都東京の雰囲気がいいですね
「黒蘭姫」や「幽霊座」も同じような雰囲気
後年の東京作品がエログロになってしまったのが残念です
ここ10レスほど内容濃すぎてわくわくが止まらない
そして皆何となく影響が見て取れる物言いをなさるね
芋助です。
>>102 ここにつけるレスではなかったですね。すみません。金田一以外の流れのつもりでした。
再録ありがとうございます。「相変わらず動機は弱い」 は受けました。
トリック、辻褄もしっかりしてますか。御大は傑作でもそこが……だったりですが、こんなおふざけ的作品で意外な気がします。
というかそれが御大の凄みなんでしょうね。読み返したくなってきましたが、後回しにします。
>>92と同じ方でいらっしゃいますか?それならコテハンを名乗られてはいかがでしょうか?
私はこのスレは新参で、何十年前に読んだり観たりの作品が大半です。
いろいろご見解をうかがいたいですが、やり取り増えるとわかりにくくなりますし、ぜひご検討ください。
>>104 やっぱり評価されるべき作品なんですね。うれしくなってきました。
私はクリスティなど洋物に続いて金田一を読んだので、御大の雰囲気を味わいつつもトリックや辻褄にモヤモヤ感がありました。
びっくり箱はおぼろげな記憶ながら面白かったのはモヤモヤがなかったからかもしれません。
「黒蘭姫」最近読みました。金田一の事務所が出てくるのがうれしいです。
デパート内の喫茶店でそのトリックはしんどいのでは…と思いましたが、全体的にはまあまあ面白かったと思います。
>>105 私もそうです。興奮気味で長文連投してしまいました。
「影響が見て取れる物言い」とはどういう意味でしょうか。
あらためて
>>102さんへ
さんざん既出の話題ばかりでしょうが、お時間があれば新参者にお付き合いくださいませ。
迷路荘、仮面舞踏会、病院坂、悪霊島はいわゆる横溝ブームというものが
なければ現存する形では存在しなかったと思われるので、
ファンとしては、出来栄えはともかくとして、残っただけでも良しとすべきかもしれぬ。
当時の空気としては、あの横溝御大の新作が読めるというだけでも非常に嬉しい
気がしたものである。
このところのレスは俺も面白く読んでいるが、少し気にかかった点を数点記してみたく
思う。
・仮面舞踏会の犯人を横溝作品にしては異例と評したレスがあるが、「白と黒」未読?
自分は新刊で読んだ時は、またこの犯人パターンかという感があり、驚きは少なかった。
元を辿れば御大が愛読したエルのYに行き着くのであろうが。
・金田一の行く末に関しては、横溝御大自身がテレビ出演インタビュー時に
「行方知れずになりにけり」にすると明言していたし、病院坂のラストそのままでОK
かと思う。そのまま読んでおけば良し。
上記インタビュー時には、アガサの「カーテン」が話題になっており、
金田一はポワロのようにはしないという(前記したYの探偵役レーンの最後も同様だが)
示唆も込められていたように思う。
・由利先生シリーズのクローズアップは俺もかねてから主張しているところである。
まず、三津木&等々力ものと併せて集成して欲しい。
横溝御大の生んだ名探偵は金田一のみに非ずということを広く知らしめて欲しく
思うている。
・最後に何とも軽妙なびっくり箱だが(w
本作の角川文庫の紙質が妙に良かった(白っぽい感じ)だったのを記憶している向きは
いるだろうか?
犬神家の一族で女は力で制した方が服従させられる事を佐武は分かっているのだ
というような事が書かれていますが今だとそういうのは書けないですよね
でも女王蜂のヒロインは乱暴されそうになったら大声上げるわよとも相手の男に毅然とした態度を取っていますし
画一的に女は弱いものとして書かない所は好感が持てますね
悪魔が来たりて笛を吹くの君江さんですか、あの人もなかなか知的な大人っぽさがあって好きでした
>>104 中編だと扉の影の女も僕は大好きです。
人面瘡も良いですね。
>>92 扉の影の女はやっぱり面白いですよね。
冒頭の枯れ木の表現を「ほうきを逆さにしたような」という表現はすぐに絵が浮かんで好きです。
三つ首塔も完読しました。やっぱりラストシーンが泣けますね。
横溝作品は基本的に短編でも男女のドロドロが絡んでますので
そういうのが苦手な方にはおすすめできません
女王蜂でも女性同士の恋愛を「邪恋」と表現してますが今の感覚だと言い過ぎだと言われるでしょうね
横溝作品は息を吐くようにポンポンと性的倒錯を挟んできます
>>110 70年代生まれなので、その当時の雰囲気は知りませんでした。
けど、なんとなくですがわかる気もします。仮面舞踏会の解説は少し感動した記憶があります。
白と黒は30年前に読みましたが団地のドロドロだったかなくらいしか記憶ありません。
印象は読んだ順番にもよるのでしょうか。最近「また心臓弁膜症の少女か」と思ったりしました。
物語として一番面白かったのは八つ墓村
ミステリーとしてはイマイチかも知れないけど
冒険小説としては傑作だと思う
里村典子役を能年怜奈でドラマ化して欲しいな
そして寺田辰哉役を俺で(笑)
>>117 あのヒロインも今だと人権団体から抗議来そうですね
随分とやりにくい世の中になりました
映画化してもなかなか原作を上回ることは出来ないよね
比較的良い出来だったのは映画「悪魔の手毬唄」
磯川警部役と犯人役の俳優さんの演技が素晴らしかった
温泉旅館の息子の演技が棒だったのはご愛嬌
しかし、中の人は歌名雄どころではない数奇な人生を送っていて、それはそれで味わいが
wikiで北公次について調べたけど確かに数奇な人生だね
でも俳優としての才能は無かったのかもな
>>119 あの悪魔の手毬歌だけは原作を超えていた
横溝先生もスタッフから太鼓判の出来と聞いて納得してたみたいだしね
獄門の三姉妹がОKなら、BSなら典ちゃんのキャラ原作準拠で大丈夫でしょ。
本陣の鈴ちゃんも。
ただし、のんちゃん起用は大人の事情もあって無理かと。
あの子なら典ちゃんにも鈴ちゃんジャストフィットしそうで残念な感はあるが。
うん、「悪魔の手毬唄」は良かった。
山村のロケ地、俳優陣、脚本ともに原作をうまく生かした作りになっていた。
手毬唄の岸恵子、犬神家の高峰三枝子の両者は、さすが大女優の貫禄で、
原作を上まわる魅力を画面から放っていたと思う。
ミステリー系の日本映画では、松本清張の映画ではあるものの『砂の器』、
『天城越え』なども、奇跡的に監督の実力を上まわる良作に仕上がっている。
砂の器 (1974年)
ダウンロード&関連動画>>


@YouTube >>123 そうだよ、おおらかだよね
おおらかすぎて「作者も太鼓判」が全くアテにならない作家というイメージ
でも逆に作者がどう言った言わないを気にせずファンがファンサイトやブログで
あれは好きだあれは嫌いだと個人的な感想を純粋に言い合える感じがして有り難い
有り難う横溝先生と思う
自分は映画の手毬唄がどうにも嫌で
一般的には評判がいい作品だと知って吃驚したくらい
市川崑の石坂金田一は断トツで犬神家が好き
>>123 市川版手毬歌見たら分かる
自分はテレビドラマ版の6話分のだったかな、
あれは原作のに過剰な演出足した感じで駄目だった
かなやんがこの家は呪われてる〜って感じに言うのウザかったな
>>125 砂の器よかったねー
作者の清張をしてあれは映画じゃないと出来ないと言わしめたからね
中居正広版のも良かったよ
あの映画は加藤 嘉が自分の息子を庇って
涙ながらに発した「そんな人知らねー」という台詞が印象的
悪魔の手毬唄は
@古谷一行の連ドラ全6話 A市川崑・石坂の映画版 B稲垣版の2時間ドラマ
3つを見たけど原作への思い入れが強すぎるせいかどれも微妙に感じて
今のところ「これがダントで好き」という映像作品がない。
古谷連ドラは時間も十分にあってか切るとこ切りつつ丁寧に出来事を追っていて
人間関係も自然と頭に入ってくるし事件の内容とその性質を汲んで作られていると感じる。
青池リカの配役も演技も一番しっくりくる。ただ上の御方も仰る通り歌名雄がクドい。
千恵子と里子のいい子ぶりを演出するような会話シーンを入れ過ぎたし、
全体的に青池兄妹とその周辺の若者がスポコンのような雰囲気で若干邪魔に感じた。
人となりをしっかり描くことでより悲しみを誘う効果はあると思うが
もう少し控えめにして4〜5話にまとめられたら丁度良かったのではと。
市川崑の映画はただでさえ時間がないのにしょっぱなから余計なシーンを入れ、
その後もトータルでドラマと同等かそれ以上かというほど余計なシーンまみれ。
必要性の分からない無駄設定も多く放庵の人物像も崩壊。
歌名雄は連ドラの熱さに女々しさを足したような人物でいちいちピーピー泣き喚き気持ち悪い。
予告で「里子が殺された〜」という一言を入れてしまうあたりもちょっとどうかと。
「市川崑の映画」としても「金田一耕助が主人公の映像作品」としてもかなり苦手で
二度三度と見る気にはなれなかった。
稲垣版は押さえるところは押さえてあの時間にうまく収めつつ
ひたひたと迫るおそろしさや犯人の愚かさ悲しさを出せていて全体的には悪くないが
自供シーンが激しすぎて困惑した。
それだけならまだしもそれに対して最後の千恵子と歌名雄の会話シーンの雰囲気が
あまりに軽くチグハグである程度は悲壮感レベル合わせろよと思った。
連ドラや映画の歌名雄の熱さを少し分けてもらったら丁度いいんじゃないかと。
そしてあそこまで口頭で全貌を解き明かす時間をたっぷり取れるなら
放庵殺害の動機をただの口封じと説明し片付けるのではなく
犯人に仕立て上げるにはこれ以上ない人物であり真犯人がそれを狙った旨加えてほしかった。
本筋と関係ないがコントのようなウィッグも地味に気になった。誰も止めなかったのかアレ。
基本的に亀の湯の人々に喋らせ過ぎないでほしい。
映画と小説は違うし長編を2時間そこそこでという場合
描き切れない部分があろうというのは大前提だけど
原作にある何かを省く以上に原作にない設定やシーンを足していて
且つそれが終盤に向けて生きているとも思えず終わると
「いやあんなの入れるくらいだったらもうちょっとさ…」になる。
脚本の荒たけて映画を語って欲しくないんてつけと…
市川手毬歌、あの寒々しい、それていて懐かしい昭和の雰囲気なんか最高てそ
脚本も、あんな複雑な人間関係をまとめあけまつたたけて合格てそ
ああでもこうして改めて書き出してみると
手毬唄はどれも良心的に作られてる方かな。
古谷連ドラの八つ墓村や女王蜂、
渥美清主演の映画八つ墓村なんか酷かったもんな。
>>128 >清張をしてあれは映画じゃないと出来ないと言わしめた
そりゃクライマックスでは捜査会議と演奏会を同時進行させつつ
演奏会の音楽がそのまま回想シーンのBGMになるんだから凄いわ
そりゃあんな事は映画でしか出来ないよ
スレ違い甚だしいが、最近橋本忍は「幻の湖」について、
なんであんな怪作を作ってしまったんですかと訊かれ、
「砂の器が凄すぎて、私に意見できる人が映画界にいなくなってしまったのです」
と言っていた。確かに寅さん八つ墓村でも好き勝手やってた感じだな
>>135 渥美金田一って主人公のビジュアルで不評なのかと思って
そんなの全然気にならんわいと観てみたけど
最後の犯人のビジュアルの方が大問題だわな
完全にハロウィンパーティー
渥美版に限らず八つ墓村は割とどれも犯人の動機や末路がなおざりになっていることが多くて悲しい
そこが重要だと思うんだけども
典子カットは致し方ないと思うわ
手毬唄の日下部カットもね
>>130 稲垣版のつまらなさは異様だった
ヒロインの御殿がチープだし犯人の霊体が湖の向こうに遠ざかっていくCGも陳腐
八つ墓村はむちゃくちゃ面白かったのにな
あの稲垣手毬歌からもう稲垣金田一はやっていないしそれは相当、叩かれたんだろうな
ある意味では横溝ブームに終止符を打ったのが稲垣手毬歌
あれせいで金田一作品=作るの恥ずかしいみたいな風潮が出来た
>>135 >>136 八つ墓村はやっぱり影丸穣也の漫画版が傑作だなあ
NHKの番組で真山仁が「あの影丸穣也の八つ墓村」と横溝ブームの象徴にあげていて
それから通販で買って読んでみたけど確かに迫力と論理が高い次元で面白かった。
原作を踏襲しつつかつなぞる訳でも無く改変の部分にも読んで納得できる説得力を持たせるという
流石にブームの火付け役になったと言われるだけの傑作だよ
>>138 まじかい
感じ方は人それぞれなんだなあ
自分は石坂版悪魔の手毬唄、期待値高かったのもあるけど結構がっかりして
他はまあこんなもんかなという感想なんだけど
確かに稲垣版はあれ以降途絶えてるな
稲垣版は八つ墓村は勿論他も全体的に良い仕事してたんで
一度躓いたくらいでめげずに粘ってほしかった
ゆかり御殿みたいな変なセンスやCG丸出しの部分は
悪魔の手毬唄に限らず稲垣版全体にちょくちょく見られたんで
最初は気になってたが段々気にならなくなってたな
八つ墓村は金田一耕助役を石坂浩二で映像化して欲しかった
その上で内容的に原作に忠実な八つ墓村を見たかった
洞窟の出口での典子とのシーン、糸を使った宝探しのシーン、
実の父親とのシーン、春代の告白のシーン等々
洞窟の中でいきなり犯人が鬼のメイクに変身するとか
無駄な演出は要らないので、原作に忠実な映画「八つ墓村」が見たい
映像化したものよりも先に原作を読んだ場合、
自分の頭の中で登場人物の容姿をイメージしますが、
そのイメージを遥かに超えてきたのが犬神家の一族の坂口良子
本当に可愛らしかった
でも娘がAVに出演したりして、今頃天国で泣いているだろうなあ
坂口は珠世のつもりでオファー受けたらしいけどw
衣装合わせでモンペ渡されて唖然としたって
>>140 あの悪魔の手毬唄の現代版ドラマ化という事で期待し過ぎた面はあるかもしれない。
先入観なしのまっさらな気もちで見たら面白かったかもね
各映像化作品の評価が人によって大きく分かれているのが面白い。
初期のミステリ板では、松竹八つ墓=完全NG、古谷金田一シリーズ手毬唄=良、
ATG本陣の志乃ちゃんの旦那金田一逝ってよし!…等々の定番の評価があった。
まあ、いかにも原作信奉者多数の頃らしいかと(これが決して悪いわけではない)
今思うと、松竹八つ墓ぐらい脚色を加えてしまうと、
最早、原作と比較してどうこう言うても仕方ないという感もある。
横溝作品は映画の素材に過ぎず、
ゆえに、このような行為そのものに対する批判というのは有りかと思う。
(余談ながら、清張先生の「砂の器」などはよりこの点が顕著。
ミステリとしては見せ場の一つである堕胎トリックの完全カット、
原作にはない父子の巡礼シーン、世代交代を示唆するラストの改変等々、
映画は別物化していると言い得る)
横溝作品代表作中では、笛が東映映画版(西田金田一逝ってよし!)も古谷金田一も、
共に出来が芳しくない。
原作準拠(特に自称悪魔退場のラスト)での再度の映像化を期待しているのだが、
前に話題になったNHKBSでのドラマ化はぽしゃってしまったのか?
三つ首塔、たった今読了しました。
金田一耕助の出番が少ないのね、これ。
三つ首塔の金田一については、出番の多さではなく珍しく人命を救ったことの方を評価してあげよう
三つ首塔はキチガイが多過ぎる
夜歩くよりはマシだがそれでもヤバイ
黄金の指紋は好き
エロ描写が多いせいかちょっと苦手な系統だったなぁ >三つ首塔
金田一が出てきた時ものすごくホッとしました。
>>149 悪魔の寵児でエログロ言われるならあれはもう乱痴気ですかね。
主人公自体がレイプされた話を後々なりそめの切っ掛けみたいに話してるじゃないですか。
レイプされても真心が裏にあると分かったら全て正当化されるんですかね。
何か色々倒錯していて自分はこんなの十代に読まなくて良かったと心底思いましたよ。
100%学校の図書館には置いていけない類の本ですね。
落とされた枯れ井戸の中でも死体横目にパコパコしてたのって三つ首塔だっけ?
幣原さんが戦後、総理大臣になった時に記者がまだ生きていたのかと驚いたらしいけど
横溝先生も宅に訪問した角川春樹氏に驚かれたというね(笑)
家族の人が出ると思ったらまさか本人が出たという
>>151 そんなことしてません
する気もないほど二人は衰弱していました
>>151 おそらく自身の潜在意識の中にそういうシーンを望む願望があったのだと思う
>>151、
>>153 いや、俺もしてたと記憶してたぞw
こんなことしてたら死んでしまうみたいな科白を覚えているんだが
>>154 151ではないが俺も言われてみれば助平な潜在意識のなせる業かもしれんので、読み返してみるわ
いま『三つ首塔』を読み直してみたら、穴蔵の中での情交シーンあった。
音禰さん、このあたり(包み隠さず)かなり赤裸々に手記へ綴っているんだね。
「あなた……あなた」
とつぜん、私は激しい情熱の嵐につつまれた。
「あたしを抱いて……あなたの強い腕で力いっぱい抱きしめて……」
「よし!」
男は懐中電灯の灯を消すと、暗がりのなかでいきなり私を抱きすくめた……。
こうして真っ暗な地の底で、奇妙な私たちの愛情の生活がはじまったのだ。
(中略)
生きてふたたびここから出られないかもしれないという棄て鉢な気分と、地底の
暗闇という異常な環境が、私たちから、人間なみの羞恥やたしなみをむしりとって
しまったのだ。生きているうちに、たがいの愛情の泉を汲みつくそうと、私たちは
暗闇のなかで、二匹の飢えた野獣のようにからみあってはなれなかった。
こうやって抜き書きしてみると、(女性の手記らしく)うまく露骨なことばを避け、文章で
表現しているためか、生々しいシーンという印象は薄いかも。 (言い訳ですがw)
ただし、死体が投げ込まれるのは上のシーンから七日ほど経ってから。
そのころには二人とも衰弱しているため、助平なことはしなかっただろうと思う。
>>152 失礼な話だよな、当時まだ70才くらいでしょう?
確かに当時の平均寿命は超えてるけど、生きてる人は生きてるって(笑)
(´・ω・`) 「超一流企業」が公式サイトに社員ヌード掲載しとるがな
https://goo.gl/GefcMp わしは会社の弱みを握っとるからこんなものばらまけるがなw
その会社がもみ消しを図る見苦しい不祥事
https://goo.gl/fz1pHu >>158 死体が投げ込まれるまではさんざんやりまくって、飢えもあったがそれで衰弱してたw
そこで飲食を得られたのだが、「音禰、次は自重しようや(苦笑)」というセリフがあったから
意識的に自重しないと、死体のそばでもやりまくる勢いはあったようだw
いや、うらやましい
いやほんとお盛んで読んでいてクラクラした >三つ首塔
自分みたいにリアルにものを考えてしまう人間としては、そんなロマンチックな
空想にふける気はしないなぁ....
おそらく実際にそういうことが起きたら、井戸の底は数日で糞尿の臭いが充満
して、非常に不衛生かついたたまれない状態になっていると思う
三つ首塔はまだ読んだことないや
以前古谷一行のドラマを見た際
原作の面白さが全く想像できないくらいわけ分かんない内容でそれ以来何となく後回しにして今日に至る
お嬢様がある日突然見知らぬ男との結婚を条件に莫大な遺残の相続人に指名されるが
相手の男と思わしき人物は即行殺され
自分を強○した男に連れ回される形で
遺産相続に関わりのある親族達の痴態を見て回る大冒険みたいな話だっけ
>>165 だいたいそんな感じですね。
死体が持参した赤ん坊の頭ほどのおむすび5、6個もいちゃつきながら食べてた気がします。
井戸の描写は記憶にないですが、二人プラス死体でも余裕な広さだったんでしょうか。
全体的には、推理小説としては微妙ですが、冒険小説としては楽しめ、一人称語りから横溝御大の芸風の広さを味わえる傑作と思います。
何だか、頭の弱いハーレクインちっくな話だけどなぁw
>>155 井戸の中に落ちて上から蓋された話でしょう?
パコパコは八つ墓村の洞窟での主人公と典子の話では
闇が二人の羞恥心を奪ったという描写
長い作家人生の中でこういう物を書いたこともあった、くらいの気持ちで読むならアリなのかな
自分のようなにわかや初心者に積極的に勧めたり
一般に向けて映像化するにはやや危険な気がする
>>157 なるほど、してたんだ。
確かに横溝先生は性的描写の詩的表現がうまいんだよなぁ
三つ首塔に出てきた全身に金粉を塗ると皮膚呼吸が出来なくなるというのは現代科学で否定されている
布にクロロホルムを染み込ませて相手を昏睡させるのも有り得ないとか
>>166 いちゃつきながら食べてたんじゃなく、女が衰弱してたから男が一度咀嚼したやつを食べさせてた…って書き方だったよ
>>171 まあ横溝作品に限らずそういうのは多少は仕方ない
当時そう信じられていたり定説みたいに言われていたわけで
手鞠唄は色々印象違うもんだね
自分は映画見たあと原作読んだから映画の方が良かったかな
犯人の最後の告白と磯川警部の気持ちがきちんとでてて良かった。
告白しときながら千恵子を襲うのか当時はらはらした。
唯一は道のトリック解きは映画に入れて欲しかったかなー
あと原作の最後の放火はムチャ過ぎる気がしたかな
三つ首塔は真野響子と黒沢年雄の暑苦しさがぴったり
脇役の方たちも毒々しいし食あたりしそう
ある意味原作を超えたのはこのドラマかも知れない
>>171 それショックです。佐智君もこの手で珠世さんを気絶させたので?!
>>173 まあそうですけど確か「おれ飲み込んじゃったあ」とか楽しそうに食べてた気もします。
三つ首や寵児のような超通俗小説も書け、それなりに読ませてしまうのがエンタメ作家
としての横溝御大のある意味での「凄さ」と言えるかもしれぬ。
本格ミステリ作家としての「顔」を好む向きは抵抗感ありかもしれぬが
(俺も当初はそうだった)
だが、仮にも(?)ミステリである三つ首で超自然現象を示唆するようなことだけは
止めて欲しかった。
非常に御大らしからぬものあり。
戦前の「かいやぐら物語」のような狙って書いた幻想譚ならともかく。
三つ首塔
そもそもあんな動機で何人も人を殺すかよ普通
殺人現場に置いてくる「モノ」に疑問を感じた
あの犯人がなんでそんな真似をするんだよって
>>176 Q1: クロロホルムで人間を気絶させることはできるか?
「できません」
クロロホルムをハンケチに数滴垂らして、相手にそれを嗅がせて気絶させるというシーンはラノベに限らず良く出てきますが真っ赤な嘘です。
クロロホルムで気絶させるには相当量を吸引しなければならず、ハンケチに染みこませて口元に押し当てるだけでは絶対に気絶しません。
(気分は悪くなるかもしれませんが……)
さらに、クロロホルムを気絶するほど吸引すると、腎臓や肝臓に回復不能な障害が発生することがあるので、「気絶→腎不全→死亡」となりやすいです。
また、クロロホルムが肌に触れると爛れるので、口元に押し当てたりすれば酷いことになります。
最悪、火傷のような一生消えない傷痕が残ります。
現在、クロロホルムが人体麻酔用に使われることはありません。
希に動物の麻酔に使われることはあります。
http://www.raitonoveru.jp/howto/64a.html 悪魔の寵児の犯人の動機は同情に値するが何なら直接恨みの本人を殺ってしまったらよかった
あの風間某だっけ、愛人3人やられても素知らぬ顔って感じだったな
ハッピーエンドなのに全く感動しなかった(笑)
三つ首塔はぶるわー(´;ω;`)ってなったんだが
>>172 だからさ、そういうのも変形エロ描写なわけよ
俺みたいなエロ好きは作者が仕掛けたエロスは余さずすくい上げるから三つ首塔は好きな作品だけど、人によっては抵抗あるだろうね
ただ、他の作品ではほとんどエロスは感じないので、たまにはこんなのも書いてみるか的作品だったのかもしれない
横溝作品の悪漢がよく「うっふっふ」って笑うけど今ならただのオカマだな
うっふっふって金田一耕助も笑ってた気がする
お釜帽って原作でもかぶってたかなあ?
>>167 そう言われたらそうかもしれませんね。
10年ほど前に読んだのに犯人が全く思い出せませんが、音彌があまり賢くなさそうたなあと思った記憶があります。
珠世さんほど策士でなくてもいいですが…
>>185 金田一も含め多数の人が「うっふっふ」でした。大げさにいうと横溝御大お気に入りの表現なんでしょうか。
男だと何となく気味悪いと思いました。「迷路の花嫁』で男がそう笑ってたような気がしますが、思い出せません。
>>179 ありがとうございます。一通り読みました。勉強になりました。ライトノベル作法研究所には笑いました。
そういえば青酸カリでも直後に発症しないとどこかで読んだ気がします。創作では便利に使われるが実は違うというのはいろいろあるんでしょうね。
>>186 ちょっとあの懐中時計の裏に指紋付着させるやり方は今読むと引きますね
作中でも珠世は相当犯人扱いされてはいましたけど
>>188 カルシウムなども不足してイライラするレベルだと本当は死んでしまうそうですよ
筋肉や心臓はカルシウムを栄養に動いてますから
これが不足するという事はもう死ぬ寸前です
イライラの原因は自律神経などでしょうね
音禰ちゃんは今の評価ならヤリマンで決まり。
なぜか横溝スレのねらーには人気無いんだよなあ。
珠世さん、智子さん、早苗さん等のヒロインキャラはそれなりに人気はあるが、
鈴ちゃん、典ちゃん、鶴ちゃん等のロリコンキャラに支持は集中する。
>>191 音彌は活発でヤリマンでいて意外と従順で、男にとってある種理想的な女性かと思ったら人気ないんですね。
珠世さんのような策士だと気が休まる暇がなさそうです。
典ちゃんは途中からキャラ変わってるようなのは気になりますが、人気あるのはわかる気がします
クソコテの名無しのオプをNGにしたらミステリー板全体がスッキリした
頭が良くて惚れた女に一途で困った時は助けに現れる、おまけに床上手(多分)な高頭君は個人的には理想の男だけどね
芋助氏は典ちゃん推しということは意外にAKBグループレベルの子好きとか?
案外にしたたかな珠世さん、音禰ちゃん等は当初から美女設定だが、
典ちゃんの初登場時は、まさにトホホ・・・な状態。
>>171 谷崎潤一郎の「金色の死」という作品にそういう描写があって、それが広く流布されたのが
原因じゃないかと、俺は思ってるw
美女やブスが登場するのはよくあるというか普通のことだけど
ブスがヒロイン的ポジションだったり
精神的な変化からブスに見えなくなったりするあたりが凄いと思ってる
男性が書く小説でそういう展開はあまりない気がする
自分が知らないだけかもしれないけど
美女もヒロインだったり被害者(死亡)だったり犯人だったりで
美女が出てきたら大体こういう役割っていうパターンがあまりないし
事件自体は勿論毎回どんな女性が出て来、どんな動きをするがが楽しみ
>>194 レイプで服従させて理想的も何も無いだろ
ウェルクの肩こり幽霊が問題になってるけどガチで幽霊いると思うんだよなー
独裁者は死ぬ間際に自分が謀殺してきた人間の霊にうなされて死ぬというし
霊というのが幻覚だとしても見たという人間には確かに幻覚でも見えているんだよ
だからミツ首塔に幽霊が出てきたのもあながち非科学的ではない
むしろ科学をつき詰める程に霊的存在が確実な物として現れる
>>197 AKBは一人として顔と名前が一致しませんのでよくわかりません。
また典ちゃんがロリコンの間で人気あるのはわかると申したかったので、別に推してません。
ついでに言うと音禰(間違えてました)も理想的と思う男性もいるだろうという意味です。
そもそも横溝御大の作品は読んでてそういう方向に感情が行かないです。アブノーマルな人だらけなので感情の窓が閉まるのでしょうか…
608: 超電少年てつまつマン ◆VZ06MJxOCbt1 2017/03/14(火) 01:25:00.56 ID:lvs0nlhy
わかりまつた
久々にあれ、やりまそうか
明日、japはキューハに負けまつ
外れれは僕の面目丸潰れ
まともな神経なやもう出てこれない
名無しの当てすっぽうとはリスクか違う事はおわかりてつね
100%当たゆ
たかや、言えゆ
【陰謀論・ジャッジ批判】後輩選手の快挙を受け入れられない悪質ユヅリストたち
https://togetter.com/li/1089886 金粉ネタだと、まず映画007シリーズ「ゴールドフィンガー」の金粉美女死体が
思い浮かぶが、
劇中では金粉ダンサーは通常呼吸のため一部塗らない部分を残すといった説明がされ
いたような。あれも法螺話か。
俺は
>>202氏のように金田一が理外の理としたことを心霊現象を即肯定したものと
までは思えぬ。テレビ古谷金田一シリーズでは音禰の幻覚のように描かれていた。
>>202氏は昔ベストセラーになった「脳の中の幽霊」のような趣旨を言いたいのかも
しれぬが。この線に沿って考えれば、確かに心霊現象と称されるものは実在すると
言ってもよいわけだが。
とにかく本邦ミステリ史上の巨匠である横溝御大に、増してや金田一シリーズで
こういう紛らわしいことは書いて欲しくはなかった。
これやるならむしろ大乱歩の方かと思うていたが、明智探偵譚にはスーパーナチュラルを
示唆するようなものは無し、「人間豹」が?付きかもしれぬが(w
つのだじろうの「八つ墓村」「犬神家の一族」「悪魔の手毬歌」はぶっ飛んだ内容でおもしろい
被災者いない?
震災幽霊とか見てまてん?
聞きたいー
津波て死んた娘か出てきまつたとか、そういう怖い体験ありまてんか?
横溝作品の漫画化は、影丸穣也の八つ墓村の後は大ヒットしない不思議。
漫画の素材としても良と思うのだが、原作小説や角川映画を初めとする実写作品の
存在感がいまだに強烈過ぎるせいか。
アニメもないな。
ささやななえやJETのマンガはヒットしたんじゃないか?
俳句のとおりとか
手毬唄のとおりとか
見立て殺人の何が面白いのかわからない
まして自分で創作した手毬唄とか意味不明
〉大ヒットしない
そこそこな当りではなく、この点こそ問題かと。
HRとシングルの差だわな。
>>215は横溝作品に対し「それを言っちゃあ、お終いよ」感あり。
多くのミステリ特に本格ミステリは、ある種の「メルヘン」なのだから。
津波て死んた娘か出てきまつたとか、そういう怖い体験ありまてんか?
自分が本当に殺したい人をカモフラージュするために
全く関係ない人をぶっ殺すとかありえないシチュエーションが多いよね
この人の作品
>>217 親父が家に帰ったら自分の葬式してたとか実話であるよ、遺体も顔面綺麗なままだったらしいから
遺族も適当過ぎるよな、まぁ気が動転してるのと思い込みからだろうけど、じゃその遺体誰やねん
って所がミステリー
>>218 ありえなくもないんじゃね?
世の中にはまったく知らない赤の他人をころす奴もいれば、毒薬飲ませるのが好きな奴もいる
>>215 昔の事例になぞらえて法を説く仏教説話の影響かも
過去の因縁話が馴染みやすい、というのもあったんじゃないのかな
向田邦子がシナリオ講座に通っていたころ、双子の兄弟が入れ替わるという
ミステリーを書いたところ、講師からこれはあり得ないと一蹴されたらしい
ところが後日、実際に双子の兄弟が入れ替わっていたという事件を新聞記事
で見つけ、自分のシナリオに問題がなかったことが判明し溜飲が下がったと
いう話をエッセイに書いていたのを読んだことがある
石坂版金田一耕助のwikiのページにシリーズ内の登場人物について
「金田一の知人として登場するのは第二作の磯川警部と最終作の推理作家(横溝正史)」
とありますが
ここで言う最終作というのは2006年の新犬神家なのか1979年の病院坂のことなのか
病院坂であるならご本人が出演したという事なのか役者が横溝役を演じただけなのか
ご存知の方おられますか
>>218 横溝に限らずクリスティをはじめ、ミステリー読めばいくらでもあるよ
>>224 病院坂で横溝正史が横溝正史役ででている。
実の奥さんも奥さん役で出ている。
獄門島って
もし復員詐欺の男が島に来なくて
月代に婿取らせていたら
その後どうなっていたかと昔から思ってた
金田一が島に渡る船の中で千万太の戦死告げても
和尚達がヒトシが死んでいるの知っていたら、ああそうくらいで終わっていたのか
つか、ヒトシがさっさと死ねば良かったのか…
可哀想だな、ヒトシ
ちまたって名前すっごいかわいい☆と昔から思ってました
ちまた
ちまたさん
ちまさん
かわうぃ〜☆
>>227 まぁ和尚は島民の信仰も厚いから分鬼頭の志保に島の実権握られても
そんな感じだけど嘉右衛門一派はそうは行かないから和尚だけズルいよな
まぁちゃんとそこら辺は最後に罰当てて来れたけど
横溝御大が本格ミステリは伏線を確認しながら再読はすべしとしながら、
繰り返しの再読に疑問を呈しているのは、獄門や手毬唄のような傑作でも
3回以上の読書になると状況の不自然さ等の粗が目について来てしまうという点
を懸念したのかもなー。
まぁ獄門島も犬神家みたいに理不尽な遺言書残せば良いだけだったしな
津波て死んた娘か出てきまつたとか、そういう怖い体験ありまてんか?
もし自分か死んた事に気付いてないんなや、悪いてつけと、パカ過きてそっとウケゆ(^_^;)
三つ首塔の犯人は音禰のことが可愛いのに
なんで音根の持ち物を犯行現場に置いてきたりしたの?
三つ首塔って金田一が宿屋の天井裏からメモの切れ端見るけるやつだっけ?
そっちのが首傾げた記憶ある
震災ては僕にお世話になりまつたてそ…?
今その借りを返して欲しい…
この作家ってさ
調子こいて映画にも出ていたよね
あれは自分から出たいと言ったものなのか、
それとも話題作りのために製作者側から提案されたものなのか、どっち?
どちらにしても物凄い棒演技だった(笑)
以下、横溝正史のエッセイ「タレント業失格」より抜粋
*[ ]内は私の補足,空行は中略した箇所を示す.
年老いて、つねに胸の痼疾(こしつ)におびえていなければならぬ私、しかも十年以上も
世間から忘れ去られ、訪(おと)なうひとさえたえてなかった私にとっては、一日にひと組
の客に会ってさえ疲労をおぼえるのである。
私は年寄りだから、どうしても一日に一度は昼寝をしなければ体が持たない。一時から
三時までは寝床の中だから、客に会う時間はどうしても三時半以降ということになる。
ひとたび外出となると大変である。
乗り物恐怖症の私は[電車に一切乗れず]以前自動車に乗るにさえ体内にアルコール
を注入しておく必要があった。
そのつぎに困るのは脚である。
いったん靴をはき、劇場なり、テレビ局なり、デパートなりのすべすべした床のうえを歩く
となると、自分の脚がいかにおぼつかないものであるかを思いしらされ、階段の上り下り
など醜態の極みである。
[それでも人前に出るのは]出版社の商魂におどらされたわけではない。かくも熱烈に私
のブームを支えてくれるおびただしい読者諸賢のためにも、少しは大衆のまえに顔を出し
ておかねばならぬだろうという、義務感みたいなものからである。結果は悪くなかった。
私もいささか得意でいたのだが、噫(ああ)、無残十月九日から十日へかけて、痰に血が
まじるに及んで、タレント業失格の烙印をおされたようなものであると私は思いしらされた。
残念至極。
>>241 角川春樹が「一緒に出ましょうよw」って言ったんじゃね?ww
https://goo.gl/znnSuW これは、普通にショックでしょ。。
本当なの?
横溝正史は市川版犬神家の那須ホテルの主人役だったけど若林さんの死体発見した
女中のはるちゃんが悲鳴あげるシーンで駆けつけなかったのが残念だわ
三谷幸喜主人役の2006年リメイク版では駆けつけてたけど
あえて作品名は言わないけど
物語の語り手が犯人とか邪道にもほどがある
何が叙述トリックだ
ただのインチキじゃねえか(笑)
>>246 御大は由利先生シリーズと金田一シリーズとでメーントリックとして使い回してるな。
前者は屈指の代表作の一つ、後者もコンパクトに纏まった佳作だが、
前者はメーン意外にもトリックてんこ盛りで楽しめるし、
後者は怪奇でスリリングなムードも充溢で読ませるものがある。
俺的には具体的にタイトルを記しても無問題という感があるのだが。
書斎魔神様もおっしゃってますが、ご意志を尊重して作品名を伏せたままで
>>246 おっしゃる通りですし、相似形が何ペアおんねんとも思いました。
私は今年二十年ぶりに読みましたが、ああいう死体が多いことしか覚えておらず、犯人も終盤までわからずその意味では楽しめました。
犯人がわかると、うわその手かよ、クリスティのその手かよと憤慨したのは否定しません。
ですがやはり、戦後の荒廃した世相を背景にした屈折した登場人物、最初さえ突破すれば巧みな展開に引きこまれ
ほとんど一気に読んでしまいました。これで可ならなんでもアリと言われればそれまでですが
私は横溝御大の快作に数えたいと思います。
自分も由利先生、金田一ともに読んでいるけど、どちらも横溝作品の名作に
挙げられる代表作だけあり、ネタが割れても読書は楽しめたので良しとしたい。
叙述トリックには横溝作品以外にも面白いものがいくつもあり、タイトルを挙げ
られないのが残念。
アドベンチャーゲームの場合、ザッピングという複数視点でプレイするシステム
もあり、犯人の行動を別人物の視点から眺められ面白かったりする。
しかし世界一有名なあの作品は、ネタバレしてるし、まだ読んでないんだよなぁ...
>>246で挙げられているのはマイナーな作品でしょうか
比較的有名な作品で映像化されていたりするものしょうか
クリスティの「アクロイド殺し」か、数年前にミステリーchで放送してたな(笑)
一人二役モノは多いけど
なぜか二重人格モノはないよね
東野圭吾のプラチナデータみたいな
悪霊島の映画がそうだった。
もっとも映画自体は大したことなく、今では見ることが難しいビートルズの主題歌だけが聴きどころ。
>>254 おいおい、あの映画は岩下志麻マニアにとっては至高だろ!
「疑惑」と共に永久保存すべき逸品である(断言
話題にあがっていた横溝御大の叙述トリックメーンな二長編は、
やはりそれゆえにあまり映像化のチャンスには恵まれていないな。
古谷金田一シリーズでは、文字どおり犯人を見せないための苦心の
キャメラワーク、このトリックの面白さを映像化するのは無理かと思う。
>>253 人面瘡の扱った作品は二重人格ぽくなかった?大昔に読んだ曖昧な記憶だけど
孫と孫を結婚させるとか
孫と甥を結婚させるとかいう展開がちょいちょいあるってどうなのか
本人らが承知の上で付き合いリスクを覚悟で一緒になるというならまだしも
爺の都合や思い入れで当人もよく知らないまま、知った後も強引にって
一応いとこ以上離れた親類はセーフだそうだし
薬嗅がせて気絶や金粉みたいに小説ですからで流して楽しめたらいいんだけど
ハッピーエンド後に起こる悲劇を連想してしまい
せめて好きな相手と結ばれてよかったと
その一点については本当に救われたという気にいまいちなれない
兄弟姉妹は絶対的なタブーとして描かれているだけに
うちの父方の爺ちゃんは、好きな女性と駆け落ちまでしたのに双方の親が
同棲している住宅まで押しかけ、無理やり生木を裂くようにして二人の仲を
引き裂かれてしまったらしい
その後、爺ちゃんは無理やり嫁を取らされるものの、両親から別れさせられ
た女性のことが忘れられず、夫婦仲はあまりしっくりいかず、私の父がまだ
三歳のころ、胃潰瘍でポックリ死んでしまった
爺ちゃんの嫁にされた婆ちゃんの方もかわいそうで、年を取ってからも私の
母に、自分は嫁に行っても、結局、爺ちゃんからは可愛がってもらえなかっ
たと、最後までこぼしていたという
戦前の家父長制というのは、とにかく、そんなふうに親や親戚が権勢を張り
個人の自由恋愛など許されていない時代だったんだよね
大正時代を代表する大衆画家の竹久夢二なども、妻と別れ同棲した恋人、
彦乃とはむりやり仲を引き裂かれている
東京に連れ戻された彦乃は、その後、夢二と会うことを許されぬまま、結核
で短い生涯を終えたという
因襲って奴だな
横溝作品のほぼ全てに共通するキーワードだ
>>258 >孫と孫を結婚させるとか
>孫と甥を結婚させるとかいう展開がちょいちょいあるってどうなのか
横溝小説だけの空想の事実ではなく、日本だけではなく外国でも昔は名家や金持ちの家ではよくあった
財産や家名を守るために、変な親戚が増えないように
禁断というのはスリルとサスペンスを孕んでいるゆえ、
御大の描く世界はこれが充満しているのも魅力のひとつ、
今読むと、怖いもの見たさの興趣あり。
確かに戦前や戦後間もなくの頃なら、
そんな事もあるなぐらいの感じだったのかもしれぬが。
語り手が犯人も面白いけど、
俺は湖泥みたいな○○○な犯人が登場する作品も好きだな…
二重人格という訳では無いけど、
○○○に見せかけて実は○○○○だったみたいな感じの犯人
兄弟姉妹が駄目という認識がありその理由も分かっていれば
法律上セーフでも極力避けるし周りも手放しで祝福できない結婚だとは思う
とにかくできるだけ遠い方が良いし本能的にもそれを求めてる
出会いも多く身分の差も昔ほど露骨で絶対的なものはないから
あえてする理由がなくリスクしかない
「湖泥」はインヴィジブル・マンってやつか。
俺は本陣は春陽文庫が初読だったのだが、百日紅と本作も収録されていた。
当時はどうしても格違いな本陣と比較してしまい印象いまいち。
単独で見ればコンパクトに纏まったそれなりに面白い作かも。
結局、戦前から書いてる探偵小説作家で、今でも生き残ってるのは江戸川乱歩と横溝正史だけだな(´・ω・`)
渡辺温、佐左木俊郎、大阪圭吉など期待が持てそうな作家は、
みんな若いうちに無くなってしまっているからねぇ....
天才は短命みたいなんは嘘だな
才能ある人が早くに亡くなればそりゃ惜しまれるが
中には早くに亡くなったことで死語に「天才化」したような
冷静に考えたらどうなのかという持ち上げられ方をする有名人も多々在るし
才能と気力のある人にはできるだけ長く健康に生きて活動してほしい
それでも評価される人物こそ真に才能ある作家と認められ得る気がする
例え途中や晩年にあれ?という時期があってもそれはそれ
金田一耕助コスプレ姿で聖地観光ができるぞ!倉敷
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0323/oks_170323_5284033867.html
倉敷市は他にも多くの事件の舞台となっており、毎年金田一耕助関連の
イベントが年に数回行われておりファンにとってはいわゆる聖地。
横溝御大や大乱歩以外の戦前や戦後間もなく活躍した作家の著作も
国書あたりの頑張りで読むには苦労しない時代ではある。
長きに渡りマニアックな人気がある夢野久作は勿論、
香山滋、海野十三、小栗虫太郎等には、今もそれぞれに濃いファンが存するのでは?
さすがに黒岩涙香とかはないだろうが(w
>>271 岡山県出身なのに恥ずかしながら一度も行ってません。大学進学時に岡山を離れたせいもありますが。
両親から「千人の金田一耕助は参加者が少なくて困ってるらしいからお前も出てやれ」と言われてますがなかなか…
日本史質問スレで
>昔は庶民が温泉宿に長居して湯治したりしてたイメージがあるんだけど、実際はどうだったのですか?
>長いこと家を明けて、仕事も休んで、温泉宿に逗留するなんて結構お金もかかるはずだし、庶民層でそんな事が出来てたんでしょうか?
>金持ちや作家なんかがやってるのはわかるけど
という質問がありました。『悪魔の手毬唄』を読みましょう、と言いたくなりましたよ。
昔は、温泉につかることも病気の治療の一つだったんだと思う。
今のように、温泉旅行が純粋な娯楽になったのは最近のこと?
それに、家族経営の自営業の場合、主人ではなく、従業員(父や兄が経営者)でも
結構融通が利いた?
アニメでセレクタという作品がある。それでは、血のつながった兄と妹が好き会っていて
作品の世界観も「二人の恋=善で、反対する者は悪人扱い。
カナオが実在していて、あのアニメを見ていればどう思っただろうか。
あと、手毬歌で、里子を幸せにするにはどうすればよかったのか。
ゆかりや金田一が皮膚科の医者の紹介を口実に事件が深刻化(1人目の犠牲者まで)するまでに
村からだして、リカが自殺した後は、東京に出たカナオと生活させる。
カナオのスカウト自体、本当にスターにするつもりより村から出すための口実だから。
横溝作品のキャラの中では、里子の協力者は誰がふさわしいか。
門川春樹事務所が出した「蘇我の娘の古事記」。
蘇我入鹿の隠し子の話だけど、どことなく横溝ワールドに似ている。
〉門川(w
こんな軽い突っ込みはともかく(w
妄想アニオタ乱入中かと。
テクスト準拠で語れや、と思わざるを得ないものあり(w
>>264 馬で言うと、血量50%の危険な配合だな(笑)
韓国じゃなくても、血が濃すぎて駄目だな、人間には。
>>274 農閑期の農家なんかは骨休みに良く温泉を利用してたよ、そういう湯治場は
自炊も出来たから、そんなにお金もかからなかったかもね。
当時の都会のサラリーマン等の事情は知らないが、温泉転地療養だったら
今でもある、ガンに効くという田沢湖近くの玉川温泉とか、キ●ガイに効く
山形奥地の●●温泉とかな。
青空文庫の岡本綺堂 『温泉雑記』 が、昔の湯治の様子を描いており、なかなか面白い
チャチャッと読める短い随筆とはいえ、さすが綺堂の技が光る
岡本綺堂 『温泉雑記』
http://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=49557 玉川温泉は敏感肌のぼくには合わなかったです(笑)
強酸性泉とかむしろ体に悪いんじゃないの?
あたし小さい頃からいとこ同士は結婚できるって知ってたわよ☆
あたしにはいとこのお兄ちゃんがふたりいるの
たかしくんとおさむくん
あたしよりぐらい8つ9つ年上でねぇ
やっぱり女の子って思春期になると
同じ年頃の男の子より年上の男性に憧れるものじゃない?
中学生のときはたかしくんとおさむくんに会うと、
そのおとなっぽさにきゅんってすることがあったわ☆
けっこん…とかちょっと妄想してきゃあってなることもあったのよ☆
でもふたりともさっさと結婚しちゃったけどね☆
たかしくんのお子さんはふたごなのよ
ふたごってのも横溝先生ちっくよねぇ
いとこ同士の結婚なんてちょっと前までは普通だったみたいよね
いとこ同士は鴨の味って言うじゃない
管直人も奥さんがいとこよね
アインシュタインもそうだし
無理やりミステリ板に結びつけるとエドガー・アラン・ポーも奥さんいとこだったはずよ
あとお笑いマンガ道場の漫画家の富永一朗さんとか
芥川 比呂志とか
ざっと思い出せるだけでもまだいるわ
>>281 あそこはガン患者、それも治る見込みのないのが藁をもすがる気持ちで行く
最終地だろ、実際、予後は悪い。
確かに狂綺堂の「温泉雑記」は面白い。
まったりしたタイトルながら後半は十八番の怪談話へ。
生粋の関西人ちゅーか、神戸っ子な横溝御大による生粋の江戸っ子綺堂風な作は
「川獺」か。
この人は江戸川乱歩のゴーストライターしてたんだよ
ビビった?知らなかったよね、残念!
犬神製紙とか風間組って会社四季報に載ってないけど上場してないの?
うん、上場してないワンマン経営の会社
あと、犬神製紙じゃなく犬神製糸だから
獄門島って
もしヒトシの戦死が早々と知らされていたら
金田一は島に渡って何もする事無かったのかね?
チマタの頼みは胸の内に収めて三姉妹にバカにされながら島を去ったのだろうか?
>>291 千万太の頼みの意図を探って
三姉妹が殺される必要性がないことが確認できたら去るんじゃないかな
金田一の最終的な所感は、
(そうだ、それでいいのだ。ここは他国もののながく住むべきところではない)
とあるから、
>>292の書いてる線だろうな。
これでは文字どおり「お話」にならないわけだが(w
未読なんだけど『女が見ていた』って面白い?
金田一物でも由利先生物でもないから
なかなか手が出せなくて
呪いの塔の話題があまり無いけど
個人的に好きな作品の1つだ
特に前半の軽井沢編は立体型迷路の複雑怪奇さや
登場人物の心理的葛藤など見所多い
「女は見ていた」「呪いの塔」といったノンキャラ長編も十分に面白く読ませるものあり。
俺は金田一東京ものより高評価している。
横溝御大は構成力に長けた稀代のストーリーテラーゆえ、
キャラに頼らずとも書ける人なんである。
短編の傑作「探偵小説」もノンキャラ作品だし、そもそも戦前には「鬼火」「蔵の中」等の
魅力的な作品群が多数。
『女が見ていた』は、冒頭を少し読みエログロ系の臭いがしたので買うのをやめた
由利先生も金田一も登場しない作品では、終戦直後の短編集『刺青された男』がおすすめ
怪奇探偵から本格推理へ転じようとしている横溝正史の変貌の過程が見られる作品集
『呪いの塔』は購入してあるものの、まだ積ん読状態
横溝作品は面白い本が途切れた時の非常物資なので、簡単に崩すわけにはいかないのだ
(現在、まだ手元の本は潤沢で、3冊の本を並行して読んでいるところ)
「呪いの塔」については、下の前スレでも話題になっている
(専ブラユーザーは、URLを右クリックしWebブラウザから開かないと発言が読めないかも)
https://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1472647710/123-132 > 短編の傑作「探偵小説」
この作品は、上で紹介した短編集『刺青された男』に入っている
俺の「探偵小説」初読はマエストロ鮎編の鉄道ミステリ集。
正直言うて、当初は何だ金田一出ない?感大だったが、
御大の語りの上手さとホームズ譚風トリックが炸裂、
謎解き短編ミステリの醍醐味を堪能したものである。
現在はいわゆる横溝ブーム時にゲットした既出の角川文庫を所有。
「あんなに怖かったことはほんとうに生まれてはじめてでした」から始まって
「ほほほほほ」で〆る、ギャグかと思ったが違うんかw
まあ、皮肉混じりだろうが、
良き謎解きミステリそのものが、良く出来たギャグと言えなくもないかとは思う(w
〉『女が見ていた』はエログロなのか
それ、ちゃうでぇ(w
横溝御大が我流でウールリッチやってみた都会ミステリ。
Evaluation: Average. 「探偵小説」って、読む前にクイズでトリックを知ってしまった俺(笑)
Evaluation: Average. >>297 情報ありがとう!
『女が見ていた』はエログロ要素含むのか…
エログロは『三つ首塔』読んだ時のトラウマがあるから不安だな笑
『刺青された男』は面白そうなので読んでみようと思う
ウイリアムアイリッシュの名作と同名の「幻の女」
作品名に釣られて読んだけど糞つまんなかった(笑)
この作家、結構駄作も多いな
良いアイデア浮かばないまま
生活のために無理矢理書いていたみたいな感じか
>>305 大抵の作家は駄作もたくさん残している
横溝正史の場合は、横溝ブームを受け角川春樹が過去作品を次々と発掘し
片っ端から書籍化していったため、駄作まで含めたほぼすべての作品が読め
るという幸運に我々が欲しているというだけの話
ただし「幻の女」は大好きな作品で、当時の日本に、これだけモダンなスリラー
小説を書ける著者はほとんどいなかったはずで、乱歩とは違うテイストがいい
あの芥川龍之介だって、駄作をいくつも書いていて、以下に紹介する「女体」や
「妖婆」など、思わずニヤニヤしながら読んでしまうような作品も残している
両作品とも、駄作ゆえに濃い芥川ファンからは愛されているような一面がある
女体
http://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=114 妖婆
http://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=184 「幻の女」はあの時代に美少女怪盗を描いている点だけでも凄いかも(w
今、脚色してアニメ化すればウケそうだ。
この作家
読み手を引きこむ物語書きとしては一流かもしれないけど
ミステリー作家としてはどうなんだろう?
角川映画で上手くブームに乗ったという面もあるのではないだろうか?
天才芥川の駄作として紹介されている2作は、
横溝風というよりは乱歩風と綺堂風な感あり。
市川崑版の犬神家、古い方も2006年のリメイクも
細長いトカゲの様な木の枝の様な物が描かれた絵を松子が拝むシーンがあるが
あれは一体何を描いたもので
あのシーンを入れることで何を表現していたんだろう
原作を読めば意味が分かるかと思ったが読んでも分からんかった
最後まで「ああ、あの絵はこれのことか」と思えるような部分はなかった
イズナ様とかいうやつだっけ?
東北とか田舎によくあるゲテモノ信仰の一種だよな
>>308 ミステリー作家として日本の最高峰でしょ
坂口安吾も日本人で世界に通用するのは横溝正史だけだって言ってるし
>>311 ググってみた
何だかいかにも昔の田舎に蔓延っていそうなよく分からん信仰で
あまり真面目に読む気になれなかったが
犬神とか狐とかいう言葉がちょいちょい出てくるから
犬神という名字にからめて用いたんだろうかね
何かが憑いてる家系ってなことで
民俗信仰ネタなら、おしら様とか書いて欲しかったが、
東北舞台の横溝作品って無いな。
金田一というネーミングにも関わらず、北海道も無い。
この方の作品には静馬という名前がよく出てくるんだね
犬神家以外はそれほど有名でないから
結局横溝正史で「静馬」と言えば犬神家の青沼静馬というのが一般のイメージだろうけど
何か思い入れのある名前なのかね
過去のインタビューか何かでそれについて語ったことなどないか
誰か御存知ないか
横溝御大は、いわゆるブーム時にはよくテレビや雑誌のインタビュー等に応じており、
新聞・雑誌にエッセイの連載もしていたが、
自作をはじめとしたミステリに関して多く語ることはあっても、
登場キャラの設定、ネーミング等に関しては、殆ど言及せず。
金田一にさえ簡単にコメントする程度であった。
手毬歌の歌名雄は、横溝の早死にした兄貴の名前だな。
静馬
早苗
由紀子
ここら辺がよくあったような気がする
早苗なんか主人公の初恋(?)の相手なんだから大事にしてもらいたい
三津木記者は横溝御大が嘗て愛読した作家三津木春影に由来するネーミングだけど、
あくまで、それだけの話。
御大にとり登場キャラはミステリを書くための記号や操り人形であり、
(これは本格ミステリを書く場合の基本線とも言われるが)
読者が思う程に強い思い入れは無いように見える。
>>317 >歌名雄は、横溝の早死にした兄貴の名前
原作読んでも歌名雄に対する作者の強い愛情を感じるな(´・ω・`)
五郎も早逝した次兄の名。
正史少年と仲がよかったのは、この五郎の方で、
五郎が結核で命を落とすまで看病し続けた。
カナオさんは子供を残さずに早死にしたが、長生きしていたら
カナオさんから見た横溝正史なんかが聞けたのに。
小夜子も多いな。
二松学舎の資料に犬神家の構想メモがあって、
登場人物の名前が変わっていく変遷が読めるよ
と言いつつ中身を忘れてしまったんだが、もともと
「丑(うし)」「午(うま)」といった動物系の名前に
統一する予定で静馬というキャラを作ったものの、
けっきょく佐兵衛のモデルの信州の片倉「佐」一の
名前に基づいて佐武佐智佐清になったとか。
横溝正史研究の桜部落特集読むと、当時の作品の
登場人物の名前はほとんどご近所の住人で済ませて
るんじゃないかとすら思ったわw
まあ、歌名雄萌えも結構だが(w
手毬唄の印象キャラはリカ&里子母娘で決まり。
しかし、物語的には御大の「コマ」に過ぎない展開。
>>324 > 「丑(うし)」「午(うま)」といった動物系の名前に統一する予定
そのままやってたら磯野家の一族みたいになってたw
磯野家の一族ってwwと笑いかけたが
一時期出回ってた「尼崎事件をサザエさんで例えると」という話を思いだし萎んでしまった
さっき「スン子」で検索したら、ララァ・スンの画像が出てきたわww
もし、里子に赤痣が無かったらと想像するだけで、
俺の血がたぎり騒ぐ
分かる、痘痕も笑窪よ
あんなに気立てが良い娘だし顔立ち自体は整ってるから
一度深く付き合ったら痣さえも愛しく思えて離れられなくなりそう
もし当時想い合う男がいたら
あんな役を買って出はしなかったのではないか、
もっと別な形で犯人を止めたのではないかとか
いやそれでもやはり何もかも諦めあの役を買って出たろうかとか
考えても仕方ないことを時々考える
横溝作品に登場する魅力的な少女(女性ではなく)キャラは病弱か知障というのが
多い感あり、そうでなければ犯人だったり(w
まあ小説だからな・・・性格やキャラクター、容貌、等々が極端化されがちなんだよw
池沼をあすこまて魅力的に書けゆのか凄いてつ
池沼度か高過きゆとたたのパカキャヤになりまつしね…
完全知障さなくて、幼い精神年齢くやいの池沼たかや、読者も好感を持てまつ
金田一がいなかったら、里子が少女探偵になる展開もあったかもしれない。
他の作品でも、名探偵がいない世界だったら、自分自身が事件の謎を解かざるを得ないから。
実際、金田一がいることで、本来ならばもっと活躍できるキャラでも受け身の訳に
甘んじているが、それでも、シリーズの中心になる名探偵がいるから続いてきた面もある。
里ちゃんどころか車井戸の鶴ちゃんは少女探偵そのもの(w
短編ゆえ他の萌えキャラと比べて知名度が低いのが残念。
里子鶴子鈴子は人気あるのに
典子はあまり話題に上がらないのな…
新家のお嬢さまが日に日に美しくなっていく描写に
心ときめいたもんだが
利口系は人気無いのか
「悪魔の百唇譜」の百唇譜って
女性器の写真を集めたメモ
だとばかり思っていた。
某有名脚本家が百唇譜を作ってたのは有名だよね (^^;
小説だと、英国ヴィクトリア朝の紳士が女を買いまくった一部始終を微細に記録してた
「わが生涯の秘密」とかいうのがあるな。
典ちゃんは利口系どころか、お頭弱め系でしょ。
異例なハッピーエンドを辿るので、
薄幸な鈴ちゃんら三人の方が印象深いのかもなー。
しかし、典ちゃんも映像化作品や漫画ではスルーされたり、ちょい役だったりという
悲劇(?)には見舞われているとも言えるが(w
小ぶりで華奢な典子とタツヤの営みを覗き見た豊満な春代が激しく嫉妬し
屋敷に帰ってきたタツヤに襲い掛かる
典子の小ぶりな胸と違い豊かな胸の春代に圧倒されるタツヤ
2人を相手にし痩せ衰えるタツヤに疑問抱く美也子
金田一と由利麟太郎が
一緒に事件に挑む話を
読みたかった
俺も
>>344-345と同様に一作ぐらい(短編でもいい)は見てみたかったが、
御大はこういうキャラ立ち狙いの作は書く気はなかったでしょ。
名探偵も、所詮、ミステリ作品の「コマ」に過ぎないし。
ミステリの趣向としては名探偵対決という手もあるが、
両雄並び立たずというか、どちらかを真犯人設定にでもしないと面白味無しかと。
片方が単発キャラだが、黄色い部屋や大乱歩の蜘蛛男を想起されたし。
金田一の話に、三ッ木耕助が出てくるのも
楽しそう。
でも、どちらも耕助だから名前が
こんがらがるかw
三ツ木俊介とか南条一郎とか多門修とか
いろいろ居て分からなくなる
磯川警部と等々力警部が直接会ったのは
首括りの金田一行方不明になった時だけだっけ?
笛吹きに時は手紙でのやり取りだけだったと思うが
病院坂でも等々力警部と磯川警部の共演はない。
拾遺で作者(横溝御大)に「岡山のほうからも磯川警部からたびたび照会があったが・・」と記されているのみだ。
金田一にとっての盟友と言い得るこの二人の警部の共演作を読んでみたかったという
気持ちは俺もわからぬではないが、御大の構想には無かったかと思う。
警視庁と岡山県警の合同捜査ネタでミステリとして面白いアイデアでもあれば別だが、
マエストロ鮎じゃあないからなあ(w
えーと、磯川、等々力両警部が顔を合わせる作品は 『貸しボート十三号』 で読んだ記憶が....
ということで調べてみたところ、うん、「堕ちたる天女」 にありますね。
ただし両警部が対面するのは、事件結末ほんの数ページだけというアッサリしたもの。
DNA鑑定・インターネット・携帯電話
これらが普及してから、推理小説は
書きにくくなってしまった。
横溝作品も、これらが無い時代だから
成立する話ばかり。
あと最近じゃ、ドライブレコーダーと
街中の監視カメラもそうだね。
(´・ω・`)社員のヌードをホームページに掲載しているリコーの子会社が
鳥取にあるがな
https://goo.gl/sBPGbj https://goo.gl/XtY5np わしはリコーの弱みを握っとるからこんなものばらまけるがなw
リコーは慰謝料3千万円出せ! ゴルァ
https://goo.gl/fz1pHu 鳥取のリコーの担当者は、この問題で東京のリコー本社から
いろいろ言われているそうだなww
10年前の2007年3月、「社員ヌード」の件で
リコーはプロバイダに圧力をかけ、強制解約させられネットができなくなったが
別のプロバイダに加入しまたリコーに悪質な嫌がらせを現在もしている。
〉病院坂でも等々力警部と磯川警部の共演はない。
この点はОKな。
「堕ちたる天女」ねぇ、貸しボート読んでるが、全く記憶に無し。
書斎はKの文字化けが好きだな。ニヤニヤ
>>350 市川崑監督の映画
犬神家、獄門島、女王蜂に出てた頃の坂口良子のかわいさといったら!!!!
そ、そっと待って!!
凄いアイテアを思いついたんてつ
今は探偵事務所や法律事務所も、優秀さないと、やっていくのに大変てつよね
CMや広告ても、散々宣伝されていまつよね
そこてとうてそう
「金田一法律事務所」や「明智探偵事務所」にしたや、お客さんに選はれゆのてはないてそうか!
近くに、川井法律事務所、山下法律事務所、金田一法律事務所、かあったや、ますはとれを選ひまつ?と言うお話てつ
>>361 下宿の娘や旅館の女中などの脇役がヒロインよりかわいいのの嚆矢だな
他の例としては映画スパイダーマンの下宿の娘とヒロイン
>>362 既に「ホームズ探偵事務所」と言うのが実在してるみたいだから、儲かってるかどうか調べてみたらどうだいw
横溝ファンとしては、金田一の防御率の低さはいつも身に染みているから、
金田一○○事務所には仕事を頼みたくない、というか、むしろ避けたい
身辺保護を金田一に頼んだりしたら、自分が惨殺死体になるのが関の山
「悪魔の降誕祭」では、いきなり依頼人が金田一の事務所で死んでるし....
>>364 先を越されまつたか…考えゆことは皆さん同してつね…
>>365 てもても、明智探偵事務所なや、頼みたいと思うんてつ
特に本格長編では防御率の高い探偵というのはあんまりいないだろ
倒叙ものばかりなんてのも除いて
869 名前:超電少年てつまつマン ◆VZ06MJxOCbt1 :2017/04/20(木) 06:57:28.92 ID:CoiOqmeE
o(・@・)o
870 名前:超電少年てつまつマン ◆VZ06MJxOCbt1 :2017/04/20(木) 08:49:43.34 ID:CoiOqmeE
ちゅぱっっちゅぱっo(・@・)oちゅっっっぱちゅっっぱ
はやきゅ…あやまっちぇぇ…きゅたたぁいぃはーぅーo('@')o
884 名前:超電少年てつまつマン ◆VZ06MJxOCbt1 :2017/04/21(金) 02:48:34.08 ID:2BlkFxQF
ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ!!!!!!!o('@')o
886 名前:超電少年てつまつマン ◆VZ06MJxOCbt1 :2017/04/21(金) 07:54:26.84 ID:2BlkFxQF
ぴゃやきゅぅ
あやまりゃなみゅぴょ
ないぴゃうしょ?o('@')o
今の時代に金田一が探偵事務所を
やっていたら、浮気や不倫の
追跡調査をやってるんだろうなw
そして不倫相手との逢い引きに使われたホテルで
世にも奇怪な事件が…
髑髏検校つまんない
横溝作品ではじめて途中で投げ出したわ
>>375 山田正紀がインスパイアされて書いた作品が「天動説」だそうだから、ずっと興味があったんだけどな
髑髏検校はまだ積んだまま
読んだら感想を書いてみたいと思う
髑髏検校読み始めたけど、けっこう面白いじゃん
以前から感じていたとおり、横溝正史はひじょうに語彙が豊富かつ文章力のある作家で、
時代劇の古い言いまわしや文章のリズムなど堂に入っており、読んでいて気持ちがいい
たとえば、時代劇が好きな読者であれば、こんな語り口の文章にはシビれるだろうと思う
----
ざあーつと生暖かい一陣の風が頬をなでたと見るや、今まで鏡のようにないでいた海面に、
百千の海蛇が頭をもたげるよう、泡立った波が舷(ふなばた)を洗って、あの一点の黒雲が、
見る見るうちに空いっぱいに拡がっていった。
嵐なのだ!
しかも、筆にも言葉にも尽くしがたいほどのひどい嵐なのだ。
―― 櫓も取られ候、櫂(かい)も奪われ候、我等は最早なすすべもなく、小舟に運命を託す
身とは成り果て候。飆風(ひょうふう)はなおいつ鎮まるとも覚えず。暗澹(あんたん)たる空。
恐ろしき疾風(はやて)、丈余の波、我等は幾度か地獄の口を眺めし心地致し候 ――
いつも不思議に思うのだが、
犬神家で静馬は犬神家屋敷初めて行ったんだよね
家の中で何がどこにあるのかとか知らないだろうし
松子はそんな静馬見て変だとは思わないのかと
それ以前に実の親子なんだから本人の癖とか仕草ですぐバレると思うのだが
クセや仕草はともかく、松子佐清親子が住んでいたのは東京
>>379 ドラマだったか映画だったか
映画だったら何年版かも忘れたが
戦争のショックで以前の生活の記憶が曖昧になってるとか
性格が変わってしまったとか言われて
不憫であまり追及できなかったという台詞があったよ
原作ではそこまで言ってはいないけど
ふっと疑いを持つこともあった、それだけに手形が合ったとき嬉しく同時に疑ってすまなかったとも思ったと
そういう旨述べてるからね
本人だと信じたい気持ち、疑って結果本人だった場合酷く傷付けてしまう怖さ、
自分以外の親族が疑いの目で見ていて(当然ちゃ当然だが)自分しか味方がいないこと、
前線で戦うというのが経験のない者には到底想像理解できないものであろうことなんかが重なって
疑うこと自体が苦しく松子夫人自身考えたくなかったんだろうし
トドメに手形一致があったからね
不審な点が結構あっても手形を覆すレベルの決定的な何かでない限りは
もうなるべく考えないようになっていったんだろう
あれ、その台詞あったの原作だったかな
自信なくなってきた
読み直そう
>>381 現代のオレオレ詐欺もそういう心理なのかもね
悪霊島の越智竜平特製のサンドイッチ
貸しボート13号ボート部寮母特製のライスカレー
手毬唄お幹さんが精魂込めて作ってくれた鮎の塩焼き、胡桃のこごりと、豆腐の味噌汁&水蜜桃
金田一シリーズで食してみたい食べ物一覧
犬神家で身内が遺言書発表の際に
佐清の頭巾を取らせる様仕向けなければ
本物の佐清が静馬と入れ替われて
少なくとも若林以外は死なずに済んだかもしれんね…
静馬は本物の佐清が確実に死んでいるものと思い込んでいたのだろうか?
どう考えても、素顔晒した佐清が帰ってきたら致命的なのだが
>>387 静馬、原作だと映像作品に見られるような狂気じみた復讐の鬼でもなく
根っからの悪人でもなかったようだからね
最初から全力で乗っ取る気満々だったわけじゃなく
ただ恨みはあったから
どうなるか分からんが胸糞悪い、何だあいつらちょっと引っ掻き回したろかくらいのノリだったんじゃないか
そもそも彼は遺言状の中身が自分や珠世が優遇する内容だなんてことはまだ知らなかったし
(佐清が揃わないと発表できないらしいということだけ新聞や噂で知ってそれで名乗ってみたんだっけ)
佐武を始めとした殺人も予期せず起きたものだからね
佐武殺害事件までは佐清に叱られショボンだったと言うし
色々な出来事、本当に“恐ろしい偶然”が重なって少しずつ乗っ取る方向へ行ったという事だな
あんな絶世の美女、億万長者なら俺なら姪でも行くけどな
静馬は俺より良識人
https://goo.gl/Y4tSAe これは嘘でしょ?
本当なら落ち込むわ。。
>>375-378 『髑髏検校』 に併録されていた 「神変稲妻車」 も面白かった。
というか、髑髏より神変の方が2倍くらいボリュームがあり登場人物も多く話も複雑。
物語の舞台は江戸中期、田沼意次・意知(おきとも)親子が権勢を極めた田沼時代。
賄賂で財を築き上げた意知が寵姫珊瑚の求めに応じ、信州高遠の新宮家に伝わる
家宝みすずの笛の献上を要求したことが発端となり、やがて三つ巴の争いが始まる。
物語の主人公は新宮家の跡取り、弦之丞と妹の小百合。
この双子の兄妹が、やがて家宝みすずの笛をめぐり数奇な運命をたどることになる。
妖術使い、謎の浪人者、忍びの少年、女芸人一座、盗っ人、山窩(さんか)など善悪
入り乱れた登場人物のあいだで翻弄される弦之丞と小百合の運命、そしてみすずの
笛と一揃いになるという残り二本の笛の行方はいかに。
「神変稲妻車」は、いわゆる伝奇小説と呼ばれる時代物で、次々と場面が入れ替わり
ながら早いテンポで話が進み、物語全体の雰囲気は国枝史郎の長編小説に似ている。
別のたとえでは、和風RPGをプレイしながらストーリーを追う感覚にも近いように思う。
三本の笛を探すという目的、弦之丞と小百合がたどる運命というものが大きな軸となり、
その軸にそって小さなストーリーが次々と展開していく点などは、RPGをプレイしながら
様々な町や村をめぐりゲームを進めていく感覚に近い。
悪く言えば、始めと終わりの辻褄さえ合っていれば、その間のストーリーの流れはどう
でも良いようにできているというか、作者自身がRPGをプレイするようなアドリブ感覚で
話を作っているような感じなんだよね。
国枝史郎の場合は、そうした行き当たりばったりの書き方が災いし、伏線を回収できず
未完に終わった小説が多い一方、さすが横溝正史はミステリー作家だけあり、伏線の
回収はキッチリつけて終わらせている。(終盤かなりご都合主義な展開だけどw)
「髑髏検校」はまあまあ面白いけど、短くてコクが足りないね
もっとおどろおどろしくしつこい描写が読みたいのにあっさり終わった
ストーリーはまんまブラム・ストーカーのドラキュラだから、先も読めるし
「神変稲妻車」の方がたしかに面白いが、こちらはちょっと長すぎw
テンポはいいんだが同じような展開の繰り返しがだれるところがある
章ごとの場面転換がうまくてテンポはすごくいいね
「髑髏検校」は当初数年の連載予定だったところが、前年(昭和13年)に成立した
国家総動員法による紙の配給統制の影響で、雑誌『奇譚』が休刊、それを受けて
連載が半年で打ち切りとなり、無理に結末をつけたため、結果、話が尻すぼみと
なってしまったものらしい
そうした事情を知ると、それなりの結末に纏めてあるのはさすがと言うべきかも
日本で吸血鬼ドラキュラの翻訳が出版されたのは昭和31年なので、横溝正史が
「髑髏検校」を書く時には、原書を読んで参考にしたとのこと
平井呈一訳でドラキュラを読んだ現代の読者からすると、先の展開が予想できて
もの足りない部分もあるだろうけど、当時(昭和14年) の読者には、これはこれで
かなり斬新な伝奇小説だったのではないかと想像している
今のところ横溝作品にハズレなしという嬉しい状況が更新中で、この作家の懐の
深さをあらためて実感させられている
>>395 「奇譚」自体は翌年まで続いてて、十蘭が「顎十郎」を連載してるけど。
>>395-396 横溝正史「髑髏検校」が雑誌「奇譚」にどう連載されたのか図書館で調べてみたけど
よく分からなかった
ネットを調べていたら、昭和15年6月号「奇譚」を手に入れたという話も見つけたので、
昭和15年7月号まで続いていたという話には信憑性がある
横溝関連の資料に記載されている「髑髏検校」の初出が、昭和14年でなく昭和15年
であれば、雑誌休刊のため無理に結末をつけたという話の辻褄は合うのだけど....
『髑髏検校』 の幽霊原稿
http://kakeya.world.coocan.jp/ys_pedia/study/ys_study_dokuro_kengyo.html しかし、髑髏検校の正体は初読時にはビックリかと(w
この歴史キャラを悪役設定にしたのは御大とプータローぐらいか。
もっと長くてもそれなりに読ませる作になったかとは思う。
この点は御大も残念な感あったかも。
「奇譚」の創刊は昭和14年で、「顎十郎」も横溝の「髑髏検校」も、その号から始まっている。
駆け足で終わらせた理由が掲載誌の廃刊のせいというのが、横溝の記憶違いというだけのこと。
『髑髏検校』は戦後の短尺版でしか読めない時期が続いて、
戦前の長尺版で読んだ読者たちから惜しまれていた。都筑道夫もその一人
(長尺版を戦後初めて再録した「推理界」に記述がある)。
長尺版はその後、桃源社等から本になって今では読める。
450枚というのは、この長尺版の半ペラの枚数に相当する。
散歩のついでに書店に寄ったら 「横溝正史研究 6」 が出ているのを見つけた
こういう作家個人を扱った雑誌が6号まで続いているのもスゴイけど、うちのような田舎の
書店にまで入荷しているのもさらに驚き
せっかくなので、「髑髏検校」について何か書かれていないか探して見たものの、今回は
戦後の活動をクローズアップした特集なので、残念ながらめぼしい情報は無し
いちばん言いたかったのは 「横溝正史研究 6」 が出ているよという報告だからね
髑髏検校については、「横溝正史研究 7」 に期待しよう
現代ものミステリ作家(本格ものに限定せず)としては、
今も超一流評価なのは文句無しな御大だが、
髑髏は勿論のこと、ヒット作佐七をはじめ、時代小説はイマイチなものばかり。
相当数の作品を残しながらも、時代小説家としては認識されていないのは仕方ないか。
ドクロ検校ってネーミングも
ドラキュラに似てるからこれもパロディなんだな
凝ってて結構
結局、今の倍の長さの『髑髏検校』なんてものは始めからなかったってこと?
女王蜂読み終わったけど
文彦の年齢おかしいな
数えで17歳らしいけど、10歳くらいの印象
年齢がおかしいというから何かと思った
年齢の割に言動がおかしいという旨を仰有っているんだね
自分も最近読んだばかりだけど確かにかなり幼い子供の言動だね
稲垣吾郎のドラマでは当時14歳の俳優を使って
さらにそこよりちょい下くらいの演技というか、
小学校高学年くらいのような印象だったので大して違和感はなかったけど
原作では高校生、なのにやたらと駄々をこねトムソーヤの冒険を読み真似事をしているからね
欣造はただの陰弁慶で片付けてるけど知的な障害か何かあるんじゃなかろうか
十代も半ばになれば下の毛ボーボーだからね
どれだけ甘やかされて育ったとしてもありゃ十代後半の男の言動じゃない
ついでにいうと智子も若干幼い印象
いかにも老獪というようなオッサンの縄張りに単身で向かい
オッサンと二人きりになり相手が用意し勧めて来た酒を飲むなんて
どうなん
>>408 昔読んだ少女マンガ版では小学生だった
そりゃ変えるよね
『女王蜂』では満年齢(かぞえより二つ下もあり)にしたから感覚がつかめなかったんだろう。
結局、かぞえ年表記に戻しちゃったし。
>>407 関連資料との照合をせずに、拡大解釈した人騒がせだったか。
>>412-413 早苗、由紀(子)、珠[タマ]●(●には、世とか子とか色々入る)
はあちこちに出てくるw
昨晩、BSプレで獄門の再放送あったのか。
まあ、あのテンションは1度見ればお腹一杯(w
それより笛は企画倒れか?
原作準拠(自称「悪魔」こと犯人の独白、そして倒れ去る)のラストシーン
(東映版も古谷金田一シリーズも大幅に脚色していた)を期待しているのだが。
石坂映画版は竹蔵が小林昭二
古谷二時間版は和尚が名古屋章
今度のシンゴジラ版は嘉右衛門が瑳川哲朗
なぜ獄門島には隊長が必要なのか
今更だけど、張り子の吊り鐘が同じ大きさだったら焦っただろうな
「迷路荘の怪人(惨劇)」長編、短編、中編の順に全部読んだ
中編は大事な場面に金田一がいないのが痛い
長編は後期長編によくある無駄な描写が多い
短編はちょっと物足りないけど纏まってはいる
長編をスッキリさせれば名作の中に入れたかも知れない
長編は描写が細かくてゆっくり世界にひたれる
中編は適度な描写で探偵が出過ぎてない
短編はすっきりコンパクト感が楽しめる
と前向きにとらえると3倍楽しめる
金田一耕助が犯人を虫けら呼ばわりした
極めて珍しい作品だよね、迷路荘は
まあ、金田一作品の中で最も残酷で惨めで悲惨な死に方したけどさ…
約10年の沈黙のから復活後の長編は、どれも冗長で正直言って途中で読んでて飽きた
ものもある、仮面舞踏会とかなw
仮面舞踏会の犯人がわかる所の描写は、おお!と思ったけどな
ご本人も仰ってなかったかな
仮面とか病院坂とかちょっと長すぎたかもしれない、丁度良い長さってあるねみたいなことを
対談をまとめた本か何かで
あの頃になると締め切りに追われずに楽しんで書いてるからね
俺は無駄と言われてるような描写も好きよ
笛吹くは淡路島行きの件が好きだと書いてるよね。
「あそこは読者はじりじりするとこだろうけど、悠々と筆を進めてて我ながらアッパレ」
文章の素養もない理系人間が趣味で好きな本を読み漁ってただけでこれほどの作家になれるということに勇気を与えられる
仮面舞踏会は、自分も犯人が登場するあたりのシーンがおもしろかった
横溝正史の場合、いなかの因習やおどろおどろしい雰囲気が好きというファンが多いため、
病院坂のような都会や仮面舞踏会の軽井沢などを舞台にした作品を好まない人も相当数
いるけど、ミステリー以外の小説も好む人間にとっては、横溝正史のねじれた人間関係と
奇妙な犯罪は独特だし、それだけでも横溝作品を読む楽しさを堪能できるところがある
一方、冗長な展開というのは海外の有名な作品にも多く、ドストエフスキーのカラマーゾフ
では冒頭人間関係の説明が冗長なうえ大審問官という長い告白シーンがあるし、トルストイ
の戦争と平和も、戦争に対する長い考察が挟まっていたり、ナポレオンのフランス軍に蹂躙
されたモスクワをピエールが延々とさまよう姿が描かれていたりもする
レ・ミゼラブルなどは脱線に次ぐ脱線だらけで、物語の本筋とは関係ない、ワーテルローの
戦い、修道院の歴史やらパリの下水道の話やらが、どれも中編小説なみの長さで挟まって
くるため、短縮版でなくオリジナル版を読もうとすれば、そういった脱線を楽しむ覚悟がないと
とても読めないような小説となっている
メルヴィルの白鯨はさらにスゴイことになっていて、この作品はクジラの博物誌を読まされて
いるようなもので、小説を読むつもりで手にとると、挫折すること請けあいというシロモノ
>>435 > 文章の素養もない理系人間が趣味で好きな本を読み漁ってただけ
横溝正史って日本の古典作品について詳しいし、雨月物語や俳句からの引用なども
豊富で、むしろ文学青年の文系人間というのが自分の印象
理系に進んだのは、勉強ができ親の希望や生活のために選んだのだろうと見ている
横溝正史は読書量はハンパじゃないからなぁ。
それに追いつくだけでも並大抵のことじゃない。
山田風太郎の医学生時代の日記など読んでると
理系出てるから文章の素養がないってわけでもないし
文系出てるから文章の素養があるってわけでもないよなあ
特に昔の人は読書量が今の若い人の比じゃないし
松本清張や池波正太郎は山本周五郎は小学校しか出てないのに大作家だ
>>437 家業も進学先も薬学関係だっけか
なのにその時得た知識を生かすというか
嫌な言い方をすればひけらかすようなトリックや犯罪はなく
民話や因習や俳句やらが多分に扱われていて
不気味で胸糞の悪い話なのに救いのある最後が用意されていたり
根底には普遍的な人の良心とか家族の幸せを願う気持ちとか、
正しいかは分からないながら敢えて濡れ衣を着て人をかばわんという自己犠牲の精神とか
そういうものを感じさせる内容なんだよな
映像作品にも大方それは反映されていて
ただの気持ち悪さ怖さだけを追求したようなものは少ない
金田一が登場する話は特に金田一の存在感自体が一つの救いのようになっていて
そこが他にはない、横溝作品があれほどまでにヒットし流行し
今も世代を越え永く愛されている要因だと思う
深夜のテンションでちょっと長めの書き込みしたら案の定とっ散らかった内容になった
>>431 小林信彦との対談で長すぎると言ったのは『白と黒』と『仮面舞踏会』。
『悪霊島』は500枚にしたい、とも(『病院坂』は書き始めたばかりだった)。
>>442 エッセイでも言ってたね
病院坂は年を取ってクドくなり筆を省略するのを忘れたって
単行本にした時にかなり削ったらしいけど
>>443 病院坂は冒頭の人物歴史長かったけど読み終わると冒頭の方がおもしろかった感じした
悪霊島は前半書き込みすぎたせいか、後半駆け足になったのが惜しい
金婚式まで行って子や孫に囲まれて
残っている話を見聞きする限りでは幸せな一生を送られたようで他人事ながら嬉しい
話が少し逸れるけど横溝先生に限らず小説に限らず
創作物と実生活って対照的なこと多々あるよね
逆にいつも美しくて理想そのものみたいな世界を描いている人間が
私生活ひっちゃかめっちゃかだったりするし
そういう人間だから書けるのか
書いているうちに逆へ行くようになってしまうのか
卵が先か鶏が先かみたいな話になるけど
生い立ちは幸せとは到底言えないし、横溝家も亮一さんが亡くなったことで途絶えてしまったがな
昔は死別含め家族との別れが今よりずっと多かったしね
しかしご自身の抱える事情は複雑でも
おおらかで周りの人を大事にして良縁を引き寄せるような
そういう御方だった気はする
悪霊島は初読時は島の異様な雰囲気と
何が起きるか分からない不気味さにワクワクしたけど、
さすがに今読むとくどいね上巻
亀さんのくだりとかグダグダ長すぎる
お孫さんが何人いるかは知らないが
少なくともお子さん三人授かったんだから
小説並みの呪われた一族的悲劇にでも見舞われない限り横溝家自体はそうそう絶えないのでは
>>455 迎えていない
横溝の血筋が絶えたわけではないが、横溝正史を本家とする横溝家は絶えたことになる
女性は嫁ぐと名字が変わるから、横溝姓の人がいなくなる。
孫でも曾孫でも、作家になる時にはシェリー・ディクスン・カーみたく横溝姓を使ってほしい
>>459 スティーヴン・キングの息子のジョー・ヒルのように
自ら恃む所すこぶる厚い人であれば、そんなことはしないだろうな
三船美佳のような人なら、いそいそと横溝をペンネームにしそうだけど
>>324 >横溝正史研究の桜部落特集読むと、当時の作品の
>登場人物の名前はほとんどご近所の住人で済ませてる
御大は桜部落の人情味溢れる人々と本当に仲良くなって
東京帰るのを残念がったぐらいだから
>>453 >さすがに今読むとくどいね上巻
下巻はもっとグダグダだけどなw
初読時の「御大衰えたり!」の失望感は大きかったよ(´・ω・`)
>>460 ジョー・ヒルの場合、お父さんがまだ現役でいるから、さすがキング名は使いづらい
幸田文も森茉莉も田中光二も、ものを書き始める時すでに父親は亡くなっていたからね
>>463 ジョー・ヒルは親が現役かどうかでなく、親の名でなく自分の力で認められたかったからと言ってるよ
作家に限らず、親の現役中に本名デビューの方が普通でしょ
本名ならあえて変えるのはジョー・ヒルのような心持ちだろうけど
姓が違うのに、有名な親や祖父の性を使うなんて、普通は恥ずかしいんじゃないか
横溝というと他には、レーサーと有名ケーキ屋がいるな、偶然だが両方神奈川。
>>465 > ジョー・ヒルは――親の名でなく自分の力で認められたかったから
正直なところ、そういったコンプレックスを抱えたまま父親とおなじホラー小説のジャンルに
進出するというのは、私の見方では、逆に、「人間が小さいなぁ・・・」と思ってしまうけどね
(ある意味、父親と比較されることから逃げた、とも言えるわけだからね)
むしろ、Joseph King Jr. といったペンネームを使ってくれた方が、名は体を表わすのとおり、
読者は作者の正体や実力を把握しやすいし、父親の作品と比べながら読める楽しさもある
仮に横溝姓を使いミステリーを書いたとしたら、当然、横溝正史と比較されるのは明らかだし、
七光りと同程度の厳しい目も注がれることになるはずだから、そういった諸々のことをすべて
引き受ける覚悟も必要になるはずなんだよね
そんな横溝姓の子孫が現われたとしたら、自分なら興味津々で作品を手に取ってしまうなぁ
それくらいのことで人間が小さいだなんて思う人の方が人間小さいのでは
いやあ、やっぱりジョー・ヒルみたいな方が好きだな
横溝の孫でミステリ作家でデビューでーすみたいなのが出てきても
本名ならいいと思うけどね
>>468-469 ごめん、なんか傷つけちゃったみたいだね
何で
>>467へのレスを自分へのレスと勘違いしたのだろう?ああ勘違いじゃないのか
>>471 468と469はお前にレスつけてない思うが
ああ 俺も勘違いしたわ
ちょっとした叙述トリックに引っかかった気分
>>447 横溝正史の生い立ち、知ってる?
「悪魔の手毬唄」が事実をもとにしたフィクションだってこと、知ってる?
もちろんあんな凄惨な連続殺人事件は現実には起きなかった(当たり前だ!)
でも「手毬唄」は正史の一族をモデルにして創作されたものなんだよ
「手毬唄」の主な登場人物にはすべてモデルがいる
名前は変えてるけどね
でもある登場人物には実在の人物の名前をそのまま使ってる
歌名雄っていう変わった名前の登場人物が出てきたでしょ
あれは正史の異母兄の名前なんだよ
「手毬唄」に限らず、正史が、
不倫の恋が惨劇を引き起こすっていう物語をいくつも創作したのはなぜか?
正史の両親の不倫の恋がもとになってるんだよ
正史は「罪悪感を抱いて生きてきた」と語ってる
もちろん正史自身にはなんの罪もない
でも両親の道ならぬ恋によって悲劇が起こったんだ
「手毬唄」ではなんの罪もない人(たち)が殺されるけど
あれは正史の罪悪感の表れなんだろうね
殺されてる人たちのモデルは正史(と弟たち)だからね
正史は言葉を濁してたが、実在の異母兄の歌名雄さんも不幸になったらしい
「手毬唄」ではラスト、ある人物が歌名雄に「強く生きてください」と語ってた
あれこそ正史の心からの願いだったんだろう
でも実在の歌名雄さんはどうなったか、正史は「語りたくない」と…
横溝の両親は今風に言うとダブル不倫だよね、それで岡山から駆け落ちして
神戸に居ついた。
歌名雄は脚気で死んだ。
「私生児」を描き続けた作家だと言える。
純文学の作家なら正当に評価されるのに、基本的に軽く見られるミステリー作家
だから無視されて来た。
それから、当時のミステリーでは、私生児は、家の秩序を乱す悪役として描かれることが
多かったけど、横溝の作品では、いくつかの例外を除けば、同情的に描いて
犯人にするにして周囲が悪いように書いた。
最近のサスペンスでは、犯人を善人に描くものが多いけど、そうした作品の元祖でもある。
>>478 大変熱くなられているようだがひけらかしている情報は大方既出のものだし
そこで言われている幸福というのは
晩年に向かい本人の力によって得た幸福を指しているのではなかろか
私は、
>>478 を興味深く読ませてもらった
横溝正史の両親の生い立ちから結婚、その後の不倫に至った事情、さらには
異母異父までふくめた兄弟姉妹の構成まで、そのあたりの事情に詳しい人は、
ここで大いに知識をひけらかし、そのあたりの話をもっと色々教えてほしい
横溝小説は、直接なトリック以外だと、やたらに近親相姦が出てくるイメージあるなあ。
>>483 本当に興味があるのならエッセイ読めばいいのに
>>485 興味あるなら関連本読めじゃ、こういった掲示板を利用して誰かと話をする意味ないじゃん
あと、ボケ防止の為にも、できるだけ生きている人間と会話を楽しんだ方が頭の体操になる
もちろん、どんな本が参考になるのか、具体的に書名を教えてくれるのでも結構
入手以来20年近く何度も読み始めてはノらなくて数ページでやめている3冊
「迷路の花嫁」「女が見ていた」「びっくり箱殺人事件」のうち、
迷路の花嫁をついに読了! 読み始めの印象より面白かった。
大人向け金田一モノで普通に入手できる作品は、やっと全部読んだかな??
うちにあった「迷路の花嫁」の文庫本は乱丁本で、いきなりクライマックスから
始まってたのをうっかり読んでしまったww
>>486 『横溝正史自伝的随筆集』
歌名雄の件は、その解説で指摘されている。
>>487自己レス
「女が見ていた」もついに読了!
なんか唐突な終わり方。
>>489 > 『横溝正史自伝的随筆集』
ありがとう、地元の図書館に収蔵していることが分かったのでそのうち目を通してみます
一方、電子書籍でも 『探偵小説昔話』 と 『探偵小説五十年』 が出ているのでそちらも購入予定
(ただし講談社の値引セール待ちですね)
クリスティーやカーの作品を積んだままなので、しばらくはそちらの消化に専念しますが....
『迷路の花嫁』 は、冒頭の事件があったのち次々と登場人物が加わり場面が入れ替わっていくため、
最初は話を追っていくのが大変なんだけど、やがて各人の人間関係が明らかになってくると、一気に
全体が見渡せるようになり、そこから後は、女性たちが不遇な環境から脱出しようとする早い展開が
待っており、どんどん読み進めてしまう
この作品では、めずらしく金田一もなかなか良い仕事をしていると思う
「びっくり箱」 の方は、文章全体が軽いノリでふざけた調子なのでトリックも適当かなと思っていたら、
最後まで読み終えると全体の構成が予想外にしっかりしていたことに逆に驚かされた
あと角川文庫版の場合、評判の高い短編 「蜃気楼島の情熱」 も併録されているので、まずはこちら
の作品だけでも読んでみる価値はあると思う
びっくり箱は面白かったよ
都会的な横溝ワールドが楽しめた
蝶々や呪いの塔の東京編や黒蘭姫に幽霊座の雰囲気が近いかな
>>493 > 最初は話を追っていくのが大変なんだけど、(中略)
> どんどん読み進めてしまう
本当にそんな感じで、途中からは何度となく挫折してたのがウソのようにサクサク読めたw
まだ事例を追加できるし、泣かしの要素も強いので、案外連続テレビドラマ向きかも。
> 「蜃気楼島の情熱」 も併録されているので、まずはこちらの作品だけでも
ありがとう。実は「蜃気楼島」のほうだけ先に読んである。
「人面瘡」と一緒になってるほうの文庫でも持ってるし。
「びっくり箱」の文庫、どっかしまいこんじゃってて、すぐに読めないorz
>>494 「呪いの塔」もなかなかはまらなくて、途中、飛ばし読みのままだから、これも課題。
まあ、ジュベナイルと時代小説もまだ大部分積ん読状態なんだけどw
迷路の花嫁は、女性の描き方が少し古い(昭和30年ごろの作品)のが気に入らない
女性読者もいるかもしれないけれど、それさえ我慢すれば結構楽しめる。
特に女性蔑視の印象もないし。
主人公の作家がだんだん大人物になっていくのが楽しいので、どちらかと言えば男性向き。
あと、迷路の花嫁は、冒頭の花嫁ではなく、彼女の異母妹のような。それとも、連載当初は、
冒頭の花嫁をメインにするつもりだったけど予定が変わった?
「迷宮の扉」に載っている短編「動かぬ時計」
多分、戦前の作品を角川文庫に入れたと思うけど、父親と2人暮らしの少女に「実の母親」
(華族か大金持ちの奥様)から毎年プレゼントが届けられるものだけど、「父親」(どちらかと言えば
貧乏人)は、少女の実の父親?
お屋敷の下男がお嬢様を妊娠させたことも考えられるけど、それでも、下男に押付けるなんて
少しあり得ないし(親戚に預けるのが普通?)。普通に里子に出すにしても、両親が揃った家に預けるし。
ちなみに、少女は、「白と黒」の小夜子の原型。
ミステリーを愛する皆さんにお知らせ
日産自動車栃木工場上三川寮
管理人は合鍵を使い従業員の部屋に無断で侵入。
抜き打ちで従業員の私物を全て調べるブラックの中のブラック企業。
ブラック企業。
期間工に不審な攻撃を加えたとされる悪の一味。
主な悪人は日産栃木工場塗装課の長谷川、宮崎、瀬尾、照井、柏倉。
このコピペによる日産の悪事の拡散は日産正社員の断固たる要望である。自分は不自然に感じている。
一連の騒動になぜか「押川定和」が関与している。
押川がどんな自分かは検索すれば無数に出てくる。
紀行ミステリーの走りみたいな作家さんになるのかな
出だしの舞台となるその土地の紹介で何か惹きつけられる
幽霊男、読み終わったけど、何だかなぁ。
ところで三ぶはなんて読むんだ?みぶ?サブ?
読み方で思い出したが
にょかい なのか
じょかい なのか
どっちなんだろう
どちらでも良く特に決まってないとか書かれているのを
以前どこかで読んだような気がするんだが
そんなことあるんだろうか
モヤモヤする
九十九と書いてつくもと読む!
降誕祭と書いてChristmasと読む!
作者はタイトルにルビ振ってないんだから「こうたんさい」でいいと思うよ
電子版の奥付には、本のタイトルに「こうたんさい」とルビが振ってあるよ
電子版じゃなくてもルビは振られてる
本気と書いてマジみたいなもんか
降誕祭と書いてクリスマス
そもそも処女作が「恐ろしき四月馬鹿(エイプリルフール)」
>>512 どうしてそういうタイトルになったかは中島河太郎の解説に書かれている
そうだった
そもそも四月馬鹿だ
話は変わるけど
いくつか江戸川乱歩名義で発表した作品があるのを昨日知った
そしてそれが後に横溝正史の作品として改めて本になってるとか
どういう経緯でそうなったんだよと
何かよく分からないけど笑ってしまった
>>509-510が「こうたんさい」とルビがあることに言及してるのに
>>511-512はどうしてそれをスルーして「クリスマス」だと言い張ってるのか
悪魔が来りて笛(フルート)を吹く
犬神家の一族(ヤツラ)
ト モ コ
女王蜂
>>515 いや自分は半ば冗談というか
一連の全部軽いノリの戯れだと思うんだけど…
クリスマスだと思ってた方が少数且つただのうっかりだろう
失礼。
>>503を「降誕祭って、クリスマスという『意味』だよね?」と解釈した
>>504が、
ツンデレ風味に回答したところ、
>>505で「読み方」を尋ねていた事が分かり、
後はネタ合戦というありふれた流れだと思われる。
書籍では、こうたんさい
カセット文庫では、クリスマス
もし、原作の登場人物の役になれるとしたら
誰になりたい?
俺は、悪霊島の藤田刑事か霧の山荘のアロハシャツ男かな
仮面舞踏会読了。
通勤時に文庫を持ち歩くのに重くて苦労し、内容も和製マープル登場あたりから辟易してしまった。
でもエピローグが読み応えがあったので少し立ち直りました。
>>523 Y先生
当然、辰也。
「魔法科高校の劣等生」のアニメに登場する美幸の「お兄様」という
声を聴いていると典子を思い出してしまう。
美幸は10代だけど。
でも、典子も思い切って10代にすれば萌え度が増したのに
20代後半にしたのは、戦前に起こった要蔵の事件に年齢を合わせる必要があるからかな。
あと、典子も多治見家の末娘にすればよかったのに。
ん? 辰弥?
ということは、まずは、体中むちゃくちゃに火箸を当てがった跡が必要ですね....
手毬唄の是哉のポジションが美味しい気がする
何だかんだ自分も家族(になる予定)も被害に遭ってないし
アイドルプロデュースして成功して
年の近いその母親と結婚とか今も未来も明るすぎ
もし源次郎が生きているならと結婚を躊躇う千恵子に胸熱くして惚れ直すおおらかさも何か良いわ
仕事や経歴から胡散臭さもあるけど根は良い奴そう
あの三人のやり取りの場面結構好き
是哉への疑惑が肩透かしに終わって内心がっかりする二人との温度差込みで好き
女王蜂好きなので、ギリシャ彫刻のような肉体美を持つ多門連太郎がいいな
吉太郎に1票
巴御寮人と10年間毎晩とか最高だわ!
上海氏に出て来る娘。
ウィリアムマイスターの修業時代
ゲゲゲの女房の中で水木しげるがゲーテを愛読していたと書いてあったが、
当時のゲーテがインテリの必読書だとしても、それなりに教養がなければ
読んで理解できないだろう。それを考えたら、金田一の教養の深さがわかる。
実の兄とは知らずに関係を持って不幸になる女性の名前は、ミニオン。
ミニオン→ミネコ
横溝正史が、ミニオンからヒロインの名前を取っていることも考えられるけど、
そうならば、犯人と関係を持って自殺した娘(小夜子?)の方を
ミネコとネーミングするはず。
だとしたら、ミネコは、椿子爵の実の娘でない「罪の子供」かもしれない。
また、別荘で生まれたとすれば、悪魔とは、犯人ではなくミネコ自身(ちなみに、
この作品では、「悪魔」とは、あくまで「出生に問題がある者」を指していて
悪人を指しているのではない)。
子爵は、娘のことを考えれば、告白したくてもできないから、せめて
それとなくメッセージを残しておいた。犯人を好きになって小夜子みたいに
なるなと。
金田一も見抜いていたが、ミネコの将来を考えて敢えて黙っていた?
横溝正史の作品は、いろいろな裏解釈が可能だから面白い。
シャーロキアンみたいなもんだな
俺は全く興味がないけれど、そういう楽しみ方もあってはいいと思う
>>537 ウィリアムマイスターを昔から愛読していれば、わざわざ借りる必要はない。
読んでいないか昔少し読んだだけだから借りて読んだ。
難しい小説を仕事の合間に一読して、隠れた意味を読み取るなんて
相当頭が切れる。
「ジェーンエアは幸せになったか」(みすず書房)みたいに、作品の裏解釈を
研究するのがブームみたいになった時期もある。
>>541 金田一さん、あなたの推理は間違いだらけ
磯野家の謎
シャーロック・ホームズの生涯
あの手の本は、小説を書いたりできない奴等のルサンチマンが爆発してるとしか思えないw
まあ、読むとソコソコクスリとしちゃうんだけどね。
その時代一番面白かったのは、金田一〜間違いだらけに便乗した「森村誠一推理小説の間違い探し」
に、いちいち全部反論書いてた大人げない森村先生のエッセイ
あれを大人気ないと思っちゃう人のほうが大人気ないと思うけどね
大人げないが誉めことばなら、
>>546 も誉めてることになる
「大人げない」もそうだけど「いちいち」にいい印象持つ人はいないだろうな
一時は、彼のおかげで荒れた時期もあってが、途中から別人のように
真面目な投稿をするようになった。何があったのか?
頑固で強情ではあったけど、あれはあれで真面目だったと思う
アホで無知で恥知らずで下劣でしかなかったがたしかに真面目だったかもしれない
久し振りに外出しようと外に出たら太陽の光に晒されて溶けて死んだらしいぞ
迷宮の扉を読んだ
双子は祟ってやれと思った
罪を償いますは当たり前だけど
幸せになる気満々とか犯人より酷い
最近犬神をまた見てしまったんだけど
松子夫人は助清が犬神をついでくれたら後はどうでもいい、みたいな発言があったけど事前になんで珠世を狙ったんだろう
先に珠世が死ねば2/5は静馬に確定しちゃうから狙うは助武か助智のような感じしたけど、原作だとフォローしてあるのかな
事前に遺言状を読んで頭に血が昇り「珠世死ねぇ!」とばかり色々工作してみたけど、
鉄壁ガーディアン猿蔵により失敗が続いて初めて「いや、殺したらそれはそれでまずくない?」と。
とにかく犬神の犯人は行き当たりばったり。
>>564 原作にはそんなくだりがあった
最初は珠代憎しで狙ってみたけど、冷静に考えたら珠代が3人の中で誰かを選ぶとすれば佐清だろうと
で、安心してたら佐清があんな事に
球世が合っていれば助清とか、佐清が合っていれば球代とか、そんなのばっか!
>>567 ごめんごめん、珠代と書いちまった
でも球世とか球代なんて書いてないぞ?
あー佐清かー
すみません、間違えました
このスレは漢字間違え厳しいねえ
>>564 遺言状の写しを読んですぐは
動揺してて取り敢えず珠世を何とかせにゃならんと思ったが
よくよく考えたらどう転んでも割と珠世か静馬が得するようになっているという
佐兵衛の遺言の巧妙さに途中で気付いたとかそういう話だったよ確か
最初の三件の仕掛けで珠世死ななくて良かったね
原作未読で、読書自体が苦手とかでなけりゃ是非読んでみてほしい
珠世も静馬も結構キャラ違うし
終盤に金田一の意外な一面というか得意なスポーツが分かる
面白いよ
犬神・八つ墓・手毬唄あたりは
何度も映像化されていて有名作というだけでハードル上がるけど
すらすらあっという間に読んでしまうし何回も読みたくなるわ
>>570 「このスレは…」ってくらい厳しいとは思わない
でもたとえばスレッド内で「佐清」についての書き込みを検索したいときとか不便だからなるべく正確に書いて欲しい
>>571 丁寧にありがとう
原作は二度ほど読んでます
で映画見ちゃうとごちゃ混ぜになってしまう感じ
今度また買ったら読んでみます
長女の息子が恩人の孫と結婚して家を継ぐようにと書けば
みんな不満はあれ「案外普通の遺言だった」で済んだのに
でも、佐清と珠世って従兄弟同士だよな…
佐智と小夜子も従兄弟同士
別にどーでもいーけどさ
師匠には、本来静馬にあげるはずだった財産くらいは分与されたでしょう
読者による想像の余地を残し、より物語の世界に膨らみを持たせてある
結局犯人の思い通りになって満足しながら死んでいくのがちょっとね
>>574 それNHKBSの深読み読書会で安藤裕子さんも言ってたな
>>574 相続させたいのはあくまで「珠世」
「佐清は3人の男の中じゃ一番マシな孫だけど、所詮憎らしい松子の子だから本当なら一銭も金なんてやりたくないんだよねー、でも名前入れておかないと珠世の命が危ないから仕方ないんだよなー」が本音でしょ
だからわざわざ佐清を指名するのはちょっと違う
というか、静馬は本来嫡出男子になるべき存在だったので、
非嫡出女子の松竹梅とは本当なら比較できないほど強い立場。
松竹梅の暴行で佐兵衛が弱腰になったのが間違いのもとだったな。
そもそも、佐清と静馬が同じ部隊にならなかったら
誰も死なずに済んだ
金田一「説明していただきましょう。まずは若林弁護士の事件から」
犯人「…(誰?)」
一番かわいそうなのは彼
しかも便所で死ぬ
映画だと菊人形で佐清と珠世をカップルにしていたけど原作ではどうでしたっけ?
>>575 原作では静馬が珠世との結婚にジレンマおこすシーンあったよ
姪にあたるので
金田一が意外とまっとうな、とか評してた
>>575 少し前にも話題になってたけど
いとこ同士はバンバンだよ
甥姪とや兄弟姉妹とが駄目でその理由が分かっているなら
いとこ同士も避けそうなもんだけど
セーフだから、ここまでは法律的にもギリギリセーフだから!と言わんばかりに結構出てくる
八つ墓村も(表向きは)典子はいとこだったし
田治見家と新家ってどういう関係だっけ?
典子と慎太郎の父が要蔵の弟で優秀な弟に要蔵が嫉妬してたんだよね!
西屋の森荘吉さんが要蔵の父の弟だよね?
荘吉さんの1人息子の嫁さんが森美也子か
獄門島も本鬼頭と分鬼頭の関係がよく分からないな
>>590 里村家は要蔵の母方の家
要蔵の弟(多治見家の次男)が母方の家を継ぐため里村家へ入り
その弟の子供として生まれたのが慎太郎と典子
姓は違うが久弥春代は兄の、慎太郎典子は弟の子供という関係
野村家は村で多治見家に並ぶ、力のある家ってだけよ
あと野村荘吉は森美也子から見て義理の兄
野村荘吉の弟(故人で確か達雄といったかな)と美也子が夫婦だった
荘吉が義父という設定の映像作品や
多治見家の親戚である久野恒美が美也子の義兄というのもあったようだが
原作ではそうだったはず
野村家の人間は主に兄、弟、弟の妻だけで多治見家と親戚関係にはない
何度読んでもいまいち頭に入ってこないのは久野恒美
確か久弥(春代)の叔父だとか紹介されていたと思うんだけど
要蔵には弟が二人いて二人とも別の姓を名乗りながら同じ村に暮らしているということか
こうして横溝作品をネタバレフリーで語り合えるようになったのも書斎のおかげだね
>>591>>592
ありがとうございます!
全然覚えて無かったな…
野村家はずっと親戚かと思ってた
また原作読み直してみますわ
>>590 分鬼頭って本鬼頭の分家とかじゃなくて全然関係のない家柄じゃなかったっけ
本鬼頭と分鬼頭は、もとはといえば親戚筋(第三章)
本鬼頭の分家が一と早苗(第一章)
>>597 書斎のおかげではないので必要ありません
獄門島についてヤフーの知恵袋でも解決しない問題でイライラしてます。
耕介はまだ事件が起こる前既に屏風に書いてある俳句を2つは読めてたよね?
3つ目の一ツ家に遊女も寝たり萩と月だけがよめなかったとしても梅の古木に逆さまに吊るされてたり、吊り鐘の中に押し込まれて死んでるのを見た時点で既に屏風の俳句との関連が分かった筈だよね?
>>599 そうすると 月代が殺されるのは 防げたよね?
何故こんな矛盾だらけなのに
この部分を批評する人が
私しか居ないの?
何故?教えて下さい
乱歩にしろ、清張にしろ
この部分を批評してるふしが
見当たらない。
これって批評する事自体がタブーなのか?
早苗の行動に惑わされて、復員兵に注意を奪われてたからって本文には書いてあるのだが…
3人目の殺人は警察のガードにお任せしたんでないの?
手鞠唄同様に
>>600 「月代が生き残って鬼頭を継いで家はメチャクチャになりました」という結末の方が好みですか?
読者サービス(大抵のミステリーのヒントは読者サービス)をやめて、俳句は達筆すぎてひとつも読めなかった…って展開の方が良かったですか?
最初の事件で犯人が逮捕される短編小説の方が良かったですか?
月代は島民誰もが認めるマジキチなんだから気が触れた事にして牢座敷に閉じ込めればOK
婿に入った鵜飼と志保が本鬼頭の実権を握る
うーん、誰も解ってくれないなw ストーリー的に月代が助かったら面白くないとか
そう言う事ではないんだよ。
俺が言いたいのは乱歩や清張などのこの道のプロの作家が
耕介が2句までは読めたが3句目がどうしても読めなかった
しかし耕介ほどの頭脳の持ち主で有れば既に読んだ2句について忘れ去ると言うことは
あり得ないのに、この2句そのまんまの見立てで如何にもベタな事件が2つ起こったにも関わらず気付くのを最後に持って行った点が推理小説の整合性を欠くと一貫して言ってるのだが解らねーかな?
ここに書いたのは何かもっと
核心に迫るようなレスを期待したんだが。
「獄門島」の核心に迫ると、そもそも、この作品に金田一はいらない子というのがあるよね
金田一がいないと、誰も釣り鐘のトリックに気づけないですわ
同一と思われるIDの違うレスがいくつかあるのは何なん
>>612 釣り鐘のトリックは、犯人が(自殺か病死で)死ぬとき遺書で告白するとか、犯行のさい誰か
目撃者がいたというのでもいいと思う (目撃者は擂鉢山の復員兵、または鵜飼でもいい)
物語の整合性をとるための変更箇所は出るものの、そう無茶な改変にはならないはず
たとえば全体のトリックを犯人に語らせる場合は、物語全体を了沢などの語りで回想形式に
すればいいし、復員兵や鵜飼を目撃者に使う場合も、これら使い捨てキャラをもう少し活かす
ことができる
いずれにしても、すでにできあがったものにイチャモンをつけるのは簡単だし、誰にでもできる
そもそもトリック作りが苦手だった乱歩や複雑なトリックとは無縁の清張が、自分たちのことを
棚に上げて、横溝正史先生の獄門島にあれこれ文句つけても、「説得力ないぜ!」と言うしか
ないんだけどね
そもそも乱歩も清張も獄門島のトリックにケチなんて付けてない
>>613 そりゃここ以外でいろいろいろいろいろいろいろいろしてるからだよ
>>608 例えば金田一は一句しか読めなかったから犯行を見抜けなかった…これならあなたのいう「整合性」とやらはとれてるけれど、読者に対してアンフェア
2句を覚えててその段階で事件を解決したら三姉妹殺人が完結しないのでそれはそれでどこか間抜けな話になる
ミステリー小説の名探偵って基本的には事件が全部終わってからその謎を解く為にいるんだから(事件を防ぐ為の人物ではない)、最後まで事件が起きるのは或る意味「推理小説としての整合性がとれている」状態なんだよ
ホームズシリーズの場合は、探偵が事件を防ぐために活躍するのが面白いんだけどね
乱歩が獄門島の批評で
犯行動機について他に回避する方法はいくらでもあったと
書いていたよ。
現実論でね。
>>621 このような残虐な犯行を犯さずに回避する方法がいくらでもあったと書いていたよ。
回避したらオールタイムミステリーペスト1の座を逃すだろ
よそ者のお小夜とその血を引いた娘達がキチガイでは無く島民がキチガイだってヲチだわな
>>622 「いくらでも」という表現はとってない
本当に批評文読んだ?
それに獄門島の動機は三姉妹に本鬼頭を継がせないようにすためだけではない
そこは乱歩も見落としている
人の批評のあげ足取るより自分独自の批評をしましょう
> ミステリー小説の名探偵って基本的には事件が全部終わってからその謎を解く為にいるんだから(事件を防ぐ為の人物ではない)
麻耶雄嵩を読ませたい。
>>622 ちょっと違うな 犯行動機に於いて必ずしもこのような陰惨な事件を起こす必要があったか?現実論で。
小説に現実論持ち込む意味はないし現実でも想像を絶するような事件は頻繁に起こってるので所詮は読み手の想像力の問題
笛を読んでて思ったのは、帝銀事件のときはモンタージュ似てるってだけで新聞に本名を晒されたのかってこと
今ならありえないよな
犯行動機で唯一納得いくのが
笛吹なんだよな。
すべての推理小説の中で。
俺はとにかくどんなに優れたトリック使っていても犯行動機がこれは仕方ないこうする
より他になかったな、と言うくらい整合性を得た作品でなけれは評価しない。
動機なんて人それぞれ
現実に起こってる事件はみんな貴方が納得できるような動機かい?
大抵は同意も同情も出来ない身勝手な理由じゃないかい?
>>638 どう言う作品を評価してるか
宜しかったら、教えてください
笛にも欠点はあり、
「そっくりな替え玉なんか簡単には見つからないものだが、今回はおあつらえ向きにモンタージュというものがあった。
あのモンタージュは犯人に代わって全国から替え玉を探してやったのかもしれませんよ」
とわざわざ金田一に言わせているのに、結局犯人が子爵に酷似した替え玉に出会った(出会っていた)のは偶然だった、というくだりがな
むしろ、動機に頼らないで犯人を探り当てるくらいであってほしいな。
結果として、動機もそれなり以上に納得できるものであればなおよいけど。
乱歩のエッセイ「異様な動機」読んでみろよ
変わった動機ってのもミステリの面白さの要因だということが理解出来るはずだから
個人的には料理が不味いというのも動機になると考えている
>>644 極めて即物的なものの見方しかできない奴が多くて噴いた。
言葉で説明すれば真相の通りかもしれないけど、そのような心理に到る状況が直接にせよ、間接にせよ如何に書き込まれているかが作品の質でしょう。あとは読者の想像力の問題。
横溝はそのあたりものすごくうまいと思うけどなあ。だからこそリスペクトされる。
乱歩って評論読めば判るけど、決して良い読み手とは言えないよ。無論功績は物凄く大きいけど。
動機設定の旨さはやっぱりクリスティかな?特に中期から後期、五匹の子豚とか鏡は〜とか。これは御大自身も認めている。
動機でいえば「夜歩く」も犯人の気持ちは解る。真相は後出しだけど。
ただ、笛もそうだけど、あれだけ実行力のある犯人なら、恨みのある被害者拉致して、得心するまで虐め殺せば済むことなんだよね。
笛も手毬も何であんなリスクの高い犯行をするのかといえば、そこはミステリだから、と言う他ない。あとはいかにそんな馬鹿なことするまで犯人は狂ったかの状況作り次第で受けが決まる。
何度も言うようだけど、そのあたりの作りが御大はうまい。ついでに島田荘司もうまい。だけど荘ちゃんはミステリの作り方は絶望的に下手。
暇なので連投。これで終わりです。
ただ、御大の名誉にために言っておくが、御大の作品の70%は理解不能です。
世評から言えば、犬神家の一族とか女王蜂とか三つ首塔とか。
これらはむしろギミック満載のセルフパロディとして読むべきか?
無論ご本人は大真面目に執筆なさってたんでしょうが。
>>648 絶望的に下手な人間がゴッドと呼ばれるかね?
清涼院流水が御大と呼ばれていることを考えると
アリだな
長いけど全体的に何目線で何言ってんだかよく分からん人来た
横溝は文章が上手いからミステリーとして破綻してても、読ませるんだよな
パノラマ島奇譚なんて何らかの精神障害がなきゃ書けない
乱歩は明らかに病気。
「ヒッチコックマガジン」で付き合いのあった小林信彦の乱歩の思い出話を読むといい
おそらく我らの思っている乱歩像が虚像
福山の「いつか父さんみたいに大きな背中で」とか言う歌もカーペンターズのパクリじゃなくてオマージュなのか
当時からいろいろと言われたようだが
AKBの炎上騒動を見ていると、本陣の動機というのは立派に成立すると思いました。
実はリアリストである乱歩は本陣や獄門島の本当の意味での価値を見いだすことは出来なかった。
本当はロマンチストである都筑道夫は自身の照れのために、横溝の最も評価すべき部分を古いと感じてしまった。
日影丈吉は犯人の狂気と無機的な仕掛けの結び付きを「美しい」と評して、泥臭い三本指の男は作品から省いてしまえないかと横溝に談判している。さすがに通人。解ってらっしゃる。50年くらい前にそのような視点でミステリを見られた人って少なかったと思う。
横溝はその無礼に怒るでもなく、不味そうに酒を含んで「その話はまた次にしよう」と言ったエピソードも好き。
江戸川乱歩は「本陣」でも
そうであったが、本編でも
こういう殺人罪を犯さなく
ても、もっと穏便な手段が
いくらでもあったのでは
ないか?という常識論的な
納得の行かなさを表明し、
チェスタートンやカーの
ような架空手法を採れば
大して邪魔にならぬが、
著者のように現実手法で
行くと不自然さを感ずると
評している。
また、諸人物の性格と
島の部落の雰囲気の描写
により、
トリックの合理化が巧みに
成し遂げられてはいるが
そのため無理がいって
動機の必然化まで手が届かなかったという難点をあげ、
これらを除けば本編はあらゆる点に於いて探偵小説趣味を
満喫せしめる巧緻の大作である。
三本指の男を省いたら、動機の一部が失われるし、トリックを隠す要素も一枚剥がれて
しまうため、トリックそのものが透けて見えやすくなってしまうという難点がある
三本指じゃなく、普通の五本指でいいんじゃないかという意味だとしたら、それもやはり、
本陣という作品の導入部と、殺人現場の印象を、薄くしてしまうだけの結果になると思う
そもそも、三本指を省いた場合、日影丈吉はどういう代替案を持っていたのかな?
>>670 わざわざそれを変な改行で書き写す意図が分からない
>>671 『美しい』『泥臭い』の言葉が全てを現しているだろうね。多分ミステリとしての仕掛けを言っているのではない。
今はもう一回りしてしまって、横溝が好んで登場させる不具者や大仰な表現をギミックとして楽しめるけど、日影の美意識からしたら、そりゃもう…ね。小泉喜美子なら卒倒するでしょう。
確かに「ヒヒヒ」と嗤う傴僂より、黄昏の峠ですれ違う老婆の方がはるかに怖くて印象に残る。
まぁ、そのギミック取れば、横溝は横溝でなくなってしまう事もたしかなんだけどね。
いや、本陣の場合、三本指の男はギミックなんてものじゃなくて、彼の偶然の出現が
犯罪の実行への決断を後押ししているわけだし、本陣という作品を支える大きな骨格
のひとつにもなっている
本陣連載直後、1947年に公開された映画もタイトルは 『三本指の男』 になっている
自分は未見なのだけど、色々調べてみるとブッ飛んだ内容で吃驚させられる
この映画の最大の山場は、片岡千恵蔵扮する金田一が明かす次のセリフ
金田一 「あの三本指の男は、私です」
ええぇーっ? どどどうなっちゃうのこの映画? というトンデモ脚本らしい
「新時代の金田一はこれだと先生が気に入ってくれてねえ」
テレビで笑顔で語る中尾あきらを見て、
横溝先生もお世辞を言うんだな、
また、それを真に受ける中尾氏もいいひとなんだろうなと思いました。
金田一の都会編が好きな人間としては、横溝正史が「泥くさい」と言われてもピンと来ないんだよね
角川の本陣といっしょに収録されている「黒猫亭事件」、金田一が事件を追い東京の繁華街を駆け
まわる「扉の影の女」、東京郊外での事件を私小説風に描いた「上海氏の蒐集品」など、横溝正史
の筆は、一般のイメージよりもずっと幅広いものだと私は捉えている
純粋なトリックだけをあつかった「探偵小説」など、短編のままにしておくのは惜しいくらいの作品
戦前の代表作「鬼火」の場合は、文学作品とも言えそうな硬質な文体で作品全体が描かれている
坂口安吾のような小説が読めない人には、「鬼火」は文章が硬くて楽しめないのではないかと思う
>>676 大昔に、横溝さんのエッセイぽい奴読んだ時に「角川映画では犯人が全部(原作と)変わっていて、まあ映画だからそういうのもありなんだろうけど、原作者としては、素直に原作通りにやって欲しいと寂しくも思った」みたいに書いてたな(記憶モードだから、間違えてるかも)。
ここに来て20代の若者男子女子問わず横溝作品が脚光を
浴びている。
探偵好きな女子👩探女なる
言葉も使われ出した。
>>673 都筑道夫によると三本指の男は戦前の横溝作品を知っている人には「まーた怪奇ムードを盛り上げるためだけのギミックか」と思わせておいて、実は…という効果があると言ってるけど、その通りだと思う
>>683 先生が意図して仕組んだかは別として、ミステリの仕掛けとして評価したらその通りですね。
日影は識者で、私は与するところが多いけれども、横溝から横溝らしさを除いたら、今の人気はないと思うし。結局は受け手の趣味の問題。
コンテキスト把握することなく発言する人が多くて辟易するけど、日影はミステリの仕掛けとしての三本指を否定したわけではないよ。
>ミステリの仕掛けとしての三本指を否定したわけではないよ。
その仕掛けの代替案も出さずに泥臭いからという理由だけで三本指の男を否定したように読めるんだけどね
>>664を読む限りはね
>>684 > 日影はミステリの仕掛けとしての三本指を否定したわけではない
だから、日影さんは三本指を省いてどうしたかったの?
そこがハッキリしないことには、本当に的を射た指摘なのか、それとも日本のミステリー史に
残るような構想に対する、やっかみ半分の難癖なのか、なんとも判断がつかないんだよね
坂口安吾は 「推理小説論」 という一文で横溝正史を次のように評価している
| 私は横溝君を世界のベスト・テン以上、ベスト・ファイブにランクしうる才能であると思っている。
| 純粋に推理小説作家ではなく、怪奇趣味、抒情趣味が謎ときゲームの妙味を減殺しているが、
| 時には謎にモヤを加えて役立つ時もある。
| 私としては、抒情怪奇趣味はとらないが、それを差しひいても、彼の才能は大きい。
| しかし、あとに続く推理作家がいない。
「本陣殺人事件」 における、三本指の男の存在意義というのは、安吾も上で指摘しているように、
「怪奇趣味、抒情趣味が――、時には謎にモヤを加えて役立つ時もある」 という好例だと思う
安吾の原文は青空文庫でも読めるし、彼の意見も明解でスッキリとしている
(ただし、本陣の擁護にこの一文を使うのは、安吾の意図に反しているだろうけど・・・)
坂口安吾 「推理小説論」
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43189_22524.html >>676 気に入ってたのは間違いないよ
エッセイや対談でも言っていた
現代ものにするならと言う括りがあるが
>>691 ジーンズ姿の金田一ってのも、かなり斬新だよなあ。
横溝先生は、ATGの窮状も良く理解していたからな(笑)
>>683 横溝作品を初めて読んだ自分は見事に引っかかったよw
短編はあまり好きじゃないんだけどこの3作は好き
ふーん、じゃ私も
金田一の長編では、あの3作が好き
>>694 初めて読んだだろうけど読む前から横溝作品は論理よりも怪奇性重視だというイメージを持ってなかったかい?
映像化作品しか知らない人の中には横溝作品をホラーと勘違いしてる人もいるからね
それが良いという人も多かったが、あれがダメという人もかなりいたと思う。
昔の角川文庫のカバーは
文体や世界観といった諸々も含めて、
探偵小説と呼ばれていた時代を肯定的に受け止める人、
それだからダメなんだという意見は新本格ブームのときにもあった。
このハゲで痔持ち野郎のおかげで
旧角川文庫の値が上がったり欲しい人が買えなくなることを拡散させよう
>木魚庵 @mokugyo_note
>「そりゃそうですよー。神保町で100均で横溝文庫が出ていたら、
>全部僕が買い占めちゃいますものwww」
>>697 あの3作が好きな理由は次の通り
1作目は、舞台のロケーションが良いことと、話の冒頭すぐに金田一が登場し
事件が起こるため、話の展開が早く読みやすい
2作目は、物語の舞台が次々と移動しながら進行して行くのがおもしろいうえ、
地方の因習と都会の賑わい両方が描かれており、ヒロインが美人なのもいい
3作目は、金田一物の集大成で、それまで短編で何度も描いた山村を舞台に
連続殺人が起き、全体のプロットはクリスティも使ったことのあるアレ
話の最初から金田一がいないのは本陣くらいではあるまいか?
>>698 CMが夜眠れなくなるほど怖かったので
40歳超えてから初めて読みました
悪霊島は未だに読んでない(´・ω・)
>>707 アホすぎるのであえてスルーしてたんだけど八つ墓以外にもいっぱいある
何故か読み落としてたw
本当に馬鹿げているね
金田一シリーズつっても金田一が主人公のヒーローもんみたいなのじゃないからね
主人公はその都度の被害者なり犯人で
金田一は難事件にちょいちょい登場するキャラクターというだけなので
登場するタイミングも事件への関わり方も活躍ぶりもまちまちだよね
金田一がなかなか登場しない長編
本陣殺人事件、女王蜂、夜歩く、三つ首塔、迷路の花嫁、仮面舞踏会、病院坂の首縊りの家
いなくてもあまり問題ないと言われた迷宮の花嫁w
女王鉢はそんなに遅くないような
今日、6月25日は
辰弥が初めて八つ墓村に訪れた日なんだな…
ちょうど今頃、峠から村を望んでいる
これから村に行って濃茶の尼に遭遇するのだろう
今日の夜ご飯はお客様扱いだから離れで食べてるんだな
手毬歌はちょうど俺の誕生日のあたりだから、昔は自分の誕生日が来るたびに
思い出してたよww
このまま解決の瞬間まで実況しようかw
あれ結局何日くらいで解決したんだっけな
毎日一人ずつじゃなく一気に二人殺られる日や被害者出ない日もあったっけ?
シリーズのなかでも被害者数多目だよね
面白い試みだね
八つ墓村、もう一度引っ張り出して読んでみるか
濃茶の尼を突き飛ばして牛方に囲まれ
梅幸尼の死体と籤を見つけたのが7月3日とあるから
事件解決までは相当な時間を要したのだろうね!
手鞠唄なんかも鬼首村滞在長いし
ほう。
初めてKindleで2000円の時に買った金田一ファイルが役に立ちそうだな!
八つ墓村が一番多くて8人か9人殺されてるんじゃなかったかな?
何せ、3人殺されてるABCの複数化だからなw
たしか悪魔の寵児か三つ首塔が一番多かった気がする
八つ墓村がABCの複数形だというのは横溝のミスディレクションで、実際は違うことくらいABCと読み比べていれば分かること
普通の感想わろた
小竹小梅に限らず気持ち悪いもんだらけだろ
八つ墓村は洞窟の落盤で辰弥追いかけ回してた村民めちゃ死んでるじゃん
>>725 村民は住職の説得で洞窟から撤退
それを不服とした首謀者の西屋の旦那周吉と
博労の吉蔵の二人が辰弥を殺害しようと洞窟に入り込んだ
辰弥と典子を追い込むも落盤にでも生き埋めで死亡した
八つ墓村事件での犠牲者は犯人含めて10人
辰弥の会社上司が諏訪弁護士の人探しラジオ聞いていなかったら、
辰弥は八つ墓村に来ることもなく
少なくともこの二人は死ぬ事は無かったはず
たらればだが、そう思いたい
辰弥「うぎゃー10時じゃねーか、初日から寝過ごした!」
妾が他所の男と作った子でもいいって尋常じゃないよね
大伯母達は里村や久野への当て付けが主だろうけど
春代は表向き実子が継いでるが
実は多治見の血を引いてない、まともな男女の血を引いた青年が継ぐ
ってのがベストな気がしたんじゃないの
久弥は半々かな
久弥の人となりを知る機会があまりないのでよく分からんが
>>730 上司じゃなくても周りの誰か、友達や行きつけの居酒屋や飯屋の大将あたりの誰かが
聞いてそうだけどねw
辰弥がノーメイク短髪のマツコみたいな男(つまり俺)でも歓迎されたろうか?
>>733 原作では久弥は気難しくて慎太郎や久野叔父が家に来ると不機嫌になるとあるが、
要蔵とさして変わらんのではと思う
辰弥との顔合わせの時は慎さんと言ってたが…
都会は酷かった田舎はそうでもなかったかも。
俺の爺さんなんか牛肉食い過ぎて胃がんで早死にしたからねw
>>723>>724
最も気持ち悪いのは濃茶の尼の顔(映像作品では絶対不可)。加えて気が狂っているので最凶。顔は生まれつきなので気の毒だが。
でももっと恐ろしいのは旦那と子供がいたと言う事実。
>>700 神保町で『悪魔の寵児』と『黄金の指紋』の初版が100円で売ってたぞ。
後者は帯つき。
見た目が全てじゃないとは言うが中身もヤバいばあさんだからな
完全に体の相性だけというか
見境のない獣としてお互い性欲処理し合う相手として接してたんだってのと
最後まで執念深く典子もろとも殺そうとした基地がいの鬼畜ってのと
色々重なってマジで気持ち悪いわ吉蔵
要蔵に家族殺された(しかも新婚)だけなら
多少過激な言動があっても同情の対象で有り得ただろうが
終盤で超絶気色悪い人物と判って
落盤で亡くなってもあまり不憫に思えずむしろホッとしてしまった
お前らKindleの合本金田一耕助ファイルが半額ですお
>>712-
もう濃茶死んだかな
濃茶の次が誰だったか記憶が曖昧だ
この辺から殺害された順と、
殺害されていることが発覚(遺体が発見される)する順番がずれてくるんじゃなかったか
>>753 6月25日(1日目)村到着、濃茶の尼に絡まれる
6月26日(2日目)久弥殺される
6月27日(3日目)丑松・久弥の葬式
7月02日(8日目)久弥の初七日、洪禅さん殺される&てめーは自分のじじいを殺した云々&お兄さま&梅幸尼殺される
まだ濃茶の尼は生きてるよ
>>754 時系列ありがと。丑松と久弥の葬式同日なんだね。手元にないけど辰弥君はどういう動きなんだろ?
>>755 いろいろ考えはあると思うがネタバレ込みで論じるのがこのスレの仕様だと思う
>>756>>20あたりに同意
板のローカルルールがあるのだから、適切にメール欄を使うのが筋では。
いまさら初めて手に取る人がいるのか
そもそも目欄会話も専ブラだと普通に目に入るし
>>759 まさかネタバレって犯人の名前だけだとでも思ってる?
バカなの?
>>762 動機もトリックも書いてないじゃん
ただ殺される順番だけ
何がネタパレだって思うよ
悪霊島も島に渡るの7月7日あたりだよな…
今日、明日あたりで金田一が東京出発して岡山入りするのだろう
夜行か新幹線かは知らんが
なかなか教育が行き届いてきたね
御大の復活も近いかな
悪霊島の冒頭1967,6/24土曜日
テレビではウルトラマンがもうゼットンに倒された後だと思うと急に親近感が
犯人が誰とかさほど重要じゃないトリックも出尽くされてるし、重要なのは動機
リアル事件でも犯人の動機が知りたいしそこに注目が行くでしょ
なので八つ墓村程しょーもない作品は無い
八つ墓村の核心をネタバレすると、主人公とヒロイン以外はだいたいみんな死ぬ
ネタバレ云々より、だいたいアレがアレなら、あおい輝彦である必要はないしな
悪魔の手毬唄の方がわかりにくい動機と思う
八つ墓村はありふれてて横溝らしくないとは思うが
本陣殺人事件読み終わったけど、琴柱を袂に隠しておいた意味が全く分からない。読み返しても分からない。
>>771 ついてなきゃならないはずの指紋がついてないから
袂に一時的に隠しておいてあとで始末するはずだった
>>772 それって、トリックに使ったやつでしょ?
それは落ち葉溜まりから見つかったやつじゃないの?
>>754 あああ有り難う
大変分かりやすい
有り難い
7月入ってからだったか
しかし結構迫ってるな濃茶も
濃茶って濃いお茶は渋い、渋い顔したような醜い顔の尼さんって事?
>>777 原作だと、寺で出された茶がいつも濃くて美味くて有名だったとかなんとか
それでそこに住んでた尼さんを濃茶の尼と呼ぶようになったとかなんとか
横溝正史は文章が上手いから、すらすら読めてしまう
謎解きは綺麗でもそうでなくても、あまり気にならん
むしろ、人が死なないのを読んでみたくなった
横溝正史でミステリ以外の小説ってあるかな?
>>780 下の戦前・戦中の短編集には、人の死なない作品も1,2点ずつくらい収録されている
『恐ろしき四月馬鹿』、『山名耕作の不思議な生活』、『芙蓉屋敷の秘密』、『血蝙蝠』、
『誘蛾燈』、『空蝉処女』など
ミステリもふくめた完成度の高い短編集ということでは、「芙蓉屋敷の秘密」がいち押し
https://www.amazon.co.jp/dp/B009TPQQK0 幻想風味の横溝作品を色々と味わいたいのであれば、「誘蛾燈」
https://www.amazon.co.jp/dp/B009TPQSL2 「恐ろしき四月馬鹿」、「山名耕作の不思議な生活」は、まだ書生臭さが残る初期短編集
実は、乱歩よりも正史の方が作家デビューは早かったんだよね
「血蝙蝠」はSF短編(期待は禁物)も収録した、(内容よりも)蒐集マニア好みの一冊
ありがとう
芙蓉屋敷のレビューに、奇妙な味云々とあったのは、なかなかそそるな
>>780 人は死ぬけどこの短編集もおすすめ
怪奇探偵小説傑作選2 横溝正史集 面影双紙 山下三蔵編 ちくま文庫
>>783 鬼火や蔵の中は見たことがある
ホラーではなくて怪奇小説ってのがいいね
金田一耕助の普段の生活が書かれてるということで「扉の影の女」を読んでみたんだけど、
ミステリーとしてはアンフェアだね。
まあ、それは書斎さんも指摘していたことだけどね
一方、自分のようなただの小説好きからすると、ミステリの約束事が破綻しているぶん
かえってリアルな捜査をしている臨場感があり、逆に好きな作品となっている
>>754 嵐の前の静けさで暴動前に表具屋に屏風出したり
鶴子の手紙整理したりしてのんびり過ごした期間がどれくらいだったか
いまいちピンと来ないんだよね
もう解決してヒロインとの結婚発表した頃かね
貸しボート13号を読んだんだけどね
あれは詰まらん
不要な描写、説明が多すぎる
だいいち君ね、ボート部員全員を参加させること自体失敗だよ
あんなのは君、すべて省いて物語を煮詰めないとダメなんだよ
わかる?
誰だ
誰かの口調に似てる気がするけどわからん
貸しボート読んでたら分かるようなネタなのか
貸しボートは東野圭吾の学園物に似てて
寮のカレーライス食べる場面のやり取りとか自分は結構好きなんだが、
横溝作品読み慣れた人には違和感あるのやもしれんね
> 寮のカレーライス食べる場面のやり取りとか自分は結構好き
自分もおなじこと書こうと思ってたのに、夕飯食べているあいだに先を越されたw
ミステリマニアの型や様式美からすると、ああいった長い会話の場面は冗長なのかも知れないけど、
小説として読むと、若者たちのちょっとふざけたような軽い会話の中から、次第に事件のもつれた糸が
ほぐされていく感覚は、読んでいてなかなかおもしろかった
TVのサスペンスドラマでは、ちょっとした会話から偶然に事件のヒントを見つけ出すというパターンが
多いけど、貸しボートの場合は、ちゃんと金田一が意図的に手がかりを引き出すような会話になって
いるところもいい
学生寮に出向いた金田一たち三人が寮でカレーをごちそうになるシーンにしても、人間一緒に食事を
することで他人行儀な緊張がとけ、互いに話しやすくなるという、その場の雰囲気の転換にも役だって
いるし、このあたりの人間の描き方のうまさは、さすが横溝正史の小説家としての手腕だと思う
貸しボートのライスカレーと
手鞠唄の水蜜桃&岩魚、なめこの味噌汁と
悪霊島の越智竜平サンドイッチは
金田一シリーズ屈指の逸材食
殺人鬼読んだ
江戸川乱歩風&レトロな雰囲気がいい
最後の主人公の悲劇的で浪漫的な末路もいい
百日紅は前半の、敗戦後の東京の描写がいい
虚しいような哀しいような
『殺人鬼』 は表紙が杉本画伯の不気味なイラストだったため、ホラー色の濃い作品かと
思い読み始めたら、男女のもの悲しい作品ばかりが収録されていて意外だった
旧角川文庫 『殺人鬼』 の表紙絵
犬神原作の静馬は映画やテレビよりも血の気が多くない、穏やかな性格らしいな
私も犬神好きなので、金田一シリーズの好きなベスト3長編は
「犬神家の一族」、「悪魔の手毬唄」、「本陣殺人事件」 の3作
次点で、「女王蜂」、「獄門島」、「八つ墓村」 といったところ
>>803 そうだね
だから映像作品よりもずっと切ないわ
>>804 単に映像化されたことある有名作並べただけみたいになってるじゃないかw
そういう自分も結局その辺が好きだけど
逝去から35年以上もの月日が経っても、未だ伝説としてその人気は衰えない。
それどころか、最近出版されている研究本等の売り上げも驚異的だ。
そういう息の長い人気は純文学にも通ずるトコロがある。とことん語ろうsぜ!
ちなみにマイベスト
1.八つ墓村の祟りおお血、血、血だ!
2.本陣殺人事件
3.獄問鳥
4.悪魔の手毬唄
5.犬神家の一族(ちょっと渋すぎるかW)
>>807 どうやったら獄問鳥なんて変換できるんだよ
【帰ってきた】名曲鏡の中のマリオネットGLAYは糞【コピペ】 [無断転載禁止]©2ch.net
〜ガイドライン〜
・博士でありながら第1位の曲名を間違える(サビフルコーラスが基本)。
・3位のツヅリを間違える
・5位は「渋すぎるかw」といいつつ、ファンの支持1位2位クラスの曲をあげてしまう。
個人的には本陣は動機もトリックもイマイチだな、戦後第一弾を飾る記念碑的な作品だけど。
悪魔笛の、これ以上ない程のエグい展開が好きだ、あれぞ横溝の真骨頂w
面白くて徹夜して読んで、次の日学校をズル休みした記憶が。
横溝正史は短編も面白い
というわけで首の感想を
グロい話3連発で食傷気味
が、最後はちょっといい話だったな
>>811 知らんわそんなの
他のスレのことをみんなが知ってる前提にするとか重症のねらーか
>>815 聞くは一時の恥
知らぬは一生の恥
博士スレは恥だが役に立つ
>>813
『首』 に収録されている短編では、「花園の悪魔」 の冒頭シーンで笑ってしまった
早朝、チューリップの花壇で全裸のままポーズを作る死体を、(顔見知りの)管理人が発見するシーン
「もしもし、アケミさん。アケミさん、なんぼ裸が商売だからって、朝っぱらからこんなところで
寝ていると風邪をひくよ」
>>814
うん、「トランプ台上の首」、この作品もなかなかの名作だと思う 本当に今更で申し訳ないけど、絶版になってた作品も電子書籍で読めるようになったのね
子どもの頃にドラマで見た木乃伊の花嫁がものすごい怖かったから、小説読みたかったのに絶版だった記憶
嬉しくて買ってしまった
『三つ首塔』 には、1955年当時の怪しげなパーティーや見世物ばかりが描かれてるため、
当時の雰囲気は、まだ、ああいうエロ・グロの時代だったのかと勝手に思い込んでいた
でも、表側のエンターテイメントの方も、けっこうオシャレで洗練されてたんだね
雪村いづみ CHACHA (1955年)
ダウンロード&関連動画>>


@YouTube 「双生児は囁く」も楽しめた
書評みるときびしめだけどな
怪犯人あたりから面白くなってくる
蟹は江戸川乱歩の小説に似てる
心はオチがいいね
双生児は囁くは主人公達がまるっきり傍観者
野次馬とかわらんが、正義感が薄そうなところが
ブラックユーモア的ないい味だしてると思う
汁粉屋の娘の真犯人はルブランの隕石ネタと思い出してしまった…
栃木県警真岡署は22日、同居する母親(68)が死亡したのに、そのまま放置していたとして、死体遺棄の疑いで、
住所不定、無職、橋本敏幸容疑者(46)を逮捕した。
逮捕容疑は、栃木県真岡市並木の自宅アパートに母親の遺体を遺棄したとしている。
同署によると、容疑を認め、「お金がなく葬式ができなかった」などと供述。
母親の遺体に目立った外傷はなく、司法解剖の結果、病死の可能性が高く、死後20日前後経過していたとみられる。
アパートの家主が窓にたかったハエなどを不審に思い、市内に住む長女に連絡し、
18日にアパートを訪れた長女が母親の遺体を発見、110番通報した。
http://www.sankei.com/affairs/news/170723/afr1707230008-n1.html やっぱり蝿がびっしりたかるんだな
とりあえず役所に連絡したら、最低限の事はやってくれるのにな
前科つくよりは
喘ぎ泣く死美人を読んでるが
強烈なタイトルだなこれ
(((((東京リコー本社[株式会社リコー]の各部署の不可解な対応))))))
<鳥取市のリコー工場の件を、本社に電話で質問>
肝心の広報室は「申し上げられない」と言い話にならない。
------------------------------------------------
CSR室というのは「人権を尊重し、会社の発展と個人の幸福が一致することを目指しています。」
というような活動をしているそうだ。
CSR室に電話をかけ、僕が鳥取市のリコーの件を話すと
サク〇イさんという社員は「折り返し電話をかけ直します」。
僕が「本当ですか?」と聞くと、「必ず返答差し上げます」。
数日経ってCSR室に電話をかけるとサク〇イさんは
「上司に伝えておきました。私にはわかりませんので・・・」と話にならない。
-------------------------------------------------
採用担当と関係ない部署に電話をかけると
内部統制室に繋がった。内部統制室はリコーグールプの不正などを監査する部署らしい。
内部統制室も「折り返し電話をかけ直します」と言った。
内部統制室の電話番号は公開されていない。
また採用担当に電話をかけ「内部統制室に繋がったが、鳥取市のリコーの件は
どうなりました?」と聞くと、電話が替わり「電話を切らせてもらいます」と一方的に切られた。
------------------------------------------------
地域外のリコーグループに電話で、鳥取市のリコーの件を話すと
株式会社リコーお客様相談室のフリーダイヤルを紹介される。
お客様相談室に「鳥取市のリコーの件はどういうことですか?」と聞くと
「お答えできません」と電話を切られた。
鳥取リコースキャンダル
https://goo.gl/fz1pHu >>829 そんなんあるんか
いつか一つ残らず読み尽くすのが夢だけど
読む気起きなさすぎるタイトルで笑えてくる
手にとるとこ想像しただけで気が重いわ
素敵なステッキの話なんて腰砕けになりそうなふざけたタイトルだよ
「喘ぎ泣く死美人」のなかでは、艶書御用心、桜草の鉢が気に入った
どちらも人が死なないユーモア小説で、特に後者は傑作と言ってもいいんじゃないかな
自分は
八つ墓村・三首塔・女王蜂。やっぱハッピーエンドが好きなのかな?でも真珠郎も好き。
私見だけど、主人公の一人称で進む作品は特に面白いと思う。読み物として。
最近仮面舞踏会を読んだが「美沙が色盲だから千代子の子では無い」ってくだりに引っかかった。
最初読んだ時は中坊だったから納得したけど、遺伝の仕組み習うと、金田一が「千代子の娘では無い」って断言するところは「え?」と思う。
たとえ千代子の母が色盲でなくても、保因者である可能性があるからだ。千代子の母が保因者なら千代子が保因者の可能性があるし、そうなら色盲男性との間の娘は色盲になることがある。
まあこのお話では、千代子が不貞していないことは(読者には)自明なので、セーフなんだろうな。篤子との対決で、金田一耕助がちゃんと「保因者」の可能性に言及してるから、もちろん御大も分かってて書いてる。千代子自身にははっきり分かることだし。
最近、深町眞理子の新訳でホームズシリーズを読み直してるんだけど、
ホームズの依頼人に対する防御力の高さには感心させられる
大団円好きとしては、金田一シリーズにも死人が出ない話や、ホームズみたく
依頼人を犯罪者から事前に守るような話が、いくつかあっても良かったと思う
主人公の探偵が、複数の犯人から狙われた女性たち全員を守り抜くというような、
某作品のパロディみたいなミステリー小説が読みたい
ネタバレ禁止なんて、いつの話だよw
書斎が先鞭をつけてくれたおかげで、今はフリーで語り合えるようになっている。
全作とは言わんが、代表作くらいは読破してから来なさい。
いや、書斎の先鞭なんて無いよ
今でもミステリーでネタバレは厳禁だし、ネタバレせずにミステリーが語れないような人間は
たんに文章の表現力が貧困なだけなので、もっと勉強して出直して来いというだけの話
代表作くらいは読破してから来なさいというのは、ネタバレせずに話が通じるようにするため
読破した人間が相手なら、タイトルをあげて、あのトリック、あの犯人というだけで話は通じる
逆にネタバレしなければ話が通じない相手というのは、対象の本を読んでいない人間だよね
>>837 それは短編だからだ
ホームズ物も長編だとそれなりに死んでる
バスカーヴィルなんか最悪だろう
【ローカルルール】
■メール欄以外でのネタバレは禁止です。
目に付くところにネタバレを書き込むのは止めましょう。
ネタバレを予告する書き込みも止めましょう。
メール欄以外でのネタバレを目的としたスレッドを立てることは禁止です。
書斎のお蔭ってやたら言う奴湧くけど
知らんよな
本人の本人によるヨイショか
メール欄の使い方もわからない
小学生未満の知能の持ち主だったよな
書なんとかいうあれ
横溝ならネタばれで無問題。
今更こんな話しが蒸し返されるなんて。
書斎の功績多大とするとともに、その不在が嘆かわしい。
夏を舞台にした作品というと、「鏡が浦の殺人」が一番印象に残っている
「悪魔の手毬唄」も真夏の作品なのだけど、映画が冬の山村を舞台にした作品だったため、
季節を混乱したまま記憶している人はけっこういるんじゃないかな
ちょうど盆あたりの事件だったが、あまりにも事件が続き過ぎて、盆の描写は
全く無かったなww
いやそれこそ八つ墓村でしょ
麦わら帽子の渥美清と白塗りのナントカっていう女優
>>848 評判良いから言いにくいけど市川石坂の手毬唄苦手だわ
季節に限らず「ハア?」って思わず声出るような
無駄に思える改変部分や演出が多くて
強めの自己満足臭を感じイライラした
忠実にやるだけが全てじゃないし
同じ市川石坂の他の作品は全体的に改変部分含め好きなんだけど
手毬歌だけは駄目だった
原作本の「八つ墓村」は、梅雨時の話で夏という印象は薄いなぁ
>>754 にも記されているよう、6月下旬から7月中旬の物語だからね
手毬唄は、息の詰まるような山村の閉鎖的な風景が良いし、物語の破綻も少ないので
金田一シリーズでは犬神家とともに一番好きな作品
一方、「女王蜂」は原作が大好きな作品であるにもかかわらず、予告編の仲代達矢の
学生服姿が異様すぎて、まだ観る勇気が出ないという残念な映画になっている
>>853 おっと、上の手毬唄の話は市川崑の映画の方ね
もちろん原作も大好きです
夏は冬の、冬は夏か舞台の作品か読んていて心地良くないてつか?
暑い今の時期てつたや、本陣て寒さを感しやれゆかや、クーヤー要やすてつよ(^^)
>>855 確かにそうだね。
真夏の時季の作品って何があったっけ?
>>857 獄門島や八つ墓も夏てつね
寝苦しそうな暑さ、とまてはいかないてつけと、風通しの良さそうな日本家屋、涼しそうな夏、という印象てつ
憧れてつね
同じ動機や犯行でも季節や地形で印象変わるよね
映像作品ではそこはあまりいじらないでほしい
獄門島は秋だよ
例のアレで「今は秋」とハッキリ言ってる
映像では夏の海を映したいからそうしてるんだろう
あの季節でなければいいわけだしな
磯川さあん あなた、りか子さんを愛してらしたんですかーーー?
え、獄門島は秋てつたっけ?
獄門島関係の作品て、凄く夏な作品かあったと思うんてつけと、何てつたっけ…
非モテな男性かエッチな目的のために幼女を育ててて、男性か戦争かや帰ってきたや、その女性は死ぬ?殺された?みたいなお話
かなり夏な描写か強かったはすてつなんてつ
映画だと冒頭で村長がアイス喰ってるし、金田一も春の歌なのに今は夏と言うセリフが
確かに、手毬唄は夏じゃなきゃな
水蜜桃と夏祭りの描写最高
「本陣殺人事件」 か 「獄門島」
気になりまつたのて、調へまつた
「百日紅の下にて」てつた!
獄門島直前の事件て、金田一はこの後に獄門島へ行ったみたいてつ
って、
>>864さんか作品名教えてくれてまつたね(^_^;)
>>872 >>864っす。鉄まーつくんのお役に立てて光栄っす。
>>873 ありかとうこさいまつ!
百日紅は、面白いてつよね
>>869 順番に拘らなければ
八つ墓村か犬神家の一族
推理小説が読みたいなら犬神家
娯楽小説なら八つ墓村
>>877さんも
>>878さんも、正しい
変わり種案として、僕は本陣を推しまつ
本陣も車井戸も黒猫も全て傑作という贅沢な一冊てつし、今後シリースを読んていきたいなや、最初の事件を最初に読みまつのも、何かと具合か良いと思いまつ
>>869 最初に読むなら「獄門島」
「獄門島」を読んで面白いと思ったら
順不同で
「犬神家の一族」
「本陣殺人事件」
「車井戸はなぜ軋る」
「悪魔の手毬唄」
「蝶々殺人事件」
「悪魔が来りて笛を吹く」
「鬼火」
「蔵の中」
などなど面白いのはいくらでもあるのでどんどん読んでいきましょう
自分が好きな短編
湖泥
首
車井戸はなぜ軋る
蜃気楼島の情熱
貸しボート13号
香水心中
特に湖泥は面白い
あのタイプの犯人って他作品に無いから
「推理小説」とか好き
あのへんの短編のクオリティがなかなか
>>886 君が言いたいのは、横溝が終戦直後新青年に書いた「犯罪小説」のことでは?
>>885 湖泥は犯人当て懸賞小説だったみたいだね。変態の犯人が生きて逮捕されるのは珍しい。殺された女の事をもう少し掘り下げて書いて欲しかったね。
俺は短編らしいすっきりしたノンシリーズ、「靨」とか好きだね。
内田隆三の新作「乱歩と正史」、乱歩に関する記述は正直退屈だったけど、横溝の項は面白かったね。内容面での評価はしていないが、「夜歩く」を作品構想をたどる重要な作として詳細に分析している。
>>886-887 私の推理によると、くだんの短編小説は 「推理小説」 でも 「犯罪小説」 でもなく、
角川の 『刺青された男』 に収録されている 「探偵小説」 のことではないかと思う
金田一が登場しない終戦直後の短編を集めた 『刺青された男』 は、優れた作品が
収録されているというだけでなく、横溝正史が本格路線へ変貌していく姿を垣間見る
ことのできる貴重な短編集だと思う
よし、不真面目だけどあまり洒落が上手じゃなさそうなおたくとオヤジ対決だ!
そういや、「探偵小説」ってのがあったね。
読んでないけど、子供の頃読んだ推理クイズのネタになってたから覚えてる。
蔵の中、鬼火が復刊すゆ可能性はありまつか?すっとすっと、待ってゆんてつけと…
汚い中古か嫌なや、電子書籍しかないてつよね…皆さんと面白いっていう、絶対名作に違いありまてんかや、絶対紙の本て買いたい(/_;)
>>895 ほい、鬼火と蔵の中を収録した紙本は、ふしぎ文学館の一冊としてまだ出てますよ
鬼火 (ふしぎ文学館)
https://www.amazon.co.jp/dp/4882930676 >>896 ありかとうこさいまつ!
こ、こりは…!
ポ、ポキ、ポキ…!!
注文しさって、よかてつか?!
蔵の中 横溝正史て検索しても廃刊しか出てこなかったてつのに、またか鬼火て出てきまつとは
ても高い…!こりは高い………高いてつなぁー!(ToT)
やっぱり横溝作品は電子書籍がいいですね
自分の場合はもう本の置き場所が無いし、あと杉本一文画伯の表紙で揃えられるのも嬉しい
横溝作品コレクションの一部
>>900 うわぁ、カッコイイ(尊敬の眼差し…)
横溝クリツティなんかは、コレクションしまつたや、一生愉しめそうてつよね
>>901 本当に眼福だよね
僕は無謀にも角川文庫全冊収集を目指しているw
初期の白背が希少なんだよね
>>902 僕は横溝作品を読み始めまつた時は、既に今の筆表紙てつたかや、後かや古本て杉本絵を知りまつた時は口惜しかったてつね…
今の表紙は、まぁ、格式高いとは思いまつよ…ても、気取ってまつよ…
正統ミツテリ文豪横溝正史なり、って感しに売り出したい角川の目論見か透けて見えて腹か立ちまつ
正直杉本絵の表紙も、あれはあれてホヤーに振り切り過きて、見ゆ人によりまつては、悪趣味に見えゆかもしれまてんか、僕には何とも魅力的てつ…
>>902 うちに何冊かあるな、親父がどっからかもらって来たんだが、本人は探偵小説なんか
読まないから、俺がガメたw
>>900 悪霊島、自分は角川映画フィルムの表紙しか持ってないから
これ見て何となく違和感あるな…
なんかショボい、悪いけど
獄門島のような華やかさもオドロしさも無い
やはり、悪霊島は巴御寮人&双子姉妹の夜の千畳敷、表紙裏は鵺鳴く警告&鹿賀金田一じゃないとね!
2000円のとき(ポイント50%だから実質1000円!)合本金田一耕助ファイルを買った俺はどこまで勝ち組なんだろう
もらったポイントで占星術殺人事件まで買えたし
>>905 鹿賀金田一?あんなすごい鼻の穴の金田一やだ
次々回の大河ドラマのタイトルが「武田が来りて火を放つ」とは…
おいらの角川旧版コレクション。本棚整理で撮影した。ダブリや汚本がまだ何十冊もある。処分しなきゃな。
「誘蛾燈」だけ紙かぶせてある。これが一番好き
もしかして、シナリオ悪霊島持ってる俺は勝ち組かな?
シナリオ悪霊島の中で、小川で吉太郎が巴御寮人の足を洗ってて巴御寮人が上を見てる写真画像があるが、
実際の映画映像にそんな場面無いんだよな
黒猫亭事件が欲しいけど、オークションは白背並みに価格が上昇する。
>>909 羨ましいコレクションてつ…
とても敵わない情熱と年季を感しまつ
お宝てつね
何か悲しくて、筆表紙の本を選はなくてはいけまてんのか
ても、横溝正史を知お名前たけしか知やない不教養な女性か見たや、杉本絵より白黒のシンプユな筆表紙の方か、頭の良い人か読みまつような、難しそうな本を読んていゆと思わせやれまつのは唯一のメリットてそうか
やっぱ、鉄まーつくんは横溝スレに欠かせないキャラだな。ほのぼのする。
情熱が半端ない猛者揃いで恐れ入る
俄なもんで読めりゃよしと図書館で自選集借りて読んだり
古本屋でよくある筆文字表紙のを買って読んだりりするばかりだわ
>>916、
>>917 ありかとうこさいまつ!
横溝スレはあたたかいてつね
涙か出そうなくやい、嬉しいてつよ(*^^*)
>>918 情熱というよりは、電子書籍を使い始めた当初、読みたい本がまだ少なかったため、
とりあえず品数がそろっていた横溝正史に手を出してみたところ予想以上に面白く、
値引セールのたびにまとめ買いしていたら、
>>900 みたいなことになった次第
というわけで、どちらかというと横溝正史に関しては、にわかファンに近いかも
>>920 割引セーユって、とれくやいの頻度てありまつか?
とれくやい安くなりまつか?
>>921 角川のセールは年に3回くらい、50%前後の値引きとなりますね
ただし、『蔵の中・鬼火』 のように紙本が絶版となっている本は、正規の定価が分からないため
どれくらい安くなっているのかよく分からないところも
現在、『蔵の中・鬼火』、『真珠郎』 どちらのKindle版も 363円になっていますが、これは従来の
定価よりも少し安くなっているような気がします
半額セールになると、どちらも180円くらいで購入できる計算になります
あと、現在はクリスティ作品の原書Kindle版(英語)が 100円〜 と安くなっていますね
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1477811209/493 クリスティの英語は大人本としてはかなり易しい部類に入るらしく、アマゾンの英語難易度では、
児童書とおなじ区分に入る数少ない大人本となっているため、英語学習者にも人気があります
>>922 ありかとうこさいまつ!
180円て鬼火か買えゆって、kindleのセーユってそんなに安くなりまつの?!
真珠郎も絶対欲しい!
amazonアプリもkindleアプリ入れてまつけと、セーユのお知やせ通知か来たことないのてつか、とこを見てたや、横溝作品のセーユを逃さないてそうか?また、セーユは角川横溝作品全体に及ふのてそうか?
例えは、次のセーユて八つ墓は安くなゆけと鬼火や真珠郎は対象外、みたいな
クリツティの情報もありかとうこさいまつ!教えて頂きまつて誠に恐縮てつか、英語はそっと僕には無理てつ…
>>923 とりあえず、欲しい本をアマゾンの 「ほしい物リスト」 に放り込んでおき、毎日チェックしておけば
値引セールが来た時には値段が安くなっているので分かります
値引セールは、横溝作品全作が対象になることが多いですが、たまに一部作品だけが安くなる
こともありますね
>>925 ありかとうこさいまつ!
是非是非、そうして、セーユをチェックしたいと思いまつ!
ファイファンやトヤクエのケームのセーユなとは、タイトユ全部か一斉安くなゆわけさないのて、kindleもそうなのかなぁって、思いまつて
真珠郎も、すっと、欲しいと、読みたいと、思っていたんてつ(*^^*)
>>910 本の形で出版されたシナリオは他にも、
角川の大判『犬神家の一族』シナリオ決定稿、
東映文庫『悪魔が来りて笛を吹く』あり。
「悪魔が来りて笛を吹く」シナリオが全掲載されてるキネマ旬報を持ってる俺の勝ち具合は?
>>926 全冊買って、読み終わるまでここに現れなくていいよ
さようなら
「百日紅の下にて」久々に読み返したんだけどきもいわ〜
24歳の男が9歳の貧しいみなしご(美少女)をお金で買い取って
理想の女に仕立て上げていく
(理想の女とは昼間は淑女、寝室では野獣というあれ)
そして少女に初潮が来ると速攻で犯す
本人も言ってるようにこれは光源氏の真似なんだけどきもいね〜
でも考えてみると紫式部は女なわけで
きもいのは男でなくこんなこと考えた女の紫式部ってことになる
それとも実際にこういうことした男がいて、
紫式部はその男のしたことを元ネタにして小説にしたのだろうか?
あとおかしいのが
この男、若い(成人)女性の前に出ると体がぷるぷる震えちゃって口もきけない
だから30歳まで童貞で、自分が育て上げた少女が初めての女だったのに
なんかしらんが自分はすごいテクニックを持ってるって思い込んでて、
少女を性的に満足させられる男は自分だけ
自分以外のどんな男も少女を性的に満足させることはできないのだと自信満々なんだよね
これがおかしい
まあ自分が少女を性的にしこんだ男だからってことなんだろうけど
でもそんなの関係なくない?
女にとって最初の男はそれほど特別な存在なのだと思い込みたいのかもしれないけど
そんなことないよねぇ
仮に少女がほかの男を好きになってさ、その男が上手だったら普通に満足するよね
とにかくきもい男だよ
>>934 夏のお話てそ?
そんな感しのお話てつたねぇ〜
ても、そういう濃ゆくてキモい登場人物も、横溝作品の魅力さないてつか?
僕はそういうキャヤにわくわくしまつ
それに、世間にはそういう思い込みの激しい、近寄り難い人って、いまつよね
リアリティかあゆかや読者も、うわぁ〜って思うと思うんてつ
>>934 百日紅に反感を覚えた人は、谷崎潤一郎の 『痴人の愛』 を読んでみるといいかも
ナボコフの 『ロリータ』 もそうだけど、結局、そういう身勝手な男から女は去っていく
というか、痴人の愛の場合は立場が逆転する...
日本人のどろどろした性の世界というのは昔からいろいろと語り継がれている
下の歌も歌詞の作者は不詳らしい
山崎ハコ 「きょうだい心中」
ダウンロード&関連動画>>


@YouTube 俺は死姦のほうが気持ち悪い
まず、この時期なら臭いに堪えられないだろう
死姦といえばチャールズ・ブコウスキーの短編集 『町でいちばんの美女』 に
「人魚との交尾」 という作品があって、アレな題材を妙に文学的かつ爽やかに
描いていて、つくづく文学は奥が深いなぁと感心させられたことがある
この短編集は他にもタブーを突き抜けたような作品がいくつもあり、えぇーっ?
となる話ばかりなのだけど、どれもカラッとして乱歩みたくならないのが面白い
って、あれ? おっと、こちらは横溝正史スレだったw
チャールズ ブコウスキー 『町でいちばんの美女』
https://www.amazon.co.jp/dp/4102129111 >>935 横溝作品のほとんどの犯人はエキセントリックだよね
鉄まーつくん
>>941のようなのに負けちゃだめだよ
確実に鉄まーつくんはこのスレで受け入れられている
それが気に食わないアンチの僻みに過ぎないんだから
コンビニでつのだじろう版八墓村&悪魔の手毬唄買って読んで口ポカーンてなっちゃったよ
>>940 言えてゆ、言えてゆ!
キャヤ作りか上手いかや、実に読まてゆんてつよね
>>942 あいの、あいの!
アンチのストーカー行為か、キモいてつ
>>943 あれを面白いと抜かす「横溝クラスタ」とは距離を置きたいよな
たまいまきこの『女王蜂』『悪霊島』で1冊ならどう?
坂田靖子とかほしよりことかが意外と合いそうな気がする。描くわけないけど。
劇画の人はなんだかおどろおどろしすぎて横溝センセのとぼけた感じが出てないようだ
夏だと死体がヒヤッとしてて案外気持ちいいかもね。
数年前だが、仏さんになった爺さんの上に飼い猫が3匹も乗ってたから、つい吹いてしまったわ。
猫というのは非常に暑がりだからな。
>>945 つのだじろうセンセはガキの頃から親しんできたのだけれど、再構成にあそこまで失敗されちゃうとちょっと怒る気にもなれない。あいた口が半開きのままだ
耕ちゃんのルックスは、まあ、ありかな
>>943 怪奇&推理マンガとしては面白いんだけどね
横溝正史原作のマンガ化としては違うかなあ
>>943 でもつのだ版犬神家はあれはあれで面白かった。菊の扱いなんかウマい。
八墓のエクトプラズムとか手毬の乳出しとかもすさまじかった。
影丸版八墓や笛がいかにまっとうだったことか。
そういえばつのだ・影丸はバカ一代(バカかずよではないバカいちだい)でつながりがあるな。
全身釘を打たれた美女の半裸死体は手毬唄だっけか
オイオイ横溝はそこまでやらないよと引いた記憶が
長編ては八つ墓、犬神、笛、手毬歌あたりか人気なのはわかゆんてつけと、短編集て傑作な一冊は何たと思いまつか?
僕は湖泥とか蜃気楼とか入ってて、読みやすいし面白いのか多いのて、人面痩を推したいと思いまつ!
初読の際、蝙蝠と蛞蝓は怖くもないし真剣味か足りない感しかして、嫌いたったのてつか、再読してみまつと、ほっこりすゆオチか実に愉快て、ステキな小品!と思えまつた(*^^*)
>>912 おくればせながら、あなたのおかげで旧角川文庫コンプリートできた
シナリオ悪霊島以外では、「白と黒」の最初の表紙が入手まで苦労したな
今日獄門島を読んだ
これに匹敵する作品が後どのくらいあるんだろう
無いよ。
一番面白いのが獄門島で、以下、手毬唄、悪魔笛、犬神家、八つ墓村、本陣、病院坂、
女王蜂、仮面舞踏会、って感じ。
私は獄門島よりも、犬神家や手毬唄がおもしろかったなぁ
獄門島の場合、金田一があまりにも無能でイライラさせられた
自分も獄門より悪魔笛・犬神の方が面白かったなぁ
個人の感想です
これか横溝正史
面白いのかたくさんあゆ
ても笛は人気の割に面白くないてつかや、気をつけて
個人の感想てつ
>>961 > ても笛は人気の割に面白くないてつかや、気をつけて
こちらも同じ感想! (*´∀`)ハ(´∀`*) イェ〜イ☆
>>963 イエ〜、ノッてゆか〜い!
笛は、有名作品てつし、あやすしたけ読みまつと面白そうなんてつけと、実際全然、タメ!
夜歩くの知名度と、入れ替えたいてつ
笛は旅館のおばちゃんとこがあるだけで名作
手毬唄は総社の井筒のおいとちゃんがいるので名作
獄門や本陣の頃はまだ方言が弱い!
獄門島と笛と手毬唄はコクが合って面白い、それはエグ味でもあるけど、濃厚な味わいで
お腹一杯になってしまう。
獄門島と手毬歌は傑作てつけと…
笛ってそんなに濃厚てつか?
怪奇的なようて結構あっさりしていゆ印象
ても、タイトユ名たけは100点
>>954 あれは旧文庫の再編集本だからね
傑作揃いなのは当然
笛は
犯人の悲劇的な宿命、みたいなストーリーは面白い
つまり小説としては面白いんだけど
アザが遺伝するっていう前時代的な迷信がね〜
横溝先生のミステリ(探偵小説か)って、
ほとんどがきちんと論理的に作られてるのに
笛は違う
そこがマイナスなんだよ
>>971 それを言い出したら他の作品だってダメな点は幾らでもあるだろ
手毬唄だって某男の落とし子がたまたま全部手毬唄に出てくる屋号にぴったり一致するとか、どんな確率で起こる偶然だよ?とかさ
七つの仮面読んだ
事件はあっけなく解決した…が多いな
変態も多い
蝙蝠男は犯人が間抜け過ぎ
笛は展開かタユイ!めんとくさい!!
落ち着いてしっくり雰囲気を愉しみたいのに、昔とか今とか田舎とか東京とか
わさと複雑にすゆことて推理させにくくさせてゆ感しか、卑怯
悪魔が来りて笛を吹く
あの、椿邸の人たちって、毎日、誰が作る料理を食べていたの?
>>976 お種さんじゃないの?
でもサンドイッチの時の感じでは(運ぶほうの手伝いだけかも知れんけど)華子さんや美禰子や細い女(名前が出て来ないw)も手伝ったりはしてる感じもする
>>978 >>979 レスサンクス。やっぱりそうか。
食材調達は三島だしな。
あの時代、飯を調達するのも大変だったんだよな
俺なら餓死してるわ
敗戦の年は大凶作で翌年は食糧難、闇市には怪しい食料や酒が販売されており、
当時はメチルアルコールを混ぜた酒を飲み死ぬ人間も珍しくなかった
横溝正史によれば小栗虫太郎もメチルで亡くなった(*) とのことで、小栗の代打で
書き上げた作品が 『蝶々殺人事件』 だったという
*小栗虫太郎の死因は脳溢血とも言われている
小栗の息子の宣治氏はメチルが原因ではなく脳溢血だったと言ってるね
「日本探偵小説全集6 小栗虫太郎集」の「小伝・小栗虫太郎」参照
ところでこの全集の横溝正史集での栗本薫の解説は良かった
ああ 関係ないけど乱歩スレはついにワッチョイスレに移行してそれなりに人集まってきてますよ
住人がブチ切れて次を作らなかっただけ
1人2人書き込んでいる程度で移行してる感じでもないけどね
あれ、栗本の解説さえなきゃ最高の本だと思っていたが
手毬唄当時の総社と、現在の総社は風情が全然違うと聞いたことがあるがどうなんだろうね?
一度は行ってみたいのだが。
>>780 文庫版の初版「青い外套を着た女」は
中身は怖くないが表紙だけかなり怖いw
>>986 総社は中心部ぐらいしか行ったことないけど、普通の地方中小都市って感じだった記憶しかないなぁ…最後に行ったのは10年前だけどw
町から外れればどうかはわからないけど
地元の図書館か市役所に行けば
往年の町並みの写真が残っている確率が高いと思う。
>>976 それよりも事件後の椿家は3人でどこかに住むような話になってるが、年寄りのばーさんは今更どこで生きて行くのかちょっと心配になった
>>992 当時お金持ちが隠居するといえば鎌倉だった
>>991 いつの間にやらもう990越えか
ボサッとしてた
有り難う
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
life time: 212日 18時間 57分 26秒
2ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 2ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 2ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.2ch.net/ ▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.2ch.net/login.php
lud20250222215154caこのスレへの固定リンク: http://5chb.net/r/mystery/1486393913/
ヒント:5chスレのurlに http://xxxx.5chb.net/xxxx のようにbを入れるだけでここでスレ保存、閲覧できます。
TOPへ TOPへ
全掲示板一覧 この掲示板へ 人気スレ |
>50
>100
>200
>300
>500
>1000枚
新着画像
↓「【金字塔】横溝正史 第参章 [無断転載禁止]©2ch.net YouTube動画>15本 ->画像>13枚 」を見た人も見ています:
・【金田一】横溝正史ドラマスレ]\【由利】
・【横溝】ミステリ新人賞なんでも34【鮎川 】
・ドラゴボGTって公式に非正史なの?
・【横溝】ミステリ新人賞なんでも32【鮎川 】
・国民保護でシェルター整備=北朝鮮念頭に―自民 共産党・吉岡正史「やるべきは対話拒否論をやめ、外交努力に全身全霊を傾けること」
・正史の曹操って虐殺ばかりしてるよな
・【横溝】ミステリ新人賞なんでも21【鮎川 [無断転載禁止]
・正史『三国志』 三十巻
・【横溝】ミステリ新人賞なんでも51【鮎川 】
・【横溝】八つ墓村 3【尼子義孝】 [無断転載禁止]
・ムーンガンダムは正史です
・【質問なるほドリ】日本書紀、どんな書物? 日本最初の「正史」 古代を知る基本資料=回答・伊藤和史
・【横溝】ミステリ新人賞なんでも49【鮎川 】
・【正史】PSWに任豚堂が勝利したことはありません。歴史を振り返りましょう [無断転載禁止]
・ユニコーンを正史化して良かったのか? part.3
・2018 F1 GP 第10戦 イギリスGP lap3
・【PS4】 シェンムー3 第二十七章 ★2【PC】
・グランクレスト戦記 第三章
・ドラゴンクエスト 第59章
・幽霊競馬 第一章
・メンヘラ達の宴 第8章
・メンヘラ達の宴 第4章
・メンヘラ達の宴 第6章
・メンヘラ達の宴 第1章
・メンヘラ達の宴 第5章
・メンヘラ達の宴 第2章
・【DMM】プリンセスコネクト!Re:Dive 第25章
・こんな麻原彰晃は嫌だ 第109サティアン
・Enter the Gungeon 第13チェンバー
・【MTG】 金曜の夜の淫夢 第百三十六章
・2022 F1 第9戦 カナダGP LAP2
・[アンチ]セーラー万年筆 第1章
・●2020 motoGP 第14戦 バレンシアGP Lap7 修正
・【MTG】 金曜の夜の淫夢 第百五十四章
・【首都圏ネットワーク♪リンダ丼♪】林田理沙アナ 第80楽章【金曜の夜は注目〜クリック♪】
・22/7(ナナブンノニジュウニ) 第76章
・22/7(ナナブンノニジュウニ) 第117章
・真北斗無双 第2章 頂上決戦
・【不正天国】横須賀イベント総合5【着衣発狂】
・横浜マリンタワー休館
・横浜黄金町はヤバい街だったってホント?
・ビンゴ5 縦横斜め11ライン目
・【DQMSL】ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト非課金スレpart2762【コテ・顔文字・課金・ミネオ禁止]
・【統計不正】18年の実質賃金、ようやく公表 0.2%プラス→0.4%のマイナスだったことが判明 衆院調査局
・【DQMSL】ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト非課金スレpart2825【コテ・顔文字・課金・スフ禁止】
・【DQMSL】ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト非課金スレpart2768【コテ・顔文字・課金・ミネオ禁止】
・【DQMSL】ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト非課金スレpart2816【コテ・顔文字・課金・ミネオ禁止】
・【DQMSL】ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト非課金スレpart2783【コテ・顔文字・課金・ミネオ禁止】
・【DQMSL】ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト非課金スレpart2677【コテ・顔文字・課金・ミネオ禁止】
・金曜ドラマ「インハンド」第9話★1
・【DQMSL】ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト非課金スレpart2846【コテ・顔文字・課金・ノゴロー禁止】
・【DQMSL】ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト非課金スレpart2729【コテ・顔文字・課金・ミネオ禁止】
・金曜ロードSHOW!「豚小間ンドー」
・正字正假名遣で話すスレ 其の拾參
・【DQMSL】ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト非課金スレpart2594【コテ・顔文字・課金・ミネオ禁止】
・【DQMSL】ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト非課金スレpart2631【コテ・顔文字・課金・ミネオ禁止】
・やっぱり漢字メンバーって最低だな
・京橋の税金ドロボー 亀沢ケンタロー
・大人になったらファミマのレジ横にあるぐるぐる回るシャーベットドリンクをお金の心配せず飲みたかったのにあいつらあれを撤去しやがった
・にーがた民ゆきちん、反対車線からスリップして来た軽トラを華麗なハンドル捌きで回避 これ俺らなら半分正面衝突してただろ
・ツボ、ランプ錬金職人総合スレ★102
・【フランス】仏全土の刑務所、監房内に固定電話設置へ 違法携帯電話持込横行のため 固定電話の通話料金は1分間約108円
・【対北朝鮮】トランプ氏、また金正恩氏を揶揄「チビのロケットマン」「あちこちにミサイルを発射する狂った男」★3
・【DQMSL】【無能運営】ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト非課金スレpart2422【コテ・顔文字・課金禁止】
・【ボクシング連盟・助成金不正流用疑惑】在日コリアン出身会長の不正判定と横領疑惑に揺れる日本ボクシング界★3
04:31:47 up 45 days, 5:35, 0 users, load average: 7.58, 7.39, 10.16
in 0.051815032958984 sec
@0.051815032958984@0b7 on 022718
|