新型肺炎をめぐって中国のインターネット上でさまざまな情報が流れているが、目下、当局はデマ潰しに躍起になっている。もとより言論統制を強める習近平政権だが、今回はこの統制が裏目に出た。時間の経過とともに、「消された情報こそが真実だった」というケースが続出し、かえって社会を混乱させる事態を招いている。
振り返れば1月1日、武漢市で8人の男性がデマを流布した疑いで拘束された。8人は昨年12月30日、「SARSが出現した」とグループチャットでつぶやいた。すると誰かがこれを外部の友人に転送し、瞬く間に拡散。中国で疫病の発生などの情報を流せば、「治安管理処罰法」違反とされ、最悪の場合、7年の懲役となる。世間も「次につかまるのは俺か」とSNSの発信が静まった。
ところが、つぶやきの直後に、この8人は武漢市の3つの医療機関にそれぞれ勤務する医師だということが発覚した。同日の30日、武漢市当局が初めての情報公開を行うが「原因不明のウイルスによる肺炎患者が増えている」とするにとどまった。のちにウイルスは「SARSに似ている」こともわかってきた。1月20日、習国家主席が情報公開を支持すると表明したことから、新型肺炎をめぐる言論統制の空気が一変、ネット民も8人を「勇士」と呼び積極的に支持するようになる。2月7日、ついにこのうちひとりの医師が新型肺炎で死亡。今、中国のSNSは「真実こそ命を救う」と大騒ぎだ。
それでも、中国では瞬時にして削除される記事やコメントが多い。「魔女小稀」というハンドルネームの人物により1月24日に発信された内容は、「武漢では、どの病院も患者を受け入れない」という悲惨な実態だったが、当局によりデマという意味の「假」という烙印が押されている。しかし、現在、武漢市の病院がこうした状況にあることは、もはや周知の事実だ。「武漢市市長 職を辞してわびる」という見出しの記事もすでに削除されて読むことができない。隠蔽体質の中国では、当局が「これはデマだ」として取り締まる発信こそが真実なのかもしれない。
以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268807
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ところが、つぶやきの直後に、この8人は武漢市の3つの医療機関にそれぞれ勤務する医師だということが発覚した。同日の30日、武漢市当局が初めての情報公開を行うが「原因不明のウイルスによる肺炎患者が増えている」とするにとどまった。のちにウイルスは「SARSに似ている」こともわかってきた。1月20日、習国家主席が情報公開を支持すると表明したことから、新型肺炎をめぐる言論統制の空気が一変、ネット民も8人を「勇士」と呼び積極的に支持するようになる。2月7日、ついにこのうちひとりの医師が新型肺炎で死亡。今、中国のSNSは「真実こそ命を救う」と大騒ぎだ。
それでも、中国では瞬時にして削除される記事やコメントが多い。「魔女小稀」というハンドルネームの人物により1月24日に発信された内容は、「武漢では、どの病院も患者を受け入れない」という悲惨な実態だったが、当局によりデマという意味の「假」という烙印が押されている。しかし、現在、武漢市の病院がこうした状況にあることは、もはや周知の事実だ。「武漢市市長 職を辞してわびる」という見出しの記事もすでに削除されて読むことができない。隠蔽体質の中国では、当局が「これはデマだ」として取り締まる発信こそが真実なのかもしれない。
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