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浜松市浜北区を拠点に活動するミニバスケットボールのチーム「浜北チャイルドミニバスケットボールクラブ」の三十代の男性指導者が
練習時間中に複数の男児選手に体罰をしていたことが、チーム関係者の話で分かった。
県バスケットボール協会も実情を把握。同協会西部支部によると、男性指導者も体罰を認めているといい、
男性指導者に対し一年間の指導者資格の停止を求める案を決め、県バスケットボール協会に提出する。
チーム関係者によると、男性指導者は夏ごろ、教えた通りに動けない選手に対し、膝の屈伸運動を千回するように命じたり、突き飛ばしたりしたという。
猛暑の八月には一時間ほど、水分補給をさせなかったこともあったとされる。
選手の中には膝の痛みで通院したり、救急搬送されたりしたケースがあったという。
男性指導者は九月から、チームの指導に携わっていない。県バスケットボール協会は「暴力や体罰の撲滅をほかのチームの指導者にも伝え、徹底する」と再発防止を誓っている。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/tokai-news/CK2018102202000071.html