ツイッターのジャック・ドーシーCEOが9日、「ミャンマーは美しい」などとツイッターで発言したことに対して批判の声が相次いでいる。
この投稿に対してツイッター利用者から批判が殺到。「無知」で「無感覚」であるという声のほか、「横たわる死体を無視しながら休暇中に写真を撮るのは金持ちだけに任せよう」という痛烈な皮肉も出ている。
ドーシー氏に非難の声が殺到していることに関して、BBCやビジネスインサイダーなども報じた。
こうした批判の声にあるのは、フェイスブックやツイッター上でのヘイトスピーチがミャンマーのロヒンギャ危機を悪化させたという指摘だ。
8月のロイター通信による調査報道によると、国連の調査担当者がフェイスブックがイスラム教少数派のロヒンギャに対する暴力を先導したと発言。
「人間でないイスラム教徒の犬たち」などとフェイスブックで投稿されたことを指摘した。
また同調査担当者は、ツイッターでも「ミャンマーのロヒンギャは不法移民でテロリスト」という投稿があったことに言及。
ロヒンギャ70万人の避難民を出すきっかけとなったロヒンギャ族とミャンマー軍の衝突を受けて投稿されたもので、ヘイトスピーチとみなした。
https://jp.cointelegraph.com/news/twitters-ceo-is-criticized-over-his-remark-about-myanmar/amp