みんなの広場
緊張感ない自民党国会議員=契約社員・寺田暁弘・64
(東京都八王子市)
舌鋒(ぜっぽう)鋭く質問する自民党議員の姿をテレビで見て、なかなかやるものだと感心していたら、
築地跡地の活用をめぐる小池百合子東京都知事の公約違反を、自民党が野党として鋭く追及する都議会の中継だった。
国会では、政府にゴマをするような質問ばかりしている自民党議員だが、野党になればこうも変わるものかと思った。
野党の質問に的外れな答弁で時間を稼ぎ、答弁でのうそや間違いを閣議決定で「正しい」とごり押しする。
首相官邸に人事を握られている官僚もそれに倣ってか、変な理屈を振り回し、大問題を「問題ない」と言い繕う始末。
みっともなくて、とても子どもには見せられない。テレビで国会のニュースが少ないはずだ。
多数を占めて安心しているうちに緊張感がなくなったのだろう。国会はひどい状況だ。
国政でも野党になれば、自民党も少しはいいところを見せられるかもしれない。
熱烈な自民党ファンも、次の選挙では少し考えてみたらどうか。
https://mainichi.jp/articles/20190311/ddm/005/070/008000c