
4月1日、
重要な意味を持つ改正道路交通法が国内で施行された。
システムが運転を担う「自動運転」
の実現に対応したもので、
今回の改正でレベル3の自動運転が
法的に解禁されたことになる。
自動運転中のスマホ操作は罰せず
自動運転中の前方注意義務が免除されている点だ。
昨年12月の道路交通法改正で
一般車両運転中のスマホ操作など(ながら運転)
に対する罰則が大幅に強化されたが、
自動運転車両の自動運転中には、
そうした行為をしても罰せられない。
ただ、安全運転義務は免除されておらず、
寝るなどの行為は認められていない。
自動車事故の場合の刑事責任で主なものは、
自動運転過失致死傷
(懲役七年以下、または罰金100万円以下)や
危険運転致死傷
(懲役15年以下または罰金100万円以下)
など刑法上(自動車運転処罰法含む)
決まっているものがある。
レベル0 ドライバーがすべてを操作
レベル1 システムがステアリング操作、加減速のどちらかをサポート
レベル2 システムがステアリング操作、加減速のどちらもサポート
レベル3 特定の場所でシステムが全てを操作、緊急時はドライバーが操作
レベル4 特定の場所でシステムが全てを操作
レベル5 場所の限定なくシステムが全てを操作
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/toyokeizai/20200512-SYT8T1214728/amp/