岐阜・瑞浪市で8日、大型トラックが乗用車などと衝突し、4人が死傷する事故があり、トラック運転手の男が、酒を飲んで事故を起こしたとして逮捕された。
警察によると、男にけがはなかったが、事故直後、意識を失ったふりをしていた疑いがあるという。
8日午後6時ごろ、瑞浪市土岐町の国道19号線で、対向車線に飛び出した大型トラックが乗用車と正面衝突し、乗用車を運転していた多治見市の橋場温さん(57)が死亡。
助手席に乗っていた橋場さんの次女(20)と、事故に巻き込まれた軽乗用車の2人が軽傷。
警察は、酒を飲んで大型トラックを運転し、橋場さんを死亡させたとして、恵那市の本田一也容疑者(55)を逮捕した。
本田容疑者は、事故のあと、救急隊の呼びかけに反応しなかったため、意識不明として搬送されていた。
しかし、医師の診断の結果、けがは全くしていなかったことがわかり、警察は意識を失ったふりをしていた疑いがあるとみて調べている。
本田容疑者は、「覚えていません」などと、容疑を否認している。
https://www.fnn.jp/articles/-/105214