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米CIAが中国語のできる工作員を募集……中国側はスパイに対する「人民戦争」を表明
https://news.yahoo.co.jp/articles/b44b4db6bc93f571d456ff0326c102dccc34eb44
米国の中央情報局(CIA)が中国語の分かる工作員の募集を開始したことを受け、
中国軍事当局は関連メディア「鈞正平工作室」を通じ、大々的なスパイ対策を取ると表明した。
CIAは先日、外国語・科学技術・プログラム・数学などの分野で100人の専門家を募集。
ウィリアム・バーンズ局長は、特に中国語のできる人材募集に力を入れると発表していた。
アメリカに拠点を置く中国語ニュースサイト「多維新聞」によると、CIAは公式サイトに募集条件を掲載。
申請時に米国内に滞在してること、米国の公民であること、満18歳以上であること、
ワシントン市で勤務できること、安全検査・医療検査を受けることなどを列挙している。
また、中国語能力を特に重視するという。
積極的な募集の背景には、CIAが今年10月に「中国ミッションセンター(CMC)」を設置したことがある。
このような動きは、バイデン政権が中国を最大の競争者と位置づけたことを受け、米国の情報関連部門の再編が急速に行われていることを裏付ける。
これに関して、中国の軍事専門家・杜文龍氏は「米国の大国競争戦略は無数の脅威を産むもの」と批判している。