国際結婚の件数は、地域の事情や外国人の集まりやすさによって、都道府県ごとに差があります。そこで今回は、厚生労働省の発表している「人口動態調査」を元に、国際結婚が多い都道府県のランキングを紹介します。なおランキングは、各都道府県の総婚姻件数に占める「夫妻の一方が外国」の割合でランクづけを行っています。
第3位:愛知県(3.94%)
第3位は愛知県です。国際結婚の割合は3.94%でした。愛知県は自動車などの製造業が盛んで、古くから外国人労働者を多く受け入れてきました。愛知県によれば、2020年12月時点で外国人住民数は27万3784人、中でもブラジル人が22.0%を占めます。また国際結婚のうち、日本人男性とフィリピン人女性のペアが全体の3割近くを占めています。
第2位:東京都(4.76%)
第2位は東京都でした。国際結婚の割合は4.76%です。東京都はさまざまな国籍の外国人が集まるので、国際結婚の件数は多い印象がありますね。統計をみると、全体3521組のうち、日本人と中国人の国際結婚が799組でトップ。割合にすると22.7%となっているため、5組に1組はこの組み合わせになります。
第1位:沖縄県(4.77%)
第1位は沖縄県です。国際結婚の割合は4.77%でした。婚姻総数7276組のうち国際結婚は352組。そのうち日本人とアメリカ人のペアが240組と、全体の実に68%以上です。次いで日本人と中国人のペアが6.8%(24組)で続きます。
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/550902/