CM見合わせの企業は「フジテレビに損害賠償できる」弁護士&医師の石丸幸人氏が私見「CM停止はイケていない記者会見のやり方に起因」
昨年7月の東京都知事選に立候補した医師でもある石丸幸人弁護士(52)が20日、自身のユーチューブチャンネルを更新し、タレントの中居正広(52)の女性トラブルに端を発して、大企業がフジテレビへのCM放映を見合わせる事態が相次いでいることに言及。
企業側が広告料の返還を請求できるかどうかについて、弁護士の観点から私見を語った。
フジテレビは17日、港浩一社長が記者会見を開いたが、映像の撮影を認めず、質問を一部の新聞社、通信社に限定。
さらに週刊誌やフリーランス、ネットメディアは会見場にすら入れず、説明責任を果たすことへの後ろ向きな姿勢に批判が集まった。それもあってか、20日までにトヨタ自動車や明治安田生命、セブン&アイ・ホールディングスや日本マクドナルド、スズキなど大手企業がCM放送の見送りを決めたことが報じられた。
実際、フジテレビではACジャパンのCMに差し替えられたケースが散見され、石丸氏は「今回の(CM)出稿停止は、フジテレビのイケていない記者会見のやり方に起因するものと言えるのではないか」と指摘。「そうなると企業は損害賠償請求できると考えるのが法律家としては一般的かと思われる」との認識を示した。
その上で石丸氏は「AC差し替え分について、スポンサーはフジテレビに対して損害賠償請求するのかも今後注目していくポイント」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d04bc13c77ee3cb306ddc97872780ce32a70301