理科大など、金と炭素の動的共有結合性を利用した炭素ナノリング合成法を確立
東京理科大学(理科大)は8月9日、以前に研究チームが発見した「環状有機金錯体」を経由する「シクロパラフェニレン」(CPP)の合成法について、環状有機金錯体の生成機構を明らかにする過程で、その環状錯体化における金-炭素結合の迅速な交換反応が関与する動的共有結合性を明らかにし、その交換過程の反応機構を提唱したことを発表した。
また、この動的共有結合性を応用することで、CPP類の効率合成や大環状金錯体の再組織化を利用したCPP合成法の拡張に成功したことも併せて発表された。
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マイナビニュース 2022/08/15 08:30
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220815-2425215/